トンイ最終回(60話)のあらすじとネタバレ!お墓に現れた女の子は?

2019年7月22日韓国ドラマ

トンイ 最終回 あらすじ ネタバレ 

李氏朝鮮の時代、賤民出身でありながら国王の母となった女性の一代記を描いた韓国歴史ドラマ「トンイ(同伊)」。

最終回(60話)のあらすじは、チャン・ムヨルやイム・サンヒョンなどの悪人が粛清された後のお話でしたが、粛宗(王様)との微笑ましいラブストリー的な要素もあって十分満喫できました。

 

まだ見ていないという方は詳しいネタバレもありますので閲覧注意でお願いします。

前回では、ユン(世子)とクム(延礽君)の2人の王子を守るため、出宮する覚悟を決めていたトンイ(淑嬪)でしたが、感動的なラストになりましたね。

 

では、トンイの最終回(60話)のあらすじとネタバレをご紹介します!

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トンイ最終回(60話)のあらすじは?

トンイ 最終回 60話 あらすじ

まずは「トンイ」の最終回となった60話のあらすじをまとめていきます。

 

仁元王妃からクムを養子に迎えるという申し出があり喜ぶトンイでしたが、「宮中ではクムの母親は王妃様1人でなければならない」と出宮して梨峴宮(イヒョングン)で暮らす決意を固めます。

しかし、それは幼少期に失った父や兄のように「賤民のために生きる」というトンイ自身の長年の夢であり、その姿を国王となり得るクムに見せるという狙いもありました。

 

粛宗はずっと神妙な面持ちで悩み続け、それでも「絶対に出宮させん!」と反対しましたが、説得するすることはもはや不可能でした。

また、「母上と別れるなんて嫌だ!」というクムに対し「梨峴宮は近い、会いたい時は来ればよい。私も頻繁に来るしな。」と諭します。

 

「嘘でしょう!私のことを捨てて…」と泣くクムでしたが、トンイは「そうではないぞ。私は今もそうだが、永遠にクムの母なのだ。どれだけ大事だかわかるだろう?」と言い聞かせます。

 

そして、「約束を忘れるな。今後は私のことよりも王妃様を優先させろ。」と泣きながら笑顔を見せましたが、クムの部屋を後にした時の表情はとても険しかったですね。

 

そこに現れたのがユンでした。

「ご心配は無用です。延礽君はお任せを…大事な弟ですから傷付かぬよう私が守ります。言えませんでしたが…感謝しています。今までのお心遣いは絶対に忘れません。」と別れの挨拶をします。

 

そして、トンイは宮廷でお世話になった人々に見送られ梨峴宮へ旅立ちますが、しばらくは宮廷で起きた様々な出来事に思いを馳せている様子でした。

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トンイ最終回(60話)出宮後のあらすじは?

トンイ 最終回 あらすじ 出宮後

物語は少しずつクライマックスに向かいます。トンイの最終回では宮廷に帰るシーンはありませんので、以降は淑嬪房(スクピンバン)とも呼ばれる梨峴宮でのお話になります。

 

出宮してどれだけの時間が流れたのかはわかりませんが、ある夜、粛宗が梨峴宮を訪ねてきて2人は再会を果たします。

といっても、粛宗は反対を押し切ったことに少し拗ねたご様子で、それを見たトンイは思わず笑ってしまい、粛宗を怒らせてしまいました。


「胸を焦がさせておいてそんなに嬉しいのか?そなたにとって予は一体何なのだ。何でもないのか?」と子供のように食ってかかる粛宗。

「王様、何をおっしゃるのですか。すべてです。ご存じないのですか?」というトンイの言葉に嬉しそうな顔をしますが、2人のじゃれ合いのような喧嘩はしばらく続きました。

 

「私が笑ったのは嬉しいからです。こうして王様に会えて…。前とは違っていつでも会えます。だから笑いました。いつでも王様に会えますから…。」

ここまで言われても憎まれ口を叩き続ける粛宗は、愛する人が宮廷からいなくなってよほど淋しかったのでしょう。

 

数日後、トンイの命令でポン尚宮が村の男性たちを集めてきますが、なんと梨峴宮の塀を壊すためでした。

「誰でも入れるようにしたいのだ。都城の無力な民たちが梨峴宮に来れるようにな。」という温かく慈悲深い言葉がとても印象的なシーンでした。

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1年後、たくさんの村人たちが梨峴宮に押し寄せていましたが、1人の少女(ヨリ)が泣きながら訪ねてきます。

ヨリの父親が戸曹(ホジョ)の官吏を殺した罪で捕らえられたようですが、「濡れ衣を着せられた」と訴えるヨリに親身になって寄り添い、真相究明のため調査を始めます。

 

そして、拷問を受けボロボロの体で牢に入れられているヨリの父親・チルボクに「じき汚名も晴れる故、絶対に諦めたり弱気になったりするな。」と希望を持たせたトンイでした。

チルボクは梨峴宮の淑嬪様だと気付き、ただただ泣きながら感謝の言葉を述べました。

 

トンイは、宮廷から身を引き、賤民が武官になるための修練場の教官になっていたソ・ヨンギをはじめ、チョンス兄さん、シム・ウンテクなど周囲の仲間たちとともに極秘で調査に乗り出します。

偶然を装い梨峴宮を訪ねてきた粛宗はその動きに気付いていたようですが、トンイは王様という立場を気遣い、関わらないようお願いしました。

 

しかし、粛宗は「だが、必要な時は頼れ。そなたがやっているのは王である予がやるべきことだからな。」と男気を見せるのでした。

結局は王命により内禁衛(ネグミ)を総動員させ、賤民であるチルボクに罪を被せた戸曹佐郎(ホジョチャラン)と手下の捕盗庁(ポドチョン)の役人を捕えることができました。

 

その後、粛宗は重臣たちの前で言い放ちます。「民への罪は天に背く行為だと肝に銘じろ。今後は奴婢の年貢は半減。このような不正が再発したり放置された時は民と国への冒涜とし厳罰に処す。」

最終回にして、最も王としての威厳を示したシーンでした。

 

晴れてチルボクは釈放され、ヨリと再会して抱き合います。そして2人はトンイにただただ感謝の意を伝えました。

事件解決後、トンイの誕生日の贈り物として村人が梨峴宮にあずまやを建てようとしますが、突然の申し出に目を潤ませ「貴過ぎて断れない。」と感動している様でした。

 

そこへクムが現れますが、一緒に来た師匠のウナクは「これが今日の勉強です。この光景をお忘れなく。書籍よりも偉人の言葉よりも大事な教えなのですよ。」と説くのでした。

クムはトンイと再会を果たし、成長を感じさせる言葉を伝えます。「母上が出宮した理由がわかる気がします。私のためですよね。歩むべき道を示すために。」

続けて「私は決して忘れません。母上の教えをこの胸に刻みます。私の母上でいてくれて感謝しています。」というクムを嬉しそうに抱きしめる姿も最終回ならではのシーンとなりました。

 

粛宗も梨峴宮に姿を見せ、二人が抱き合うのを遠くから感慨深そうに眺めていました。

夜になると出店で飾り物をプレゼントしてもらうトンイでしたが、デート中に数人の男たちが人を袋に入れて拉致する現場を目撃し、後を追うことになります。

 

そして、トンイが調査していた密売人らしきアジトを突き止めます。粛宗は捕庁に連絡するよう命令を出していましたが、なかなか到着しませんでした。

証拠が消されてからでは遅いと悟ったトンイは、塀を越えるためにもう1度粛宗に踏み台になって欲しいと懇願しますが、「予は王なのだぞ。知らない時とはわけが違う。」と反論されます。

 

結局は押し切られて踏み台になった粛宗ですが、トンイが塀を越えると時が未来へと流れており、クムが李氏朝鮮第21代国王・英祖(ヨンジャ)として即位するシーンでした。

 

その後、英祖は母のお墓に参り、「予はきっと成し遂げます。母上のためにも王の中の王になるのです。」と誓うのでした。

傍らには内禁衛将となったチョンス兄さんがいて、英祖の言葉に微笑みを浮かべていました。

 

トンイ最終回(60話)のあらすじはここまでですが、本当のネタバレはここからですので、お時間あれば読んでいって下さいね!

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トンイ最終回(60話)のネタバレ!

イ・ビョンフン監督作品の中でも「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」をしのぐ程の人気ドラマとなった「トンイ」ですが、最終回(60話)にまつわる謎の部分も多いようです。

そこで、ドラマや史実に基付くネタバレをご紹介していきます。


そもそも、主人公のモデルとなった淑嬪崔氏(スクピンチェシ)が宮廷に入る前の資料はほとんど残っておらず、身分が低かったこと以外は家族構成などもハッキリしていません。

したがって、最終回を含む全60話においてフィクションの部分が多いドラマとなっています。

 

トンイの息子・クムは李氏朝鮮の第21代国王・英祖となりましたが、あとを継いだ第22代国王が「イ・サン」のモデルとなった正祖(チョンジョ)です。

英祖は朝鮮王朝の国王の中でも在位期間52年と最も長く、83歳まで生きたため、息子ではなく孫にあたる正祖が次期国王となっています。

 

つまり、トンイから見るとイ・サンはひ孫だったのです。

トンイと粛宗は死んだ?

ドラマの最終回(60話)でトンイが死んだのか気になる人も多いようですが、クライマックスでお墓が現れますので見た人であればわかりますよね。見ていない人はネタバレしてすみません。

淑嬪 崔氏は1670年に生まれ、1718年にまだ延礽君と呼ばれていたクムの私邸で亡くなったとされています。享年49歳で、晩年はずっと病気がちだったとされています。

 

一方、粛宗は1661年に生まれ、1720年に死んだとされています。享年60歳で、在位期間は13歳~亡くなるまでの約46年間です。

ドラマのイメージとは異なり、李氏朝鮮で絶対的な王権を握っていた最後の王とされています。

 

最終回ではトンイが塀を越えるための踏み台となりましたが、まずあり得ない話だと思われます。

王を演じたチ・ジニさんも精悍な顔立ちですが、とても優しそうですもんね!

 

ユン(世子)も死んだ?

ドラマの中では国王の世継ぎを意味する世子(セジャ)の称号で呼ばれていたユン。

父・粛宗の死後、1720年に第20代国王・景宗(キョンジョン)として即位しますが、わずか4年で死んだとされています。

 

最終回ではトンイに「クムは私が守ります」と力強く語っていましたが、どうしても病弱なイメージがありましたよね…。

まだ少年という印象も拭えませんでしたが、史実でのネタバレをすると35歳まで生きました。

 

病に倒れ死んだと思われがちですが、ユンは両班の一派で延礽君を支持していた老論派によって暗殺されたという説もあり、その死については謎の部分が多いとされています。

「トンイ」のファンとしては延礽君と呼ばれていたクムがユンの死に関与していないと思いたいですね。

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仁元王后はどうなった?

物語の終盤で「王妃様」として登場した仁元(イヌォン)王后ですが、最終回のネタバレ的には一切登場シーンがありませんでした。

厳格で知性あふれる王妃としてクムの身を案じ、養子に迎え母となりましたが、実は淑嬪崔氏より17歳も若かったのです。

ユンが景宋として即位すると、国王の母の称号を意味する「王大妃(テワンビ)」となり、クムが英祖として即位すると、国王の祖母を意味する「大王大妃(テワンテビ)」となります。

実際には英祖の母ではありますが、「大王大妃(テワンテビ)」には前国王の母という意味もありますので、少し紛らわしいですね。

 

仁元王后は英祖の親孝行を受けながら幸せな余生を過ごし、69歳で亡くなっています。

史実をドラマに例えていうと、トンイが死んでから39年後にこの世を去ったことになります。

 

トンイのお墓に現れた女の子は?

トンイ 最終回 ネタバレ 女の子

英祖として即位したクムがトンイのお墓に向かって誓いを立てた時、不審な足音が聞こえてきます。

チョンス兄さんが追いかけると木陰に女の子が座っており、「手間賃なしで毛虫をとっていた」と言います。

 

そのあとの女の子の台詞も良かったです。

「この村の子供は昭寧園(ソリョンウォン)で毛虫を取ります。 スクピン様のお墓でしょう。選民のために尽力なさった方です。私の父からもお金は取るなと言われています。」

トンイのお墓が村人に守られていると知り、チョンス兄さんも嬉しそうに女の子に礼を言い、「その心があれば貴い人間になれるだろう。」と教えてあげるのでした。

 

女の子は「えっ!私が? 私は選民だから貴い人間にはなれません。」と答えますが、「貴い志を抱けばそれはかなうのだ。」とチョンス兄さんがさらに付け加えます。

その後、女の子は父と合流しますが、そこで父に呼ばれた名前は淑嬪崔氏と同じ‟トンイ”でした。しかも、淑嬪崔氏の幼少期を演じた子役のキム・ユジョンちゃんの再登場シーンだったのです。

 

さて、トンイ最終回(60話)のラストは、死んだはずのトンイと粛宗が野原で再会し、抱き合い、そして手を繋いで歩いて行くシーンでした。

「単なる回想?」「天国で2人が再会した?」などと捉える人もいましたが、視聴者それぞれにラストシーンの意味を考えてもらおうというイ・ビョンフン監督らしい演出のように感じました。

 

エンディングの曲はもちろん、チャンナラさんが歌った甘く切ない挿入歌「チョネジア~天崖至睋(てんがいのわれ)~」でしたね。

感動しながらも「あー、終わってしまうんだ!?」と淋しい気持ちになりました。

 

今回は、トンイ最終回(60話)を見なくていいほどネタバレ書きましたが、やはりまだ見てない人はちゃんと見て下さいね。

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トンイ最終話(60話)のあらすじとネタバレのまとめ

イ・ビョンフン監督作品の中でも、「トンイ」はメッセージ性の強いドラマだったと思います。

特に最終回(60話)のあらすじに凝縮されたのは「人の貴賤は身分ではなく志次第で決まる」という訓えだったような気がします。

 

父や兄を失ったり、宮廷に入るしかった女性は、その後、国王の寵愛を受けることになりました。

強い正義感にあふれ、どんな逆境にも希望を捨てず、弱い立場の者のために尽力したトンイだからこそ、粛宗は心から愛することができました。

 

これは、現代社会における弱者への政治の働きかけなどにも共通する部分がありますね。

少しネタバレが過ぎましたが、ご容赦頂けると幸いです。