大明日2022カレンダー!納車や引っ越しは?仏滅や受死日と重なると?

日本の暦注にある「大明日」という言葉をご存じでしょうか?
読み方は「だいみょうにち」、意味は「天地を通る道が開き、太陽の光が世の中の隅々を照らす日」とされています。
日本固有の「七箇の善日(ななこのぜんにち)」の1つとされる大吉日に当たります。
2022年の大明日に関するカレンダーをまとめていますので、日々の過ごし方の参考にしてくださいね。
最近では「車の納車」「引っ越し」「入籍や結婚式」の日取りとして相応しいか、気になる方も多いようです。
また、仏滅や不成就日などの凶日が重なると、吉日の効果は半減するのか考え方を整理しておきましょう!
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大明日2022カレンダー!
「七箇の善日」を含めた暦注の中でも比較的日数が多い吉日となっています。
1月~12月に分けてまとめていますので、2022年の行動の指針にするとよいでしょう!
大明日の由来については後述していますが、命の源でもある太陽エネルギーの恩恵を受けられる日と覚えておくとわかりやすいですね。
尚、カレンダーには「六曜」の他、「七箇の善日」「一粒万倍日」などの吉日、「三箇の悪日(大禍日・狼藉日・滅門日)」「不成就日」「受死日」「三隣亡」などの凶日も掲載しています。
【カレンダー・吉凶の見方】
- 赤文字=七箇の善日 緑文字=一粒万倍日(※ともに吉日)
- 黒文字=三箇の悪日 不成就日 受死日(黒日) 十死日 三隣亡(※いずれも凶日)
1月の大明日
1月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
1月3日(月) | 赤口 | 大明日| |
1月5日(水) | 友引 | 大明日|神吉日|母倉日|三隣亡 |
1月6日(木) | 先負 | 大明日|神吉日 |
1月7日(金) | 仏滅 | 大明日|鬼宿日|神吉日|月徳日 |
1月8日(土) | 大安 | 大明日|神吉日|狼藉日|不成就日|受死日 |
1月16日(日) | 先勝 | 大明日|神吉日|母倉日|不成就日 |
1月17日(月) | 友引 | 大明日|神吉日|母倉日|月徳日|三隣亡 |
1月18日(火) | 先負 | 大明日| |
1月19日(水) | 仏滅 | 大明日|神吉日 |
1月20日(木) | 大安 | 大明日|神吉日|狼藉日|受死日 |
1月24日(月) | 先負 | 大明日|神吉日|十死日|不成就日 |
1月26日(水) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|一粒万倍日 |
1月29日(土) | 友引 | 大明日|天恩日|神吉日|母倉日|三隣亡 |
1月31日(月) | 仏滅 | 大明日|神吉日 |
2月の大明日
2月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
2月3日(木) | 先負 | 大明日|不成就日 |
2月8日(火) | 友引 | 大明日| |
2月11日(金) | 大安 | 大明日|不成就日 |
2月18日(金) | 赤口 | 大明日| |
2月20日(日) | 友引 | 大明日| |
2月21日(月) | 先負 | 大明日|神吉日|滅門日 |
2月22日(火) | 仏滅 | 大明日|神吉日|月徳日|一粒万倍日 |
2月23日(水) | 大安 | 大明日|神吉日 |
2月25日(金) | 先勝 | 大明日|天恩日|神吉日 |十死日 |
2月26日(土) | 友引 | 大明日|天恩日|受死日 |
2月27日(日) | 先負 | 大明日|天恩日|神吉日|母倉日|大禍日|不成就日|三隣亡 |
3月の大明日
3月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
3月4日(金) | 先負 | 大明日|鬼宿日|月徳日|不成就日 |
3月6日(日) | 大安 | 大明日|神吉日|大禍日 |
3月7日(月) | 赤口 | 大明日|神吉日 |
3月8日(火) | 先勝 | 大明日|神吉日 |
3月9日(水) | 友引 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
3月17日(木) | 仏滅 | 大明日|神吉日|十死日 |
3月18日(金) | 大安 | 大明日|神吉日|大禍日 |
3月19日(土) | 赤口 | 大明日| |
3月20日(日) | 先勝 | 大明日|神吉日|不成就日 |
3月21日(月) | 友引 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
3月25日(金) | 赤口 | 大明日|神吉日 |
3月27日(日) | 友引 | 大明日|天恩日|神吉日|狼藉日 |
3月30日(水) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|大禍日 |
4月の大明日
4月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
4月1日(金) | 先負 | 大明日|鬼宿日|神吉日|月徳日|不成就日 |
4月4日(月) | 赤口 | 大明日|母倉日 |
4月9日(土) | 大安 | 大明日|月徳日|不成就日 |
4月12日(火) | 友引 | 大明日|滅門日 |
4月19日(火) | 先負 | 大明日|月徳日 |
4月21日(木) | 大安 | 大明日| |
4月22日(金) | 赤口 | 大明日|神吉日|母倉日 |
4月23日(土) | 先勝 | 大明日|神吉日|母倉日|狼藉日|三隣亡 |
4月24日(日) | 友引 | 大明日|神吉日|滅門日 |
4月26日(火) | 仏滅 | 大明日|天恩日|神吉日 |
4月27日(水) | 大安 | 大明日|天恩日 |
4月28日(木) | 赤口 | 大明日|天恩日|神吉日|受死日 |
5月の大明日
5月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
5月3日(水) | 赤口 | 大明日| |
5月5日(木) | 友引 | 大明日|神吉日 |
5月6日(金) | 先負 | 大明日|神吉日 |
5月7日(土) | 仏滅 | 大明日|神吉日|月徳日|大禍日 |
5月8日(日) | 大安 | 大明日|神吉日|狼藉日|十死日 |
5月16日(月) | 先勝 | 大明日|神吉日|受死日 |
5月17日(火) | 友引 | 大明日|神吉日|月徳日 |
5月18日(水) | 先負 | 大明日| |
5月19日(木) | 仏滅 | 大明日|神吉日|大禍日 |
5月20日(金) | 大安 | 大明日|神吉日|狼藉日|十死日|不成就日 |
5月24日(火) | 先負 | 大明日|神吉日 |
5月26日(木) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|母倉日|一粒万倍日 |
5月29日(日) | 友引 | 大明日|天恩日|神吉日 |
5月31日(火) | 赤口 | 大明日|神吉日|大禍日 |
6月の大明日
6月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
6月3日(金) | 先負 | 大明日|不成就日|三隣亡 |
6月8日(水) | 友引 | 大明日| |
6月11日(土) | 大安 | 大明日|不成就日 |
6月18日(土) | 赤口 | 大明日|母倉日|三隣亡 |
6月20日(月) | 友引 | 大明日| |
6月21日(火) | 先負 | 大明日|神吉日|一粒万倍日|十死日 |
6月22日(水) | 仏滅 | 大明日|神吉日|月徳日|一粒万倍日 |
6月23日(木) | 大安 | 大明日|神吉日 |
6月25日(土) | 先勝 | 大明日|天恩日|神吉日|滅門日 |
6月26日(日) | 友引 | 大明日|天恩日 |
6月27日(月) | 先負 | 大明日|天恩日|神吉日|不成就日 |
7月の大明日
7月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
7月2日(土) | 先勝 | 大明日|月徳日 |
7月4日(月) | 大安 | 大明日|神吉日|一粒万倍日|不成就日 |
7月5日(火) | 赤口 | 大明日|神吉日 |
7月6日(水) | 先勝 | 大明日|神吉日 |
7月7日(木) | 友引 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
7月15日(金) | 仏滅 | 大明日|神吉日|母倉日 |
7月16日(土) | 大安 | 大明日|神吉日|母倉日|一粒万倍日|受死日|三隣亡 |
7月17日(日) | 赤口 | 大明日| |
7月18日(月) | 先勝 | 大明日|神吉日 |
7月19日(火) | 友引 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
7月23日(土) | 赤口 | 大明日|神吉日|十死日 |
7月25日(月) | 友引 | 大明日|天恩日|神吉日|狼藉日 |
7月28日(木) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|母倉日|一粒万倍日|受死日|不成就日|三隣亡 |
7月30日(土) | 友引 | 大明日|神吉日|月徳日 |
8月の大明日
8月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
8月2日(火) | 大安 | 大明日| |
8月7日(日) | 仏滅 | 大明日|母倉日|月徳日 |
8月10日(水) | 先勝 | 大明日|母倉日|一粒万倍日 |
8月17日(水) | 友引 | 大明日|月徳日 |
8月19日(金) | 仏滅 | 大明日|鬼宿日|母倉日 |
8月20日(土) | 大安 | 大明日|神吉日|大禍日 |
8月21日(日) | 赤口 | 大明日|神吉日|狼藉日 |
8月22日(月) | 先勝 | 大明日|神吉日|母倉日|一粒万倍日 |
8月24日(水) | 先負 | 大明日|天恩日|神吉日|十死日|不成就日 |
8月25日(木) | 仏滅 | 大明日|天恩日|母倉日 |
8月26日(金) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|滅門日|三隣亡 |
8月31日(水) | 赤口 | 大明日|母倉日 |
9月の大明日
9月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
9月2日(金) | 友引 | 大明日|神吉日|狼藉日 |
9月3日(土) | 先負 | 大明日|神吉日|母倉日|一粒万倍日 |
9月4日(日) | 仏滅 | 大明日|神吉日 |
9月5日(月) | 大安 | 大明日|神吉日|十死日|不成就日 |
9月13日(火) | 先勝 | 大明日|神吉日|十死日|不成就日 |
9月14日(水) | 友引 | 大明日|神吉日|月徳日|滅門日 |
9月15日(木) | 先負 | 大明日|母倉日|受死日 |
9月16日(金) | 仏滅 | 大明日|鬼宿日|神吉日|一粒万倍日 |
9月17日(土) | 大安 | 大明日|神吉日|狼藉日 |
9月21日(水) | 先負 | 大明日|神吉日|母倉日|不成就日 |
9月23日(金) | 大安 | 大明日|天恩日|神吉日|一粒万倍日 |
9月26日(月) | 先負 | 大明日|天恩日|神吉日|滅門日|不成就日 |
9月28日(水) | 大安 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
10月の大明日
10月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
10月1日(土) | 友引 | 大明日| |
10月6日(木) | 先勝 | 大明日|母倉日 |
10月9日(日) | 仏滅 | 大明日|大禍日 |
10月16日(日) | 大安 | 大明日|受死日 |
10月18日(火) | 先勝 | 大明日| |
10月19日(水) | 友引 | 大明日|神吉日|母倉日 |
10月20日(木) | 先負 | 大明日|神吉日|母倉日|月徳日|一粒万倍日|不成就日|三隣亡 |
10月21日(金) | 仏滅 | 大明日|神吉日|大禍日 |
10月23日(日) | 赤口 | 大明日|天恩日|神吉日|一粒万倍日 |
10月24日(月) | 先勝 | 大明日|天恩日 |
10月25日(火) | 仏滅 | 大明日|天恩日|神吉日 |
10月30日(日) | 先負 | 大明日|月徳日 |
11月の大明日
11月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
11月1日(火) | 大安 | 大明日|神吉日|母倉日|一粒万倍日|三隣亡 |
11月2日(水) | 赤口 | 大明日|神吉日|大禍日 |
11月3日(木) | 先勝 | 大明日|神吉日 |
11月4日(金) | 友引 | 大明日|神吉日|一粒万倍日 |
11月12日(土) | 仏滅 | 大明日|神吉日 |
11月13日(日) | 大安 | 大明日|神吉日|不成就日 |
11月14日(月) | 赤口 | 大明日| |
11月15日(火) | 先勝 | 大明日|神吉日|母倉日|滅門日|受死日 |
11月16日(水) | 友引 | 大明日|神吉日|母倉日|一粒万倍日|十死日 |
11月20日(日) | 赤口 | 大明日|神吉日 |
11月22日(火) | 友引 | 大明日|天恩日|神吉日|狼藉日 |
11月25日(金) | 赤口 | 大明日|天恩日|神吉日 |
11月27日(日) | 友引 | 大明日|神吉日|母倉日|月徳日|滅門日|受死日 |
11月30日(水) | 大安 | 大明日|三隣亡 |
12月の大明日
12月の大明日 | 六曜 | 吉日・凶日 |
12月5日(月) | 仏滅 | 大明日| |
12月8日(木) | 先勝 | 大明日| |
12月15日(木) | 友引 | 大明日|月徳日|三隣亡 |
12月17日(土) | 仏滅 | 大明日| |
12月18日(日) | 大安 | 大明日|神吉日|十死日 |
12月19日(月) | 赤口 | 大明日|神吉日|狼藉日 |
12月20日(火) | 先勝 | 大明日|神吉日 |
12月22日(木) | 先負 | 大明日|天恩日|神吉日|母倉日|大禍日|不成就日 |
12月23日(金) | 赤口 | 大明日|天恩日 |
12月24日(土) | 先勝 | 大明日|天恩日|神吉日|一粒万倍日 |
12月29日(木) | 赤口 | 大明日| |
12月31日(土) | 友引 | 大明日|神吉日|狼藉日 |
神吉日2022カレンダー!入籍や結婚式?仏滅や不成就日と重なると?
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大明日の由来と日取りの決め方!
大明日の発祥の由来をさかのぼると、中国で510年から80年間使用されていた太陰太陽暦(旧暦)の暦法の1つ「大明暦(だいめいれき)」から来ています。
中国で衰退後、日本の民間信仰の間で普及し、わが国独自の暦注として定着したようです。
上記カレンダーを改めて確認すると、2022年の大明日は152日もあります。
昨年より2日減ってはいるものの、大体1年の4割以上の日数を占める計算になりますね。
太陽の光が遍く世の中を照らすという恩恵により、すべての吉事や善事について大吉とされていますので、比較的日数が多いという点は嬉しい限りですね。
大明日の日取りの決め方は、暦注を定める「撰日法(選日法)」の3種類(月切り・節切り・不断)の内、不断が採用されています。
不断とは、暦月や節月に関係なく一定の干支のみで構成されるもので、同じ「七箇の善日」では天恩日も該当します。
日本の干支(十干と十二支)は60通りがありますが、大明日は下記25種類の干支が割り当てられています。
大明日の十干十二支 | ||
己巳 | 庚午 | 辛未 |
壬申 | 癸酉 | 丁丑 |
己卯 | 壬午 | 甲申 |
丁亥 | 壬辰 | 乙未 |
壬寅 | 甲辰 | 乙巳 |
丙午 | 丁未 | 己酉 |
庚戌 | 辛亥 | 丙辰 |
戊午 | 己未 | 庚申 |
辛酉 |
十干=甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類。
十二支=子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類。
「10×12=120日」の内、干支の組み合わせは半数ですので、60日で一巡することになります。
これを年数に割り当てることもありますが、60年で自分の誕生年の干支に還ることを「還暦」「本卦還り(ほんけがえり)」などといいます。
大明日の日取りを決める不断では60日中25日を占めていますので、2022年に限らず日数も多くなっています。
せっかくの吉日ですし、日々の暮らしの中でも有効な過ごし方をしたいところですね!
大明日に納車や引っ越しはOK?
建築関係、職場やお店の移転、旅行などは特によいとされる日ですが、「万事に大吉」とされているため全く問題無いでしょう。
新車の場合、車の購入から納車までの期間は3~4週間かかることが多いため、大明日に依頼したい場合は早めにカレンダーをチェックしておきましょう。
通常、契約後に業者側が「引き当て」を行い、工場で製造された同じ車種の予約を行っています。
2週間後にディーラーに届いた後、点検・整備・オプション取り付けなどの工程を経て納車となります。
神社に交通安全祈願を依頼される方も含め、自分に都合のよい大明日を選んでおいて、逆算して納車の日取りをディーラーに伝えておきましょう!
また、引っ越しも「出来れば縁起の良い日に」と考える方が多いですが、土日などの休日にしか行えないこともありますよね。
比較的日数の多い吉日とはいえ、業者に依頼される方は早めに契約しておいた方が良いかもしれません。
もともと大明日は移転などにも最適な吉日ですし、引っ越しの日取りとしてもオススメです。
車の購入や住居移転などは面倒な手続きも多いですが、それらも全て踏まえて日程を組むのが理想的ですね!
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大明日に入籍や結婚式はOK?
特に凶とされる事柄はありませんし、すべてにおいて大吉ですのでカップルの記念日などに籍を入れることもオススメです。
特に結婚式の場合、家族や親族の中には「大安」を勧める年配者の方も多いと思いますので、両者が重なる日を選んでもよいですね。
「七箇の善日」の中には、大明日以外にも最高の吉日といわれる「天赦日」や婚礼によいとされる「母倉日」、神前挙式に向いている「神吉日」などもあります。
それら単独でも十分入籍や結婚式に向いていますが、なるべく縁起の良い日が重なる日を選ぶと新婚生活もハッピーなものになりそうですね。
その他、撰日の1つである「一粒万倍日」も婚姻に人気のある吉日ですので、併せて検討してみてくださいね。
暦注には由来が曖昧で科学的根拠の乏しいものも多いため、今では迷信的要素が強くなっている傾向もあります。
大明日のような吉日にこだわる人も少なくなっていますが、「とりあえず縁起のよい日に」という方は入籍する際などの日取りの候補に入れておいてくださいね。
昨今、離婚率も上昇していますが、やはり婚姻に関しては「人生の大きな節目」と考えるべきです。
後々後悔ぜずに済むよう、カレンダーを見ながら納得できる日取りを選んでおいて損はありませんよね。
大明日と仏滅や受死日が重なると?
この場合、縁起のよさが失われたり、半減したりするのではないかと心配される方もいます。
特に、六曜の中の仏滅は最も身近な凶日ですし、受死日に関しては「暦注の中でも最悪の大凶日」と捉えらることも多いです。
それぞれの定義によっても大明日と重なる際の考え方が変わってくると思いますので、ここで整理しておきましょう!
14世紀頃、中国から伝わった六曜(六輝)の中でも終日凶とされる大凶日。
もともとは「虚亡」や「空亡」と呼ばれていたものが虚しいという意味で「物滅」となり、さらに「仏滅」へ変化した。
物滅は「すべての物が滅び、新しく物事が始まる」という、よい意味で使われていた。
最終的に「仏」の文字が使われることになったが、仏教や御釈迦様の入滅(死)とは無関係で、大安に繋がる1日でもあることから、午後からは吉とする考え方もある。
発祥の由来は不明で、カレンダーなどに「●日」と表記されるため「黒日」と呼ばれることもある。
受死日に病気に罹ると必ず死ぬといわれる最悪の大凶日で、この日は他の吉日・凶日を気にする必要がないともいわれている。
葬儀だけは問題ないとされているが、病気見舞いや旅行などは特に凶とされる。
下手に動くと死に至ることもあると恐れられている日。
仏滅はよい意味から悪い意味へと変化した日といわれているため、大明日と重なってもあまり気にする必要は無さそうです。
六曜自体に科学的根拠が無いとされていることもあり、現在では全く気にしないという人も多いです。
ただし、考え方は人それぞれですし、特に年配の方は大安や仏滅を信じる傾向がありますので、イベントの日取りを決める際は注意する必要もあります。
大明日よりカレンダーで見かけることも多いため、逆に迷信的要素が強くなっていると感じられます。
また、受死日に関しては由来が不明であることから、馴染みが薄い暦注の1つといえます。
意味を知ると怖くなるほどの大凶日ですが、日頃は意識することなく過ごしている方も多いと思います。
大明日と重なると少し不安になりがちですが、吉日の効果が失われるかというと人それぞれ見解も分かれてくるでしょう。
気になる方は物事を回避するのもよいですが、あまりこだわり過ぎるのも生活しづらくなってきますよね。
なるべく「吉日が重なると尚良い」「凶日が重なる日は物事を回避したい」くらいの考え方でよいかと思われます。
大明日と仏滅や受死日が重なっても、行動するかしないかは基本的に個々の判断に任されることになりそうです。
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大明日の効果を打ち消す日はある?
たとえ「万事に大吉」とされる大明日であっても、その効果を打ち消す日(大凶日)の存在も気になってしまいますよね。
仏滅や受死日以外だと、主に「不成就日」や「三隣亡」などが挙げられます。
不成就日とは、大吉日として有名な「一粒万倍日」と同じ撰日の1つで、「何事も成就しない日」を意味する凶日です。
つまり、入籍、結婚式、引っ越し、開店、移転、納車、願い事なども全てNGとされており、大明日と重なるとせっかくの効果を打ち消す日になる可能性を秘めています。
また、「三隣亡」も撰日の1つで、古くから建築に関することは全て忌み嫌われてきた歴史があります。
その名の通り、この日に建築事を行えば「三軒隣まで滅ぼす」と恐れられてきました。
現在でも建築関係者の間では大凶日と考え、地鎮祭や棟上げ、土起こしなどを回避されるケースも多くなっています。
大明日の特徴の1つに「特に建築によし」とあることから、吉日の効果を打ち消す日と考えても不思議ではありません。
ただし、凶日とされる日は他にもたくさんありますし、あまり気にし過ぎると生活する上でがんじがらめになってしまいます。
人間の心理として恐れる気持ちはわかりますが、なるべく縁起のよい日が重なる日に大事なイベントなどを行うようにすると問題はないでしょう!
前述した通り、2022年の大明日は152日もありますので、カレンダーをチェックしておくと吉日が重なる日にずらしたり、日を改めることもできますよ。
わざわざ縁起のよさを打ち消すような凶日と重なる日を選ぶ必要はありませんよね。
大明日は太陽の光の恩恵により、すべての凶日の負のパワーの打ち消すという説もあります。
この説も曖昧さを残していますが、ポジティブに捉えることもできますよね。
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大明日2022カレンダー!のまとめ
「七箇の善日」の中でも大吉日と位置付けられている大明日。
太陽の光は私達に計り知れない恩恵を与えてくれているという象徴のような日でもあります。
2022年はその縁起のよさにあやかって、ぜひよい1年にしたいですね。
基本的には「万事に大吉」とされていますが、他の吉日と重なる日を選ぶと何をやっても上手く事が運びそうです。
心理的に恐れがちな凶日と重なることもありますが、大明日は152日も巡ってきます。
大きなイベントを行ったり参加したりする際には、あらかじめカレンダーをチェックして日程を調整するのもオススメですよ。
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