立夏とは?2023年はいつ?七十二候や季語、旬の食べ物について!

2021年3月28日行事・カレンダー

立夏とは 2023年 いつ 七十二候 いつの季語 旬の食べ物

立夏とは、古代中国の戦国時代に作られた暦法・二十四節気の1つです。

暦の上では春から夏に移行する節目なので、2023年はいつなのか気になる人も多いと思います。

 

また、「立夏の意味は?」「七十二候は?」「いつの季語?」といった疑問もありますよね。

その他、立夏の頃の風物詩として旬の食べ物もまとめてみました。

 

そこで今回は、立夏とは?2023年はいつ?七十二候や季語、旬の食べ物について!というテーマでご紹介します。

Sponsored Link

 

立夏とは?

立夏とは

立夏とは、1年を24等分の季節に分けた二十四節気の7番目の節気です。

読み方は「りっか」、意味は文字通り「夏の気配が立ち始める頃」を表しています。

 

暦の上(旧暦基準)では立夏~立秋が「夏」なので、春が終わり夏の訪れを表す節気となります。

例年5月に巡ってくるため気候も温暖で、風薫る爽やかな季節の到来をイメージさせますね!

 

また、二十四節気は旧暦最後の「天保暦」より、黄道上を通る太陽の視位置で日付を決める「定気法」を基準としています。

この定気法によると、立夏は太陽黄経45度に達する瞬間を含む日と定義されています。

 

新暦(グレゴリオ暦)とは異なり、旧暦(太陽太陰暦)では四月前半の節気という意味で「四月節」と呼びます。

ひとくちメモ
二十四節気では、1番目の立春をはじめとする奇数番目を「節気」、2番目の雨水をはじめとする偶数番目を「中気」と呼びます。節気と中気を1セットとして1か月を構成するため、7番目の立夏は1年の内で「4番目の月の前半」に当たる節気です。

立夏は四立の1つ

四立

立夏とは、暦の上で春夏秋冬の始まりを表す節目「四立(しりゅう)」の1つとしても有名です。

1年間に訪れる四立の順番は「立春・立夏・立秋・立冬」となります。

 

四立は1太陽年(360度)を4等分したもので、「360度÷4(四季)」という計算により、太陽黄経はそれぞれ90度ずつ移行しています。

詳細は以下の通りです。

四立 太陽黄経
立春 315度
立夏 45度
立秋 135度
立冬 225度

※太陽黄経の起点となる0度は3月21日頃の春分です

また、春夏秋冬それぞれの中間に当たる「春分」「夏至」「秋分」「冬至」も太陽黄経がそれぞれ90度ずつ移行しています。

「夏至と冬至」を「二至(にし)」、「春分と秋分」を「二分(にぶん)」といいますが、四立と合わせて「八節(はっせつ)」といいます。

 

立夏とは1年間の季節の節目となる「四立」で1つであり、「八節」の1つでもあります。


Sponsored Link

立夏2023年はいつ?時間は?

立夏 2023年 いつ

2023年(令和5年)の立夏は5月6日(土)となっています。

日本の国立天文台(NAOJ)が発表している、太陽黄経45度に達する時間は午前3時19分です。

 

日付は太陽の周りを公転する地球の位置や閏年(1日多い)の影響を受けるため、毎年固定ではありません。

ちなみに、2024年から立夏は3年連続で5月5日になりますが、2027年には5月6日と予想されています。(※天文計算による予測なので正式決定ではありません)

立夏2023年の期間はいつからいつまで?

立夏は、1年を24等分の季節に分けた二十四節気の1つなので、もともと期間を表しています。

2023年の立夏の期間は5月6日(土)~5月20日(土)の15日間です。

 

次の節気(中気)となる「小満」が5月21日(日)なので、その前日までとなります。

ちなみに、黄道12星座のおうし座生まれの人は4月20日~5月20日ですが、立夏はおうし座の後半とほぼ重なっています。(※前半の穀雨は4月20日~5月6日です)

立夏の七十二候は?

立夏 七十二候

七十二候とは、二十四節気のそれぞれの節気(中気)をさらに「初候・次候・末候」の3つの季節に分け、その頃の自然の様子を短文にして表したものです。

「24節気×3=72候」という計算式が成り立ちますが、それぞれ約5日間と短いです。

【立夏の七十二候と意味】※日付は変動するため、2023年限定です

★初候(5月6日~5月10日)

蛙始鳴(かわず はじめて なく)= 蛙が鳴き始める

 

★次候(5月11日~15日)

蚯蚓出(みみず いづる)=蚯蚓が地上に這出る

 

★末候(5月16日~5月20日)

竹笋生(たけのこ しょうず)=筍が生えて来る

Sponsored Link

立夏はいつの季語?

立夏 いつの季語
俳句などを作る際、立夏は初夏(孟夏=もうか)の季語として使用します。

二十四節気(旧暦)における夏は三夏(初夏・仲夏・晩夏)という3つの季節に分けられ、以下3種類の節気と中気(合計6種類)で構成されています。

季節 三春 二十四節気 期間
初夏 7 立夏 5月6日~5月20日
8 小満 5月21日~6月05日
仲夏 9 芒種 6月06日~6月20日
10 夏至 6月21日~7月06日
晩夏 11 大暑 7月07日~7月22日
12 穀雨 7月23日~8月07日

※二十四節気の順番は立春を基準とします
※期間は2023年版です

上記グラフを見ると一目瞭然ですが、立夏は初夏(孟夏)の前半の節気に当たります。(※前半の中気は小満です)

使用時期は立夏の期間内で問題ありませんが、初夏の季語と理解した上で使いましょう!

 

ほぼ同じ意味の孟夏の「孟」の字は「はじめ」を意味する言葉で、「孟春・孟秋・孟冬」などにも使用されています。

また、旧暦4月の和風月名に「卯月(うづき)」がありますが、初夏や孟夏は卯月別称です。

 

新暦(グレゴリオ暦)と旧暦(太陰太陽暦)の季節感には1~2か月ほどのズレが生じますが…

基本的に季語は旧暦に基づいて使用されることも覚えておきたいですね。

ひとくちメモ
立夏の子季語として「夏めく」「夏立つ」「夏に入る」「夏来たる」「夏きざす」「夏は来ぬ」などもよく使用されます。


Sponsored Link

立夏の頃の旬の食べ物

立夏 旬 食べ物最後に、立夏の頃に美味しくなる「旬の食べ物」をご紹介します。

立夏といえば、その前日は1年に4回巡って来る「節分」に当たります。

 

現在は2月上旬のみを節分と呼ぶようになりましたが、5月も季節の変わり目ということで体調を崩しやすい時期です。

魚介類・野菜・果物など旬の食べ物は栄養も豊富ですし、健康維持効果も優れています。

 

特にゴールデンウィーク明けは忙しくなりますので、積極的に食べて元気に過ごしましょう!

旬の魚介類

  • 初鰹
  • アジ
  • サワラ
  • ニシン
  • メバル
  • マイワシ
  • キス
  • マアナゴ
  • アイナメ
  • ホッケ
  • シタヒラメ
  • ハナ鯛
  • 紋甲イカ
  • アオリイカ
  • ホタルイカ
  • ヒイカ
  • シロ海老
  • ウチワ海老
  • 花咲ガニ
  • 蝦蛄(シャコ)
  • サザエ
  • ホタテ貝
  • ホヤ
  • シジミ
  • トリ貝

魚介類でオススメしたいのが、赤身がサッパリしていて美味しい初鰹です。

3月頃から黒潮に乗って日本近海を北上し、5月頃まで水揚げされています。

 

魚以外にもイカ類や貝類も立夏の頃に旬を迎えるものが多く、ビタミン、ミネラルも豊富です。

蝦蛄(シャコ)もグルタミン酸、アスパラギン酸、必須アミノ酸のリジンなど健康維持にも優れていますね。

旬の野菜(山菜を含む)

  • 筍(タケノコ)
  • ワラビ
  • ゼンマイ
  • フキ
  • タラの芽
  • 山ウド
  • 行者ニンニク
  • 春キャベツ
  • 青梗菜(チンゲンサイ)
  • 豆苗(トウミョウ)
  • 三つ葉
  • 韮(ニラ)
  • グリーンアスパラ
  • 茎ニンニク(国産)
  • 新ジャガイモ
  • 長芋
  • ラッキョウ
  • ソラ豆
  • エンドウ豆(グリーンピース)
  • スナップエンドウ
  • サヤエンドウ
  • トマト
  • 茄子
  • ヤングコーン
  • 白瓜
  • 胡瓜

立夏の頃は山菜のワラビ、ゼンマイ、筍(タケノコ)が美味しい時期です。

灰汁抜きが必要ですが、この季節ならではの食材ですね。

 

また、ソラ豆、グリーピース、スナップエンドウなどの豆類も旬を迎えます。

良質な植物性タンパク質やビタミン、ミネラルの他、食物繊維が豊富な点もオススメポイントです。

旬の果物

  • アンデスメロン
  • プリンスメロン
  • マスクメロン
  • サクランボ
  • キウイフルーツ
  • 枇杷
  • グレープフルーツ
  • 甘夏
  • マンゴー(国産)
  • パイナップル(沖縄産)
  • ドリアン

5月といえば、様々な品種のメロンが旬を迎える季節ですね。

「サカタのタネ」が開発したアンデスメロンは我が家でも人気です。

 

サクランボや国産マンゴーは少々値は張りますが、お取り寄せでも食べられますよ。

2023年の立夏はゴールデンウィーク明けになるため、本格的な夏に向けてしっかり栄養補給しておきたいですね!

Sponsored Link

立夏とは?2023年はいつ?七十二候や季語、旬の食べ物について!のまとめ

  • 立夏とは1年を24等分の季節に分けた二十四節気の7番目の節気
  • 読み方は「りっか」で、「夏の気配が立つ頃」を意味する
  • 立夏は季節の重要な節目「四立」「八節」の1つ
  • 天文学に基づく定気法では太陽黄経45度に達する瞬間を含む日
  • 2023年の立夏は5月6日(土)で、時間は午前3時19分
  • 期間は5月6日(土)~5月20日(土)の15日間 ※小満の前日まで
  • 七十二候は初候「蛙始鳴」、次候「蚯蚓出」、末候「竹笋生」
  • 立夏は初夏(孟夏)の季語として使用する
  • 魚介類、野菜、果物でも旬の食べ物が多い時期

 

二十四節気の立夏を迎えると、気温も上昇して少し汗ばむ陽気になります。

本格的な夏はまだ先ですが、新緑がまぶしい爽やかな5月を満喫したいですね!