スノームーン2025年はいつ？名前の由来や願い事とおまじない！

2021年9月27日2024年11月13日宇宙とスピリチュアル

ネイティブアメリカンが2月の満月を指して名付けたといわれる「スノームーン」。

日本では最も寒い時期の満月になりますが、2025年はいつ見られるのか楽しみですね。

 

スノームーンの名前の由来も気になりますが、ピークの時間や方角、高さなども確認しておきましょう！

また、月ごとの満月で叶う願い事も異なりますので、おまじないを実践してみるのもオススメですよ

 

スピリチュアルメッセージを意識しておくと運勢も開き、幸運が舞い込む可能性も高まります。

そこで今回は、スノームーン2025年はいつ？名前の由来や願い事とおまじない！というテーマで詳しくご紹介しますね！

 

スノームーン2025年はいつ？ピークの時間は？

2025年（令和7年）のスノームーンは2月12日（火）に見られます。

月が満ちて望（満月）となるピークの時間は、22時53分です。（※国立天文台発表）

 

午後11時に近い深夜の時間帯なので、日本からも満月完成の瞬間を見ることができますよ。

当日は夕方からスノームーンが昇り、翌13日（水）早朝まで一晩中見るチャンスがありますね。

 

新月からの経過時間（日数）を表す月齢は13.6で、かなり早いという印象です。

月の満ち欠けの周期は約29.5日なので、満月の月齢の平均はその半分の約14.75になります。

スノームーンの名前の由来は？

スノームーン（Snow Moon）という名前は、1年の中で最も雪の降り積もる時期の満月に由来しています。

ネイティブアメリカンの中でも、かつて北米に数多く居住していたアルゴンキン族が名付けたといわれています。

 

2月の北米は激しい風雪に見舞われ、農作物を育てたり狩猟を行ったりすることも難しい土地柄。

食糧も底を尽くほどの過酷な時期に見られる満月をスノームーン（雪月）と呼び、身を潜め合って耐え忍んでいたようです。

アメリカ先住民族が多数分布していた頃は、月の満ち欠けを頼りにしていた「太陰暦」の時代でした。

1年間に巡ってくる満月にそれぞれ季節の動植物や自然現象に由来する名前を付け、生き抜くための指針としていたのです。

 

アルゴンキン族が夜空にスノームーンを見る頃には、寒さに打ち勝つ覚悟を決めながらも、暖かい春の到来を待ちわびていたと予想されます。

私たちが利用している高級な衣服や暖房器具などもない時代でしたので、2月の満月は極寒の象徴のようなものでしたね！

スノームーンの別名は？

スノームーン以外にも、2月の満月には下記の様々な別名があります。

やはり「真冬の寒さ」や「飢え」に関する呼び名が目立ちますね！

アメリカだけにとどまらず、中秋節やミャンマーの寺院の祭が発祥となっている別名もあります。

スノームーンを見られる時間の長さは？

スノームーンを見られる時間の長さも気になりますよね。

日本の国立天文台（NAOJ）が発表している当日12日の月の出時刻と、翌13日の月の入り時刻を見ると簡単に算出することができます。

 

全国の地域ごとの詳細は以下の通りです。

地域	月の出	月の入り（25日）	時間（長さ）
札幌	16:34	7:01	14時間27分
仙台	16:48	6:54	14時間08分
新潟	16:56	7:01	14時間05分
東京	16:58	6:55	13時間57分
小笠原	17:03	6:32	13時間29分
名古屋	17:11	7:05	13時間54分
大阪	17:18	7:10	13時間52分
広島	17:31	7:22	13時間51分
高知	17:28	7:17	13時間49分
福岡	17:41	7:30	13時間49分
鹿児島	17:44	7:26	13時間42分
那覇	18:05	7:30	13時間25分

スノームーンを見られる時間の長さは、地域ごとの緯度の影響を受けます。

上記グラフで最も長いのが、緯度の高い札幌の14時間27分となっています。

 

逆に最も短いのが那覇の13時間25分、次いで小笠原の13時間29分です。

東京の場合、全国的に見ると平均的な13時間57分となっていますね。

 

2月12日のうちにスノームーンを見られなかった場合でも、翌朝の6～7時台までは見るチャンスがありますね！

スノームーンの方角や高さは？

2025年のスノームーンは2月中旬に巡ってくるため、夜空に描く軌道は冬至より春分の満月にやや近づきそうです。

当日の日没頃に東北東の方角から昇り、翌13日の日の出頃に西北西の方角へ沈んで行きます。

 

満月の日は、地球から見て月と太陽の位置が180度異なります。（※黄経差180度）

そのため、「昼の太陽が描くアーチ」と「夜の月が描くアーチ」が季節で逆転する形となり、冬至の満月が最も高くなる特徴があります。

 

実際にスノームーンの高さ（南中高度）を以下にまとめていますので、チェックしてみてくださいね。

地域	南中時刻	南中高度
札幌	23:55	62.5度
仙台	23:57	67.4度
新潟	0:04	67.7度
東京	0:01	70.0度
小笠原	23:51	78.7度
名古屋	0:13	70.4度
大阪	0:19	70.9度
広島	0:31	71.2度
高知	0:27	72.0度
福岡	0:40	72.0度
鹿児島	0:39	74.0度
那覇	0:51	79.4度

※赤文字＝南中時刻が午前0:00を過ぎるため、正確には翌13日の南中高度です

スノームーンの南中高度が最も高いのが、緯度度の低い那覇の79.4度、次いで小笠原の78.7度となっています。

逆に、最も低いのが緯度の高い札幌の62.5度です。

 

東京の場合、全国的には平均値に近い70.0度ですが、冬の満月としてはやや低い軌道を通ることになります。

ただし、1年で平均に近い春分・秋分の満月に比べると、スノームーンはまだ十分高いアーチを描くとも言えそうですね！

スノームーンの願い事は？

西洋占星術では1年間に巡ってくる満月にはそれぞれキーワードが存在し、対応した願い事が叶うといわれています。

2月に見られるスノームーンのキーワードは以下の通りです。

 

1月の満月に比べると「落ち着いて物事の調和を図る」ような印象が強いです。

仕事や学業においても冷静に自己分析を行い、反省すべき点は何なのかを考えて修正を行う時期に来ています。

 

スノームーンのエネルギーにより会社や学校での人間関係を円滑に運び、実利に繋げられるような願い事が相応しいでしょう。

「整理整頓」には物だけではなく、身の周りに起きる様々な出来事を一度リセットする意味も含まれています。

 

あなたへの評価や成績が上がらないのは努力が足りないのではなく、環境を含めた周囲の整理が上手く行かず作業に専念できていないのかもしれません。

物事の流れをスムーズにするには、不安要素を取り除くような願い事をして、春の到来とともに活発に動ける体勢を整えるとよいですね。

 

また、スノームーンは獅子座の満月で、そのスピリチュアルメッセージに「自分らしさを大切にして理想の（愛の）世界を創りなさい」というものがあります。

今一度自分のあるべき姿を見つめ直し、成功を収めるための糸口を模索するチャンスと捉えましょう！

 

※尚、恋愛や金運に関する願い事は全ての満月で叶うといわれています。

スノームーンで願い事を叶えるおまじない！

最後に、スノームーンで願い事を叶えるための「おまじない」をご紹介します。

満月を見るだけでも月のエネルギーを体に充填することができますが、効果を最大限に引き上げる方法になります。

 

満月のパワーを全身で浴びると、強力なエネルギーを体内にチャージすることができます。

スノームーンが見られる時期は寒さも厳しいため、防寒対策をして月光を浴びるようにしてくださいね。

 

満月水を作って飲むおまじないは願い事がよく叶うといわれ、古くから人気が高いです。

約60兆といわれる体内のすべての細胞にパワーが行き届くため、個人的には最もオススメできる方法です。

 

ペットボトルにミネラルウォーターを入れて、スノームーンの月明かりが当たる所に2～3時間置いておけば完成します。

全部飲み干してしまってもよいですが、残った分は寝る前に枕元に置いておくとあなたの身体や部屋の浄化に繋がります。

 

最近、流行しているおまじないに、満月の写真をスマホの待ち受けにするものがあります。

普段から持ち歩くことが多いため、願い事が実現しやすいと好評ですね。

 

ご自身でスノームーンの写真を撮影し、いつでも見られるようにしておくのは効果も高いようです。

月や星空が綺麗に撮影できるアプリや、比較的安価なスマホ用望遠レンズを使ってみるのもよいでしょう！

スノームーン2025年はいつ？名前の由来や願い事とおまじない！のまとめ

2025年のスノームーンは2月12日（火）に見られます。

満月が完成するピークの時間は22時53分で、月齢は13.6となっています。

 

望を迎えるタイミングに起きていれば、願い事やおまじないを実践するにも適していますね。

スピリチュアルメッセージを意識しながら自分を見つめ直し、来るべき春に動きやすい環境を整えておきましょう！