入梅2023年はいつ?意味や由来は?梅雨入りとの時差はどのくらい?

2023年1月1日行事・カレンダー

入梅 2023年 いつ 意味 由来

日本の暦に設けられた雑節の1つに「入梅」があるのをご存じでしょうか?

よく気象上の梅雨入りと間違えられやすいですが、似て非なる暦日のことです。

 

カレンダーに記載されることもありますが、2023年はいつなのか確認しておきましょう。

入梅の意味や由来についても知っておいて損はありません。

 

また、実際の梅雨入りとの時差がどのくらいあるのかも調査してみましたよ!

そこで今回は、入梅2023年はいつ?意味や由来は?梅雨入りとの時差はどのくらい?というテーマでご紹介します。

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入梅2023年はいつ?

 

入梅 2023年 いつ

2023年(令和5年)の入梅は、6月11日(日)です。

日本の国立天文台(NAOJ)では正確な時間も発表しており、12時46分となっています。

 

一般的には「節分」「土用」「八十八夜」などの雑節と同じように、丸1日を指すことが多いです。

また、1年を24等分の季節に分けた二十四節気では、立春から数えて9番目の節気「芒種」の期間(6月6日頃~6月20日頃)に巡ってきます。

入梅の意味は?

 

入梅 意味

入梅とは、文字通り「梅雨入り」の時期を目安に、日本の暦に設けられた暦日(雑節)を意味します。

ただし、いつ梅雨に入るのかは地域によっても毎年異なりますよね。

 

そのため、現在では太陽黄経が80度に達する瞬間を含む日と定義されています。

つまり、入梅は太陽と地球の位置関係に影響を受けますが、ほぼ毎年立春から135日目(閏年:136日目)に当たります。

 

あくまで暦日の1つなので、梅雨入りしているか、していないかは直接関係ありません。

また、雑節の起算日(1日目)となる立春は年によって日付が異なるため、入梅も1日程度日付がズレることがあります。

雑節とは?
旧暦時代、季節の移り変わりを正確に把握するために、二十四節気や五節句を補佐する形で設けられた特別な暦日。雑節は日本独自のもので「節分」「彼岸」「社日」「土用」「半夏生」「八十八夜」「二百十日」「二百二十日」などがある。


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入梅の定義が曖昧だった時代も!

今では太陽黄経80度を含む日とされている入梅ですが、定義が曖昧だった時代もあります。

様々な文献でそれぞれ意味が異なっており、主に年や日に割り振られた「十干(じっかん)」で日付を決めていたようです。

 

ただ、十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10種類がありますし…

年と日の十干の組み合わせも異なっていたため、入梅を新暦に置き換えると6月4日頃~6月16日頃を変動していたといわれています。

 

その後、古代中国から伝わる陰陽五行思想の5種類の元素(火・水・木・金・土)から…

「水の陰と陽」のうち、「陽」を表す「壬(みずのえ)」が採用されることになりました。

 

「壬」採用後の入梅は、時期的にも相応しい「芒種の最初の壬」に当たる日でしたが…

新暦(グレゴリオ暦)移行直前の天保暦において「入梅は太陽黄経80度の日」と正式決定されて今日に至ります。


入梅の由来は?

 

入梅 由来

入梅の由来は、農家に田植えシーズンを前もって知らせる目的から生まれた雑節といわれています。

昔は月の満ち欠けを頼りに、太陽の動きも参考にした「太陰太陽暦(旧暦)」の時代だったため、季節の移り変わりを知る術は多いに越したことはありませんでした。

 

とくに日本人は農耕民族で、古くから稲作信仰が根付いていたことは有名ですよね。

例年入梅が巡ってくると、農家では最も重要とされる田植えの日取りを決定していたようです。

 

その後、梅雨の最中に家族や親族総出でひたすら田植えを行い…

7月2日頃の雑節「半夏生(はんげしょう)」までに終える習慣もあったといわれています。

 

入梅や半夏生に限らず、雑節には農作業に由来するものが多く、「二百十日に多い台風襲来」に警戒を促すものまであります。

それだけ日本人にとって「お米は神聖な食べ物」とされてきた証ですね!


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入梅と梅雨入りとの時差はどのくらい?

 

入梅 梅雨入り 時差

最後に「雑節の入梅」と「気象上の梅雨入り」の時差はどのくらいあるのか見てみましょう!

以下は、2000年以降の「関東甲信」「東海」「近畿」の梅雨入りデータです。(※正確には頃になりますのでご注意ください)

過去の梅雨入り
関東甲信 東海 近畿
2000年 6月09日 6月09日 6月09日
2001年 6月05日 6月05日 6月05日
2002年 6月11日 6月11日 6月11日
2003年 6月10日 6月10日 6月10日
2004年 6月06日 6月06日 6月06日
2005年 6月10日 6月11日 6月11日
2006年 6月09日 6月08日 6月08日
2007年 6月22日 6月14日 6月14日
2008年 5月29日 5月28日 5月28日
2009年 6月03日 6月03日 6月03日
2010年 6月13日 6月13日 6月13日
2011年 5月27日 5月22日 5月22日
2012年 6月09日 6月08日 6月08日
2013年 6月10日 5月28日 5月27日
2014年 6月05日 6月04日 6月03日
2015年 6月03日 6月03日 6月03日
2016年 6月05日 6月04日 6月04日
2017年 6月07日 6月21日 6月20日
2018年 6月06日 6月05日 6月05日
2019年 6月07日 6月07日 6月27日
2020年 6月11日 6月10日 6月10日
2021年 6月14日 6月13日 6月12日
2022年 6月06日 6月14日 6月14日
平年 6月07日 6月06日 6月06日

雑節の入梅は例年6月11頃とされていますので…

関東甲信の平年の梅雨入り(6月07日)の方が4日早く、東海や近畿(6月06日)も5日ほど早くなっています。

 

日本の中心付近の地域で4~5日の時差ですので、時期外れということもありませんよね。

ちなみに、手紙などに用いる時候の挨拶「入梅の候」は、実際に梅雨入りしてから使うべきものとされています。


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入梅2023年はいつ?意味や由来は?梅雨入りとの時差はどのくらい?のまとめ

  • 2023年の入梅は6月11日(日)
  • 時間は12時46分
  • 意味は太陽黄経が80度に達する瞬間を含む日で、日本独自の雑節の1つ
  • 過去には定義が曖昧な時代があった
  • 入梅の由来は農家に田植えのシーズンを知らせる目的で生まれた
  • 気象上の梅雨入りの方が4~5日程度早いが、時差は比較的小さい

 

入梅は、雑節の中ではあまり有名ではありませんが、昔の農家では大きな意味を持つ1日でした。

カレンダーの6月に記載されているか、ぜひチェックしてみてくださいね!