北枕で寝るとどうなる?風水での良い考え方や健康維持効果アップも!

ベッドや布団で寝る時、枕の位置が気になったりしませんか?
寝付き云々はさておき、昔から縁起が悪いといわれているのが「北枕で寝ること」ですよね。
子どもながらに「なぜだろう?」と考えていた人も多いと思います。
仏教やお釈迦様に関心のある方だと、その理由もよくわかりますよね…。
ただし、実際に北枕で寝るとどうなるのかと調べていると、風水での考え方や健康維持効果においても良いことばかりなのです。
むしろ今すぐ実践することをオススメしたいくらいですので、詳しくご紹介しますね!
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北枕で寝ると縁起が悪いといわれる理由は?
そもそも、4方角ある中でなぜ北枕で寝ると縁起が悪いといわれるのかご存知でしょうか…。
この理由には、仏教の開祖として知られるお釈迦様が深く関わっています。
お釈迦様の入滅の際の向きだったから?
お釈迦様(ガウタマ・シッダールタ)は、クシナガラという村を旅している途中に入滅されました。
その最期は、スーカラマッタヴァという料理を食べたせいで激しい腹痛に襲われ、サーラ(沙羅)の林に横たわり、80歳の生涯に幕を降ろされたのです。
仏教発祥の国であるインドでは、場所がどこであっても「寝る時には故郷の方に頭を向けること」が習慣とされていました。
お釈迦様が旅をしていたクシナガラから故郷であるカピラヴァストゥの方角はちょうど北向きでした。
そして入滅される際も、頭を北に向けて静かに息を引き取られました。
その様子を見守っていた弟子たちは、仏教徒が亡くなる度に頭を北に向けてあげるようになったといわれています。
しかし、お釈迦様と同じ向きに寝ることは、決して縁起が悪いと考えるべきではないのかもしれませんね。
一部の弟子たちや部外者が「北枕で寝るのは死人だけ」と解釈したことが、いずれ誤解を招くきっかけとなったようです。
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今でも遺体安置の向きだから?
日本では、今でも遺体安置の向きとして北枕を採用しています。
宗派にもよりますが、死を「穢(けが)れ」などと悪い意味で捉える習慣が今でも強く根付いていますよね。
身内に不幸があった際も涙を流し、悲しみに暮れるのもそのためですよね…。
「北枕で寝るのは死人だけ」ということで、未だに縁起が悪いとされる理由となっています。
亡くなった方が極楽浄土へ旅立ち、すべての煩悩や苦痛から解放されると考えることができれば、残された私たちは少し気持ちが楽になるのかもしれませんね。
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北枕で寝るとどうなる?風水での考え方は?
では、今を生きている私たちが、北枕で寝るとどうなるのか気になりますよね…。
良いことが起こることもなく、凶となる日々を過ごすとは考えにくいです。
風水での考え方を知っておく必要があるといえます。
仕事運や金運アップが見込める!
意外にも風水においては、北枕で寝るのはとても良いこととされています。
そもそも北は「お金が貯まる方角」といわれているので、金運アップに非常に効果的なのです。
当然ですが、財産が貯め込めるようになるということは、仕事運のアップにも繋がります。
金運や仕事運に恵まれていないという人は、北枕で寝てみることをオススメします。
人間関係のトラブル回避にも!
風水での北向きは「柔軟さ」「穏やかさ」という意味でも効果があります。
穏やかな環境や人間的な性格、考え方の柔軟さを呼び込むため、人間関係でトラブルを抱えている人にも最適です。
特に、ご近所付き合いや仕事上の人間関係のトラブルは、ぜひ回避したいところですよね…。
何らかの問題を抱えて悩んでいる人は、北枕で寝ることも検討してみましょう!
北枕で寝ると頭寒足熱で健康維持効果もアップする?
日本では、北から南に向かって「地球の磁場」が作用しています。
磁場とは磁力が働く範囲のことで、磁界とも呼ばれることもあります。
北枕で寝るとこの磁場に沿って体を置いていることになり、体にとって良い影響を与えるといわれています。
また、北向きに頭を置いて寝ると、頭寒足熱の形になります。
足が冷えると血流が悪くなってしまいます。
さらに、血の巡りを良くしようと頭側から頑張って血流を促すため、とても疲れやすくなります。
しかし、北枕で頭を冷やす方向に、足を温める方向にすると、頭寒足熱の理想的な形になるのです。
磁場の影響で血行促進にも効果があるので、疲労回復をはじめ健康維持効果がアップします。
最近疲れやすいという時は、北枕で寝ると体調に変化が現れるかもしれませんね。
「科学的根拠に乏しい」という考え方もありますが、人間は地球や月の引力を受けながら生きていることを考慮すると、地球全体や宇宙レベルで何かしらの影響を受けているかもしれません。
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インドでは北枕が当たり前!
日本では忌み嫌われてきた感が否めませんが、インドでは北枕で寝ることが習慣化されています。
お釈迦様が入滅された向きで寝ることで「極楽浄土へ行けるように」という強い思想があるようです。
今までの日本とは真逆の考え方ですが、それが当たり前となっています。
お釈迦様により仏教が誕生したインドらしい発想ですね。
最近では、日本でも風水などを取り入れる人が増えたため、北枕で寝ることも敬遠されることが少なくなっているようです。
部屋の模様替えでも、選択肢が増えることは良いことですね。
金運や仕事運アップを願う人や体調不良が続いている方は、寝る向きを変えてみるのも良いでしょう!
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