立春の食べ物!立春大吉豆腐や大福をはじめ縁起の良いお酒や生菓子も!
太陰太陽暦(旧暦)の時代には1年の生活の始まりとされ、暦の上では春を迎える「立春」。
この日に食べると「縁起が良い」とされる食べ物などはあまり知られていませんよね。
前日の節分には「福豆」「恵方巻」「鰯」などを食べる習慣がありますが、立春の場合にはピンと来ないという方も多いのではないでしょうか。
実は、豆腐や大福をはじめ1年のスタートに相応しい食べ物を食べると、その年を幸福に過ごせるといわれています。
お酒(日本酒)や生菓子なども比較的有名で、取り扱っているお店も忙しくなるそうですよ。
そこで今回は、立春の食べ物!立春大吉豆腐や大福をはじめ縁起の良いお酒や生菓子も!というテーマで詳しくご紹介します!
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立春の食べ物!
立春に食べておきたい食べ物として、まず「立春大吉豆腐」と「立春大福」が挙げられます。
どちらも大豆や小豆などの豆を使用しているため、魔滅に繋がり「邪気(鬼)」を退散させるという縁起物でもあります。
元々は禅宗の1つ曹洞宗の開祖・道元禅師に由来する「立春大吉」という言葉にちなんでおり、「開運招福」「無病息災」といった意味が込められた食べ物ですね。
また、日本人は農耕民族であり、昔から五穀(米・麦・粟・豆・黍または稗)を重要視してきましたよね。
米や豆などは神事にも使われることも多く、それを使用した「立春大吉豆腐」「立春大福」は特に縁起が良いといわれています。
最近では、全国的にもメジャーな存在となりましたので、それぞれを詳しくご紹介しますね!
立春大吉豆腐
「立春に豆腐?」と思われる方も多いかもしれませんね。
実は、日本では古来より「白い豆腐には邪気を追い祓うほどの霊力が宿る」といわれてきた歴史があります。
いつしか「立春大吉豆腐」と呼ばれるようになり、前日の節分から2日連続で食べると非常に縁起が良いといわれる食べ物です。
2日連続で食べる意味は以下の通りです。
【立春大吉豆腐を食べる意味】
- 節分:1年間の罪や穢れを祓う
- 立春:前日に清められた体に幸福を呼び込む
豆腐の原料である大豆は五穀にも含まれますし、節分の豆まきにも福豆として使用されていますね。
「豆(魔目=鬼の目)」を潰す効果のあるものとされていますので、立春大吉豆腐を食べれば「全ての邪気を祓い、新しい1年を健康で幸せに暮らせる」と考えられています。
立春は2月上旬で寒い時期ですので、キムチ鍋に入れたり麻婆豆腐にしたりして食べようという方も多いですが、NGとなっています。
「白い豆腐」というのが効果を発揮する重要なポイントですので、湯豆腐にしてあっさりいただくと身も心も温まりますよね。
「初めて知った!」という方には特におすすめの食べ物となっています。
立春大福
「立春大福」も古くから伝わる縁起の良い食べ物で、立春には欠かせないという方も多いようです。
大福、または大福餅とは日本の伝統的な和菓子で、小豆餡を柔らかい餅で包んでいますよね。
日本では伝統的に赤い小豆には穢れを祓う効果があるとされ、古くから「魔除け」などに利用されてきました。
また、お餅はとても神聖な食べ物とされ、お正月には鏡餅をお供えして「年神様の依り代(憑依する場所)」にもなっています。
「招福除厄」の意味を持つ立春大福についてはNGも少なく、様々なバリエーションに富んだ大福を食べても良いですね。
豆を使った餡やお餅を使ったものであればOKですので、下記の大福などもおすすめですよ!
【立春大福のおすすめ】
- 豆大福:赤エンドウや大豆を使用
- 塩大福:塩を適量使って甘味を引き立たせたもの
- よもぎ大福:餅によもぎを入れて風味付けしたもの(草大福とも)
- いちご大福:最近人気のいちごを使った大福(桃やメロンなど果物を使用したものは多彩です)
- カスタード大福:小豆餡の代わりにカスタードクリームを使用
- コーヒー大福:小豆餡にコーヒーの風味を付けたもの
- 梅大福:梅の甘露煮を包んだり、皮に梅の果汁などを混ぜ込んだもの
現在では、老舗和菓子店でもネット通販で買えるようになっていますね。
数日間限定の「立春大福」として販売されていますので、予約が必要になることが多いですね。
個人的には「塩と豆」を融合させた「塩豆大福」は絶妙なバランスで、食べ応えもあって大好物です!
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立春のお酒といえば立春朝搾り!
食べ物以外に目を向けると、「立春朝搾り」というお酒が知られています。
聞き慣れない方も多いと思いますが、「立春のためだけに作られる非常に貴重な日本酒」のことです。
1年のスタートを切るに相応しいおめでたいお酒ということで、今でも非常に人気が高いですね。
お酒を製造・販売している蔵元では、以下の段取りを踏んで準備しています。
【立春朝搾り販売への流れ】
- 日本酒を立春の日に最高の状態で飲めるように仕込んでおく
- 節分の夜から醪(もろみ)を一夜かけて搾る
- 立春の早朝に祝い酒として完成させる
- 即日、神職の方にお祓いをしていただく
- お祓いが終わり次第、出荷または店頭に並べる
立春朝搾りは神主さんのお祓いを受けて出荷されますので、祝い酒としてとても縁起が良く福を呼び込む効果も高いといわれています。
もちろん、この日に合わせて販売まで行う必要があるため、今では製造している蔵元も少ないと思われます。
立春当日に最高の状態になるよう仕込む必要もありますし、一晩で商品化されるため数も少なく、予約をしないと購入も難しくなりそうですね。
お近くに酒蔵などがある場合は飲める可能性も高くなりますので、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本ではおめでたい席にお酒は付き物ですが、立春朝搾りはお正月のお神酒のように嗜む程度でも良いですね。
最高の1年のスタートを切るための縁起物ですので、下戸の方でも少量口に含むという感じでもOKでしょう!
立春生菓子とは?
立春生菓子とは、立春当日の朝に作りその日の内に食べる生菓子を意味します。
主に春の息吹が感じられる和菓子を食べる習慣があり、小豆やお餅を使用していることで「穢れを祓い福を呼び込むこと」を狙ったものです。
前述した立春大福もその1つになりますが、立春大吉に通じる食べ物として区別しています。
主な生菓子としては「桜餅」「鶯(うぐいす)餅」「椿餅」などが有名で、スイーツ好きにも嬉しい習慣ですよね。
立春生菓子を取り扱っている和菓子店の場合も、早朝に商品化する必要があるため大変忙しい1日となっているようです。
スーパーなどでは夕方でも購入可能ですので、お好みの生菓子を選んで家族で食べるのも良いでしょう!
では、桜餅から順にご紹介していきますね。
桜餅
桜餅といえば、ピンク色のお餅を塩漬けにした桜の葉で包んだ春の代表的な和菓子ですね。
雛菓子としても有名ですが、立春生菓子としても最も食べられることの多い生菓子だと思います。
春の季語としても知られていますが、関東風と関西風で違いがありますので下記にご紹介しておきます。
【桜餅の関東風と関西風の違い】
『関東風桜餅・長命寺餅』
- 東京隅田区の向島にある長命寺の門前で売られたことに由来し「長命寺餅」と呼ばれています
- 小麦粉を水で溶きフライパンなどで薄く皮状に焼き、餡を巻くように作られています
- 白玉粉を少し加えると独特な食感が生まれ、美味しいと評判です
- 関東では主に桜餅と呼びますが、関東以外では長命寺餅と呼ばれることが多いです
『関西風桜餅・道明寺餅』
- 大阪府藤井寺市にある道明寺で保存食として作られたことに由来し「道明寺餅」と呼ばれています
- もち米を加工して粗めに引いた道明寺粉を加熱し、餡を包むように丸めて作ります
- 全国では関西風の道明寺餅のことを桜餅と呼ぶことがほとんどです
- 原料にもち米を利用しているため、モチモチとした食感も人気の1つです
両者とも「桜の葉の塩漬け」などの材料さえあれば比較的簡単に作れますよね。
その日の内に作って食べる立春生菓子に向いていますので、ぜひ「招福除厄」の縁起物としていただいてくださいね。
鶯(うぐいす)餅
鶯(うぐいす)餅は形や色を鶯に見立てたお餅で、餡を求肥で包んだものを楕円形に成形し、青大豆で作ったきな粉をまぶして作ります。
梅の花の咲く頃にホーホケキョと鳴く鶯を模して作りますので、立春生菓子に相応しい食べ物の1つといえます。
黄緑色の色彩も綺麗ですが、最近ではよもぎを皮に混ぜ込んで作り一般的なきな粉を使用したものもあります。
求肥の原料としてもち米を使用していますし、小豆餡を包んでいますので「招福除厄」の効果も期待できますね。
天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が鶯餅の名付け親といわれており、縁起の良い立春生菓子といって良いですね。
最近では桜餅とセットで販売されていることもありますし、二種類堪能するのも良いでしょう!
椿餅
椿餅(つばきもち、つばいもち)は道明寺粉を使ったお餅で小豆餡を包んだ和菓子で、京菓子の1つとして有名ですね。
椿は早咲きだと冬に咲く花ですが、主な開花時期は2~3月頃とされており、立春の頃はお餅を挟む葉っぱも入手しやすいです。
上品な口当たりも魅力の1つですが、椿の開花時期を踏まえると立春生菓子として相応しい和菓子といえます。
その起源は平安時代とする説が有力で、日本最古の餅菓子ともいわれています。
室町時代初期に完成した源氏物語の注釈書「河海抄」にも作り方の記載が残されており、平安の世の貴族に愛された食べ物の1つだったようです。
現在では立春生菓子を製造する和菓子店で様々な種類の椿餅が販売され、肉桂(ニッキ)を使って風味付けしたものなども人気ですね。
お近くに取り扱っているお店がある場合、立春の日に購入できるよう予約しておく方が良いでしょう!
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立春大吉餅とは?
立春大吉餅とは、伊勢神宮で知られる三重県伊勢市に本店を構える老舗和菓子店「赤福」が販売している「朔日餅(ついたちもち)」の1つです。
正月1日以外の「朔日参り」に合わせ、毎月1日に異なる商品が販売されていますが、2月1日限定商品となるのが立春大福餅です。
節分や立春に合わせ「1年間の邪気を打ち祓い、新しい年も健康で幸せに暮らせるように」という願いが込められ、黒豆や大豆を使用したお餅となっています。
ちなみに商品に関する詳細は下記の通りとなっています。
【立春大吉餅の内容と値段】
『商品内容』
- 大粒の黒豆と粒餡を包んだ豆大福
- こし餡と大豆を包んだ餅にきな粉をまぶした大福
※上記2種類をセットとしてのみ販売されています。
『値段(税込み)』
- 小箱(6個入り):740円
- 大箱(10個入り):1,240円
- 化粧箱(9個入り):1,600円
株式会社「赤福」の創業は1707年(宝永4年)で、約270年間も赤福餅一筋で製造・販売されてきた歴史があります。
1978年2月1日、朔日参りの参拝客へのおもてなしとして初めて立春大吉餅が発売されて以降、毎月の朔日餅も人気を集めて来ました。
滑らかなこし餡とモッチリとした食感の赤福餅も美味しいですが、一度は立春大吉餅を味わってみたいものですね。
伊勢神宮を参拝される際には、並んで購入するのも良いでしょう!
商品は本店以外の各店舗でも購入できますが、現在伊勢以外からの予約は約2ヶ月前の12月1日からとなっています。数に限りがありますので、早めの予約が必要です。
また、本店での立春大吉餅の購入は、当日午前3時30分までに列整理券の事前受付が必要です。午前4時45分頃に開店しますので、行列に並ばれる際は寒さ対策をしてお出掛け下さいね。
立春におすすめの食べ物!
最後に立春におすすめの食べ物をご紹介します。
魚介類、野菜、果物などは冬の寒い時期に旬を迎えるものも多いですよね。
縁起物というだけでなく、旬のものを食べると身体にも良いですし、厳しい寒さを乗り切る原動力にもなり得ます。
立春といえば例年2月4日頃ですし、鍋料理に利用できる食材は重宝しますね。
また、風邪予防に繋がる栄養素を含む食べ物をいただくことで、本格的に暖かくなる頃まで健康的に過ごすこともできます。
特におすすめの食べ物を以下にご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
伊勢海老
伊勢海老はお正月のお節や結婚式など慶事にもよく利用されていますよね。
海老全般にいえることですが、長いひげと曲がった腰から「長寿の象徴的な食べ物」といえます。
また、脱皮を繰り返すことは「新生」を意味し、目が飛び出しているような見た目から「めでたし」と縁起の良い語呂合わせにも使われています。
立春とは旧暦で1年の生活の始まりとされていましたので、奮発して豪華な伊勢海老を食べるとより素晴らしい1年を過ごすことができそうです。
ちなみに旬の時期は11月~3月頃ですので、栄養価も高くプリプリとした身を美味しくいただけますね。
お値段は張りますが、お造り、お味噌汁、お鍋などにも利用できますよ!
金目鯛
高級魚として知られている金目鯛も、立春に相応しい食べ物としておすすめです。
鯛の仲間と思われがちですが、真鯛や黒鯛などとは異なりキンメダイ目キンメダイ科に属する深海魚です。
名前の由来は「金色の目をした鯛のような魚」から来ており、赤い真鯛の代用品として利用されてきました。
昔から、小豆や南天の実などの赤い色は「魔除け」に利用されてきましたが、金目鯛にも同様の効果があるといわれており、「おめでたい」という意味にも繋がります。
旬の時期は12月~2月頃で、寒い季節に最も脂がのって美味しくなります。
立春に食べることで、無病息災といった厄除けに繋がりそうですね。
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白菜
白菜は日本では縁起の良いイメージはありませんが、中国や台湾では「財運をアップさせる食材」として有名です。
中国語で「百財(多くの財)」と同じ発音をすることや、葉の部分が一枚ずつ積み重なって成長する姿が、着実に財産を積み重ねる様子に例えられています。
立春におすすめの食べ物として選んだ理由はそれだけではなく、身体が冷える冬の時期に多く食べられる食材という点を重視しました。
旬の時期は11月~2月頃で、寒い季節には最も重宝される野菜ですよね。
白菜はあまり栄養豊富ともいえませんが、ビタミン、ミネラル、食物繊維のバランスが良く、たくさん食べてもカロリーが低いのも魅力です。
立春には立春大吉豆腐を食べる習慣もありますし、湯豆腐に白菜を添えて食べるのもよさそうですね!
ブロッコリー
立春におすすめしたいもう1つの野菜として、栄養価の高い緑黄色野菜のブロッコリーを挙げました。
とにかくビタミンB、C、E、Kが豊富で、特にビタミンCは風邪予防に最適というくらい含まれています。
緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換されるため、冬の乾燥に弱い皮膚や粘膜の保護にも有効です。
立春とは名ばかりでまだまだ寒い季節ということを考慮すると、栄養価に優れたブロッコリーも多く食べていただきたい野菜です。
一般的に旬は11月~3月頃とされていますが、今では1年中栽培されるようになりましたので、寒い日はシチューの具材としても使えますよね。
房がたくさんあって黄色い花を無数に咲かせる姿は「子孫繁栄」「多幸」を意味し、縁起の良い食べ物の1つといわれています。
いちご
いちごの赤い色に「魔除け」「厄除け」の意味はありませんが、立春の頃に美味しくいただけることや栄養が豊富な点から選んでみました。
店頭に最も多く並ぶ季節はハウス栽培の旬の時期で、12月~3月頃になります。
立春の頃からピークを迎え、「いちご狩り」のシーズンに入ります。
栄養学的にはビタミンCが豊富で、風邪予防や疲労回復などの効果の他、寒くて乾燥が気になる冬の肌荒れ対策にもおすすめです。
また、いちごの赤い色はアントシアニンというポリフェノールの一種で、アンチエイジングに有効な抗酸化作用が強く、さらに視力回復や眼精疲労など目にとても良い効能があります。
立春の日に食べるのであれば、小豆やお餅を使用した「いちご大福」がおすすめです。
ちなみに、花言葉の1つに「幸福な家庭」がありますので、1年の始まりにご家庭で美味しくいただくのも良いですね!
不知火(デコポン)
風邪予防に有効なビタミンCを多く含む柑橘類からは、不知火(デコポン)を選んでみました。
ビタミンCの含有量はミカンの1.5倍以上で、酸味の元となる成分「シネフィリン」とともに風邪予防に効果を発揮します。
また、β-クリプトキサンチンという天然由来のカロテノイド色素も豊富で、強い抗酸化作用により動脈硬化やがん予防の他、美肌対策にも繋がります。
旬の時期は11月下旬~4月頃ですが、立春の頃は無加温ハウス栽培や屋根除け栽培のものが多く出回っています。
不知火(デコポン)も決して縁起の良い食べ物ではありませんが、まだ余寒厳しい2月を乗り切るのに相応しい栄養素を含んでいます。
ちなみにビタミンCを効果的に摂取するには、ぺスぺリジン(ビタミンP)を含む「薄皮(じょうのう)」ごと食べると吸収率もアップしますのでおすすめですよ!
最近では、オレンジ大福も人気を集めていますので、立春には不知火の実を使った大福を作って食べると運気もアップしそうですね!
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立春の食べ物!立春大吉豆腐や大福をはじめ縁起の良いお酒や生菓子も!のまとめ
立春に食べる縁起の良い食べ物を中心にご紹介しました。
現在でも馴染みの薄い印象は拭えませんが、「招福除厄」の意味を持つものも多いです。
立春は二十四節気の1番目であり、旧暦では1年の生活の始まりとされていましたので、ぜひ新しい年のスタートを切るに相応しいものを食べて健康で幸せに過ごしたいですね。
また、2月のはじめは最も寒いという地域もありますので、風邪予防に繋がる食べ物などもおすすめです。
冬の時期でも旬を迎える魚介類、野菜、果物などの食材も多く、寒さを乗り切るためのエネルギー源になりますね。
栄養が豊富で最も美味しい旬のものをいただくのも「無病息災」の一部に繋がりますよ!
「寒の明け」といわれる立春ですが、まだまだ身も心も凍えるような日がしばらく続きます。
身体の温まる鍋料理などに使える食材なども、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか…。
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