2022年の残暑見舞いの時期!9月でも出せる?過ぎたらどうする?
暦の上では秋となる立秋(りっしゅう)を迎えると残暑見舞いの時期に入ります。
ただし、立秋はその年によって日付が変動するため、2022年はいつからいつまでに送るべきか把握しておく必要があります。
また、9月に入ってから残暑見舞いを送ってもマナー違反ではありませんが、さすがに中旬や下旬になるとNGになります。
時期が過ぎたらどうするべきか迷いがちですが、慌てず騒がず冷静に対処しましょう!
そこで今回は、2022年の残暑見舞いの時期!9月でも出せる?過ぎたらどうする?というテーマで詳しくご紹介します。
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2022年の残暑見舞いの時期!
2022年(令和4年)の残暑見舞いの時期は、8月7日(日)~8月31日(水)が目安となります。
8月7日の「立秋」は二十四節気の1つで、太陽黄経が135度となる日を指しており、毎年同じ日とは限りません。
例年、8月7日または8日頃と日付が変動しますので、暑中見舞いとの切り替えにも配慮が必要です。
2022年の場合・・・
- 8月6日(土)までが暑中見舞い
- 8月7日(日)からは残暑見舞い
の時期になりますが、これはあくまで相手が受け取るタイミングを指しています。
郵送する際「8月6日までに相手に届かない」と判断したら、残暑見舞いとして送るべきですね!
また、暑中見舞いとの切り替えの目安となる立秋は、暦(旧暦=太陰太陽暦)の上では「夏が極まり秋の気配が立ち始める頃」を意味しています。
8月上旬といえば猛暑日が続くこともありますが、旧暦と現在のグレゴリオ暦(新暦=太陽暦)とは1ヶ月程の時差が生じています。
そのため、どんなに暑い日が続いていても…
- 猛暑
- 酷暑
- 極暑
- うだるような暑さ
- 厳しい暑さ
など、残暑見舞いの時期には相応しくない表現もありますので、ご注意くださいね!
残暑の候とは?読み方や意味、時期はいつ?季節の挨拶状の例文と結び!
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残暑見舞いは9月でも出せる?
残暑見舞いは9月初旬の二十四節気の1つ「白露(はくろ)」の前日までは出すことができます。
2022年の場合、白露は9月8日(木)なので、9月7日(水)までに相手に届けば問題ありません。
そもそも、残暑見舞いは本来、二十四節気の「立秋」と「処暑(しょしょ)」の時期に送るものと考えられていました。
2022年を例に挙げると、以下の期間になります。
- 立秋:8月7日(日)~8月22日(月)
- 処暑:8月23日(火)~9月7日(水)
2つの節気を合わせて約1ヶ月間ということになりますが、この頃の暑さを「残暑」と呼んでいたのです。
現在では、9月に入ると違和感を覚える人も増えたため、一般的に残暑見舞いは8月末日までに送るようになりました。
ただし、処暑とは「暑さが峠を越えて後退しはじめる頃」という意味を持つため、残暑見舞いを送る時期としても問題はありません。
次の節気である白露(9月8日~)になると、「大気が冷えて露ができはじめる頃」という意味になるため、迂闊に送ってしまうとマナー違反になりそうですね。
特に9月に入っても残暑が厳しいようであれば、9月7日までに相手に届くように送ってもよいでしょう!
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残暑見舞いの時期を過ぎたらどうする?
どのように対処すべきか、悩んでしまう方も多いかもしれませんね。
残暑見舞いを出せなかった理由としては、以下のようなケースが考えられます。
- 仕事が忙し過ぎて時間的に余裕がなかった
- 病気で入院していたため、気付かなかった(気付いていても筆を執る気にならなかった)
- 暑中見舞い(残暑見舞い)をいただいたのに、完全に忘れていた
- 8月末や9月初旬などギリギリのタイミングで残暑見舞いが届いた
理由はどうであれ、日本には「季節の挨拶状」を送る習慣もありますし、「お礼状」を送ることも可能です。
少し気まずいとは思いますが、残暑見舞いの時期が過ぎたら、放置せずにお礼の言葉を添えた季節の挨拶状を送っておきましょう。
基本となる文章の構成は以下の流れでOKです。
- 時候の挨拶
- 相手の健康を祝う(気遣う)言葉
- お見舞いをいただいたお礼やお詫び
- 近況報告
- 今後の相手の健康を願う言葉
続いて、例文もご紹介しますね!
拝啓 清涼の候、〇〇様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
先日はご丁寧なお見舞状を頂戴し、誠に恐縮しております。多忙な日が続いたとはいえ、失礼をしてしまいました。
おかげさまで・・・(近況報告など)
夏のお疲れが出やすい時期かと存じます。くれぐれもお身体ご自愛の上ご精励ください。 敬具
令和○年 九月○○日 氏名
暑中見舞いや残暑見舞いをいただいてからかなり時間が経っている場合は、時候の挨拶に続き「いかがお過ごしでしょうか」といった安否の挨拶を入れておきましょう。
特に目上の方からすでに届いている場合は、なるべく早めにお礼の言葉を伝えておきたいですね。
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2022年の残暑見舞いの時期!9月でも出せる?過ぎたらどうする?のまとめ
2022年の残暑見舞いの時期を中心にご紹介しました。
毎年、立秋の日付によって異なりますが、今年は8月7日(日)~8月31日(水)に送るのがベストです。
9月になっても白露の前日まではギリギリ間に合いますので、なるべく早く届けるようにしたいですね。
もし時期を過ぎてしまっても、お礼状を兼ねた季節の挨拶状を送っておけば、最低限のマナーを守ったことになります。
日本には時候の挨拶を使ったお手紙やハガキを送る習慣がありますので、遅れてしまっても対処法はありますよ!
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