トランプ氏が大相撲で贈る米国大統領杯の金額はいくら？賞金や副賞は？

2019年5月22日2019年5月23日ニュース・速報

いよいよ令和初の国賓として米国のトランプ大統領の来日が迫ってきましたね。

5月26日（日）には、安倍晋三首相との大相撲夏場所千秋楽観戦（両国国技館）が予定されており、優勝力士には直々に「米国大統領杯」を授与することも決定しています。

 

以前は「トランプ杯」などと呼ばれていましたが、その制作に掛かる金額や力士への賞金がいくらか気になりますよね…。

また、副賞でどんな品が贈られるのかも注目されています。

 

そこで、トランプ大統領が自ら大相撲優勝力士に贈るという米国大統領杯の金額や賞金、副賞などについて調べてみました。

 

大相撲の米国大統領杯の制作に関する金額はいくら？

画像出典：JIJI.com

当初、トランプ大統領の来日に先駆け、大相撲優勝力士に「トランプ杯を贈りたい」と語り、話題になりましたね。

正式には「米国大統領杯」として渡すことになりましたが、制作に掛かる金額がいくらなのかは明らかにされてません。

 

それどころか、5月22日時点ではその材質さえわかっていない状況です。

大相撲の優勝力士には「天皇賜杯」「内閣総理大臣杯」ほか、様々な杯やトロフィーなどが授与されますが、チェコ共和国友好杯のようにクリスタルグラス製のカップが贈られることもあります。

 

したがって、千秋楽当日の表彰式になってみないと米国大統領杯の価値を示す金額なども判明しないようです。

また、放送を見たところで素人がいくら掛かっているか簡単に判断することもできません。

 

天皇賜杯や内閣総理大臣杯などは銀がふんだん使われており、それぞれ約29キロ、約40キロとかなり重いです。

金とプラチナに比べると圧倒的に時価単価が低くなる銀ですが、恐らく制作に掛かる金額は数百万～1000万円弱ほどではないかと予想されます。

 

米国大統領杯がおしゃれなクリスタル製であっても、最高級の材質が使われるはずですので数百万程度は掛かるものと思われます。

個人的に日本相撲協会に問い合わせをすることもあるのですが、各種トロフィーや米国大統領杯の金額は教えてもらえないようです。

 

大相撲の米国大統領杯の賞金や副賞は？

画像出典：Twitter

通常、大相撲の優勝力士に贈られる賞金は、優勝旗の副賞とされている1000万円がメインです。

その他、毎日新聞社が寄贈する優勝額（力士の写真入り額縁）とともに金一封が贈られます。

 

トランプ大統領が贈る米国大統領杯は「天皇賜杯」「優勝旗」「内閣総理大臣杯」の後に授与される予定ですので、これといった賞金が出ることはないと思われます。

そもそも天皇賜杯と内閣総理大臣杯においては、優勝という実績を名誉として残すものなので、米国大統領杯も同等と考えられます。

 

副賞に関しても、各国の友好杯などのように「〇〇一年分」などが出ることもないと予想されます。

もともとはトランプ大統領の独断で話が進んだという経緯もありますので、絶対にないとは言い切れませんが…。

 

ちなみに、大相撲の優勝力士にはそれ以外に地方自治体や企業から賞状やトロフィーの他、金一封や副賞などが多数贈呈されます。

この数だけでも20を超えますので、お肉やお米、椎茸、コーラなどの他、賞金も多数もらえることになります。

 

優勝を狙える位置にいる力士には懸賞金の数も増えて行きますので、もし優勝すれば私たちの想像を超えるような金額や品が入ることになります。

ただし、準優勝になってしまうと賞金や副賞もありませんので、雲泥の差ですね。

 

米国大統領杯はトランプ大統領のポケットマネーから出る？

今回のトランプ大統領の大相撲観戦は異例に次ぐ異例が目立ちます。

そのため、米国大統領杯の制作に関する金額の出どころがハッキリしていません。

 

米国政府としてか、個人のポケットマネーから出るのかもわかっていないのです。

通常、トランプ大統領クラスのVIPになると2階のボックス席からの観戦になりますが、夏場所では１階正面マス席から椅子に座って観戦予定とされています。

 

安倍首相夫妻、トランプ大統領夫妻、シークレットサービス（大統領警備隊）の人数を含めると160人ほどになるとも言われています。

そのため、千秋楽の1階正面マス席のチケット販売も行われていません。

 

このような異常事態は前例がなく、米国大統領杯もトランプ大統領のポケットマネーから出るという噂もあります。

トランプ杯から名称が変わりましたので政府が関与するのが普通とも思えますが、何とも言えない状況です。

 

当日は安倍首相とゴルフの予定も組まれていますので、大相撲観戦といっても「これより三役」のみとされています。

つまり、それまでの取組では、1階席にかなりの空席が目立つ状態になるはずです。

 

まさに異例尽くしですので、米国大統領杯にかける金額がポケットマネーなのかは謎ですね。

 

内閣総理大臣杯と米国大統領杯授与が連続する！

画像主典：Twitter

トランプ大統領が米国大統領杯を授与するということは、当然安倍首相が内閣総理大臣杯を授与することになります。

ということは、優勝した力士は日米トップの表彰を連続で受けることになります。

 

大相撲の表彰式は「天皇賜杯」「優勝旗」「内閣総理大臣杯」「米国大統領杯」と続きますので、その後の優勝インタビューでどんな感想が聴けるのかも楽しみですね。

 

5月21日終了時点で、1敗が鶴竜、栃ノ心、朝乃山、2敗で琴恵光が続いていますので、こちらも楽しみですね。

千秋楽まであと5番ずつになりますので、やはり横綱・鶴竜が優勝候補筆頭と言ってよさそうです。

 

まあ、モンゴル出身力士であれば、内閣総理大臣杯と米国大統領杯を連続で授与されてもさほど緊張することはないかもしれませんね。

安倍晋三総理とトランプ大統領のやり取りも当日は楽しみです。

 

ただし、相撲ファンの中には1階の正面マス席を占領されて「大迷惑！」と怒っている人も多いので、大統領だからといって何でも許される訳ではないですね。

 

まとめ