トゥンカロンとマカロンの違い!発祥・ボリューム・形・味・値段を比較!
2020年頃から、インスタ映えを狙った若者の間で流行している洋菓子「トゥンカロン」。
もともと有名な「マカロン」から派生したスイーツとして話題となっています。
ただし、馴染みの薄い人にとっては、両者の違いがわからないという人も多いと思います。
そこで、トゥンカロンとマカロンの発祥・ボリューム・形・味・値段を比較してみました。
ホワイトデーをはじめ、母の日、ハロウィン、クリスマスなどのプレゼントを選ぶ際の参考になれば幸いです。
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トゥンカロンとマカロンの違い!
マカロンといえば、記念日などの贈り物としても定番のスイーツですよね。
単に美味しいというだけでなく、見た目が丸くて可愛らしく、カラフルな点も人気の理由の1つです。
一方のトゥンカロンには明確な定義はありませんので、あくまでマカロンの一種になります。
では、両者の発祥の違いから1つずつ見て行きましょう!
発祥の違い!
マカロンの発祥には諸説ありますが、パスタのマカロニと同じ語源を持つことからイタリア発祥説が有力視されています。
イタリア語で「繊細な生地」の複数形を表す「マッケロー二(Maccheroni)」を語源としています
16世紀にフランスに伝わると地域ごとに郷土色の強い様々なマカロンが誕生し、フランスを代表するスイーツに成長しています。
日本で流行したのは1930年にパリで考案された「パリ風マカロン(macaron parisien)」です。
メレンゲ、砂糖、アーモンドプードルを混ぜて焼いた2枚の生地の間に、ガナッシュやクリームなどを挟んでいる所が主な特徴です。
あまり知られていませんが、フランス語の「柔らかい(mou)」と組み合わせた「マカロン・ムー(macaron mou)」が正式名称になります。
一方、トゥンカロンの発祥は、ここ数年マカロンブームに沸いているお隣の韓国です。
語源は「太っている」を意味する「トゥントゥンハン」と「マカロン」を組み合わせた造語です。
2020年頃から日本でも見かけるようになり、2021年にはインスタ映えを狙った若者の間でブームになっています。
英語名などは存在しませんのでマカロンの一種になりますが、「韓国マカロン」という名称で定着していますね!
最近では日本でもトゥンカロン専門店が続々と増えており、人気も需要も伸びているようです。
ちなみに日本発祥のスイーツにも、以下の通り組み合わせた造語が名称となっているものがありますよ!
- 「ミルク(ホイップクリーム)」+「ミルフィーユ状のクレープ」=「ミルクレープ」
- 「レア(焼かない)」+「チーズケーキ」=「レアチーズケーキ」
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ボリュームの違い!
トゥンカロンとマカロンの1番の違いはボリュームですね!
マカロンは焼いた生地の部分の直径が5cm程度で、丸みを帯びる程度にクリームが入っています。
1個では物足りず、2~3個は軽く食べられるほどの大きさですよね。
男性なら1口で丸ごと1個を頬張る人もいますが、ボリューム不足は「上品さの証」のような気もします。
一方のトゥンカロンは挟まれているクリームの量が3倍~5倍と多く、ボリューム満点という印象です。
厚みも4~5cmを超えるものも多く、焼いた生地の部分の直径も作り手次第になります。
女性なら1個食べれば十分満足という人がほとんどですね!
個人的には一度に3個食べて気持ち悪くなったことがありますよ(笑)
一般的なマカロンよりトゥンカロンの方が圧倒的にボリューミーだけに、食べ過ぎにはご注意くださいね!
形の違い!
一般的なマカロンは、上から見ると丸い形をしていますよね。
横から見るとクリームが入っている分膨らみがあり、楕円球に見えます。
もちろん、市販でも手作りでもハート型などにすることも可能ですが、アレンジにも限界があります。
しかし、トゥンカロンの場合、形にコレという決まり事がありません。
ハート型でも星型でもウサギ型でも構いませんし、アニメなどのキャラクター型でもよいのです。
インスタグラムで流行しているのは「アレンジが自由であること」が大きな要因といえそうですね!
マカロンの生地でできる形なら何でも構いませんし、クリームの量を増やしたり減らしたりすることもできます。
形だけでなくトッピングも自由自在なので、インスタ映えするスイーツNo.1かもしれませんね!
味の違い!
マカロンといえば、いろんな味が楽しめる点は嬉しいですよね。
定番のフレーバー(風味)を以下にまとめてみますね。
マカロンの定番フレーバー | ||
チョコレート | コーヒー | バニラ |
キャラメル | アーモンド | ピスタチオ |
ヘーゼルナッツ | 黒ゴマ | アールグレイ |
抹茶 | イチゴ | マロン |
ローズ | ミント | シトロン |
変わり種を含めると他にも多くの種類があり、味だけでいえば文句なしともいえそうです。
ただ、進化系マカロンとも呼ばれるトゥンカロンは、味の面でもその上を行っています。
その理由を挙げてみますね。
- 上下の生地が同じ味とは限らない
- 生地とクリームの色が近い色とも限らない(※味も異なる)
- クリームの部分に生のフルーツやアイスが入る
- クリームの部分にきのこの山やたけのこの里などのお菓子が入る
- オレオなどのサンド・クッキーがそのまま入ることもある
アレンジが自由なトゥンカロンは、1つの中に複数の味が含まれていることもしばしば…。
マカロンのように生地とクリームの色や味に統一性もありませんので、発想次第でフレーバーも無限大なのです。
何でも混ぜれば美味しいというものでもありませんが、味のカスタマイズができる点はトゥンカロンのメリットですね!
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値段の違い!
最後にトゥンカロンとマカロンの値段も比較してみましょう!
【マカロン】
- 平均価格帯:150円~250円
- 有名高級店:300円~400円
【トゥンカロン】
- 平均価格帯:400円~600円
- 有名高級店:1000円以上するものも
両者ともに超高級店で買えば、1個1000円を超えることもあります。
ただ、一般的なスイーツ店だとサイズの違いによりトゥンカロンの方が値段も高くなります。
韓国では日本の半額以下で買えるそうで、羨ましい限りですね!
マカロンとトゥンカロン、記念日に贈るならどっち?
マカロンといえば、ホワイトデーのお返しの定番にもなっていますよね。
その他、お誕生日、母の日、ハロウィン、クリスマスなどの贈り物にも重宝されています。
ただ、2021年頃から少しずつ変化が現れており、記念日のプレゼントとしてトゥンカロンを贈る人も増えてきているようです。
アレンジ性に富んでいることが最大の理由と思われますが、一度贈ってみるのもよさそうですね!
母の日限定としては、カーネーションをモチーフにしたトゥンカロンが販売されています。
花の形をした生地の部分は特に綺麗でおしゃれですよね。
ハロウィンには悪霊をモチーフとしたトゥンカロンもオススメです。
ゴースト・ガイコツ・ゾンビ・コウモリ・魔女・ドラキュラ・狼男・フランケンシュタインなどを象った商品も人気ですね!
クリスマスに近づくと限定商品の売れ行きも好調になるそうです。
サンタやトナカイをモチーフにしたものや、ツリーやリースに欠かせないベル、ベツレヘムの星を象ったものも人気です。
クリスマスケーキの定番・ブッシュドノエルと一緒に贈るのも喜ばれそうですね。
もちろんマカロンもオシャレで可愛いですが、大事な記念日にトゥンカロンを贈るのもトレンドとなっていますよ!
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トゥンカロンとマカロンの違い!のまとめ
マカロンはマカロニと語源が同じといわれており、イタリア発祥説が有力視されています。
今ではフランスの代表的なスイーツに成長し、日本ではパリ風マカロンがブームとなりました。
お隣の韓国でもブームを巻き起こしており、その中で「太っているマカロン」を意味するトゥンカロンが誕生しています。
今回はボリューム・形・味・値段などの違いもご紹介しましたが、1度食べてみる方がわかりやすいですね。
記念日の贈り物としても重宝しますし、インスタ映えを狙うにもオススメですよ!
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