チーズケーキの日の由来!コージーコーナー・seed・たこまんは?
毎月5日といえば、チーズケーキの日という記念日ですね!
ただ、「いつ誰がどのようにして決めたのか?」という由来をご存じの方は少ないと思います。
また、「銀座コージーコーナー」「seed」「たこまん」などのスイーツ有名ブランドのチーズケーキの日はいつなのか調べてみました。
チーズケーキに関するおもしろ豆知識もまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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チーズケーキの日の由来とは?
チーズケーキの日が制定されたのは2011年4月のこと。
「株式会社マルキタ星野笑店」さんが毎月5日をチーズケーキの日と定め、日本記念日協会が公認したことに由来しています。
マルキタ星野笑店さんといえば、北海道札幌市に本拠地を置くスイーツ専門店の運営会社。
「侍のプリン」で有名なプリン本舗も運営し、「笑店」に相応しいユニークな発想も魅力です。
2011年6月25日にはチーズケーキ専門店「どるちぇ ど さんちょ」の2号店(札幌市中央区)をオープンしています。
それに先駆ける形でチーズケーキの日を制定し、新しいお店をPRする狙いがあったようです。
「どるちぇ ど さんちょ1号店」では、2011年5月から毎月「チーズケーキ半額祭」を実施。
毎月5日のイベント開催により2号店のアピールにも成功し、同時に札幌の新しいスイーツブランドを確立しています。
「チーズケーキの日」誕生の由来はわかりましたが、なぜ毎月5日なのでしょう?
なぜ毎月5日?
チーズケーキの日が毎月5日なのは、主原料となるチーズの昔の呼び名「醍醐」に由来しています。
正確には「チーズのような乳加工品」ですが、「醍醐味」という言葉でもお馴染みの「醍醐(だいご)」です。
「だいご」という響きから「第五」を取り、語呂合わせで毎月5日となりました。
チーズケーキの日に限らず、記念日の多くは語呂合わせから来ていますよね…。
ちなみに、チーズが日本で初めて製造されたのは、北海道開拓期の明治8年(1875年)のことです。
それまでは日本人の口には合わないとして、敬遠されていた食品でした。
確かに今でも「腐ってる」「絶対無理」「石鹸を食べているよう」というチーズ嫌いの人も多いですよね。
したがって、欧米諸国に比べるとチーズケーキの歴史自体もかなり浅いですね。
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醍醐とはどんなもの?
チーズケーキの日の由来となった醍醐とは、飛鳥時代に初めて作られた乳加工品の1つです。
仏教においては「五味」の最高峰とされ、「牛や羊の乳から精製した濃厚で美味しい甘い液汁」を指しています。
つまり、醍醐とは「これ以上はない最高の味」とされていました。
もともと仏教では、「甘さ」「酸っぱさ」「辛さ」「苦さ」「鹹(しおから)さ」を五味と呼んでいます。
ただし、その中の「涅槃経」では、牛や羊の乳から精製される五段階の製品(味)を「五味」と呼び、その最高を「醍醐」としています。
【涅槃経における五味】(※赤文字:現代風の例え)
- 乳(にゅう):牛乳そのもの
- 酪(らく):発酵乳(ヨーグルト)
- 生酥(しょうそ):サワークリーム
- 熟酥(じゅくそ):バター
- 醍醐(だいご):バターオイル
この涅槃経の醍醐は「御釈迦様の涅槃(ねはん)」や「仏教における最高の教え」の譬(たと)えにされています。
乳が醍醐に熟成していく様に、仏教でも相手の器や性質を知り、1つずつ段階を経て説いていくことが大切だというお話ですね。
チーズケーキの日の由来を辿っていくと、仏教の有難い教えに触れることができましたね。
書いている本人が一番ビックリしています。(笑)
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スイーツ有名ブランドのチーズケーキの日はいつ?
では、スイーツの有名ブランドのチーズケーキの日はいつかなのか、チェックしてみましょう!
イベントなどの開催日は毎月5日ではなく、それぞれのお店で異なっています。
今回は人気の高い「銀座コージーコーナー」「seed」「たこまん(たこ満)」を調査してみました。
お得情報も記載していますので、チーズケーキファンの方は見逃さないようご注意くださいね!
銀座コージーコーナーのチーズケーキの日は?
東京都中央区銀座に本店を構える洋菓子メーカー「銀座コージーコーナー」。
首都圏を中心として全国に約400店を展開している人気ブランドですね。
以下の通り、毎月「チーズスフレの日」を実施しています。
【毎月1・2・3日】
- 全国各店舗
【お得情報】
- チーズスフレ:通常価格(税込)572円→500円
「seed」のチーズケーキの日は?
大阪府泉南郡を所在地とするチーズケーキ専門店「seed」。
チーズケーキの日は以下の通り、店舗ごとに異なります。
【毎月12日】
- 貝塚駅店
- 日根野駅店
- 東岸和田駅店
【毎月15日】
- 吉見店
【お得情報】
- ふわもちスフレチーズケーキ(プレーン):通常価格150円→100円
- とろけるベイクドチーズケーキ:通常価格150円→130円
たこまんのチーズケーキの日は?
静岡県掛川市に本店を置くお菓子メーカー「たこまん(たこ満)」。
こちらは全店共通のチーズケーキの日はありませんが、店舗ごとに実施されているケースがあります。
【毎月第3・第4水曜日】(※12月のみ第2第・3水曜日)
- 浅羽店
【お得情報】
- ふわふわチーズケーキ:通常価格(税込)800円→600円(浅羽店限定商品)
※直営店16店舗、フランチャイズ店1店舗ごとに取り扱っている商品やイベントなどが異なります。
※クラウンメロンの日などもありますので、お近くの店舗に電話して聞いてみるのも良いでしょう。
チーズケーキのおもしろ豆知識!
チーズケーキは発祥からの歴史がとても長いため、おもしろい豆知識も豊富です。
現在では、原材料や製法の違いから「ベイクド」「スフレ」「レア」の3種類に大別されていますよね。
最近では、ニューヨークに移住したユダヤ人が広めたといわれている「ニューヨークチーズケーキ」。
スペインのバスク地方発祥の「バスクチーズケーキ」なども人気で、ベイクド1つとっても国や地域ごとに様々な種類のケーキが誕生してることがわかります。
また、生地にメレンゲを使用するスフレチーズケーキは日本発祥で世界に広まり、海外では「ジャパニーズ・チーズケーキ」などと呼ばれています。
「チーズスフレ」と呼ぶこともありますが、チーズ王国フランスでは野菜やお肉を使った料理名にも使われており、日本人の私たちが区別するのも難しいという一面もあります。
もっともおもしろいのがチーズケーキの起源ですが、ぜひ知っておきたい雑学の1つです。
チーズケーキの起源は?
「世界最古の加工食品」ともいわれるチーズを主原料とするチーズケーキ。
その起源は、古代ギリシャのオリュンピアで4年に1度開催された「古代オリンピック(オリュンピア大祭)」までさかのぼります。
その第一回大会(紀元前776年)の出場選手に特別に振舞われたのが、チーズケーキだったといわれています。
紀元前ということはまだキリストも誕生していない時代で、21世紀初頭の現在から見ると約2800年前ということになります。
第1回大会の期間中に選手を労う意味で振舞われていたようで、チーズケーキに関する最古の記録として残っています。
当時にはすでに存在していた食品であったことから、起源はもっと古いという考え方もできますね。
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当時のチーズケーキはプリンのような食品だった?
古代オリンピックで振舞われた昔のチーズケーキは、現在のものとは全く異なる食品だったといわれています。
チーズを使っていることは間違いないはずですが、味や形は当時存在していた「トリヨン」というプリンのような食品だったといわれています。
選手たちの疲労回復を促す目的があったのか、糖分を含むスイーツだった可能性が高いようです。
当時のチーズケーキに関する正確な記録は残っていないため、今となっては謎多き食品ですね。
ベイクドチーズケーキの起源は?
その後、ローマ人によりヨーロッパ中に広まったチーズケーキは、欧州各地で独自の進化を遂げています。
特に、中世前期(5~10世紀頃)にポーランドのポドハレ地方で誕生した郷土料理「セルニック」は、現在のベイクドチーズケーキの起源といわれています。
セルニックとは、そもそもポーランド語で「チーズケーキ」を意味する言葉です。
当時のポーランドは赤牛の飼育が盛んで、「トゥファルク」と呼ばれる白くて酸味の強いナチュラルチーズを使っていました。
現在ではオランダ産のカッテージチーズなど優れた材料を元に作られ、今も尚、ポーランド人に愛されている食品です。
ニューヨークへ伝わり世界中へ広まった!
その数百年後、ポーランドに住んでいたユダヤ人たちはアメリカに移住し、チーズケーキのレシピも伝来します。
それを元にアメリカ流に開発されたのが、ニューヨークチーズケーキの起源といわれています。
1872年、ニューヨークの乳製品加工業者ウィリアム・ローレンスが、クリームチーズの開発に成功したのも大きな出来事でした。
まったりとして滑らかな舌触りのチーズケーキが誕生し、ニューヨークから世界中に広まったのです。
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チーズケーキの日の由来!コージーコーナー・seed・たこまんは?のまとめ
チーズケーキの日の由来を中心にご紹介しました。
毎月5日ということですが、日本のスイーツブランドでは独自に記念日を設け、お店のPR活動を行っているようです。
普段よりも価格も下がりますし、そのお店ならではのチーズケーキを味わってみるのも良いでしょう!
銀座コージーコーナー、大阪のseed、静岡のたこまんは特にオススメですよ。
また、チーズケーキの起源などを詳しく調べると、おもしろい豆知識も豊富に出てきます。
紀元前までさかのぼるとは思っていませんでしたが、現在のチーズケーキの起源は中世のポーランドといえそうです。
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