七夕飾りの処分方法!行事や神社でお焚き上げ!自宅でも簡単に!
七夕の夜に欠かせないものといえば、子どもたちの願い事を短冊に託した「七夕飾り」ですよね。
2~3日前から準備するご家庭も多いですが、当日を過ぎると処分方法で悩みがちですね。
昔は七夕流しや七夕送りなどの行事が行われていましたが、今では川や海に流すのも難しくなっているようです。
七夕飾りはその他の行事や神社でもお焚き上げしてもらえる場合もあります。
また、自宅でも簡単に処分することもできますので、ぜひ実践してみてくださいね。
そこで今回は、七夕飾りの処分方法!行事や神社でお焚き上げ!自宅でも簡単に!というテーマで詳しくご紹介します!
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七夕飾りの処分方法!行事や神社でお焚き上げ!
一般的なご家庭では、七夕が過ぎて2~3日以内には七夕飾りを処分することが多いようです。
短冊には子どもたちの願い事が書いてありますので、ゴミとして捨てるには忍びないという場合も多いですね。
そこでまず、行事や神社での処分方法をご紹介しますね。
地域にもよっても異なりますが、お焚き上げしてもらえると願い事も天の神様に届きそうですよね。
行事に持って行き処分する
現在でも七夕飾りを処分する行事は全国各地で行われています。
最も有名なのは「七夕送り」「七夕流し」「笹流し」といって、川や海に流すという形式のお祭りです。
川や海は最終的には天に通じるという考えの下、神様に願い事を持ち去ってもらおうという風習です。
ただし、今では環境汚染の問題により圧倒的に少なくなってしまい、七夕飾りの処分が難しくなりました。
最近では、お正月の「どんど焼き」のようなお焚き上げ行事が行われています。
笹ごと持って行ってもよいですし、短冊などの飾りを外して持って行ってもOKです。
お焚き上げをすることで、「煙が天まで願い事を運んでくれる」という意味が込められており、七夕飾りを気持ちよく処分することができます。
町内会や商店街などが主催して行事を行っている場合も多いため、まずは近場で行われていないか確認してみましょう!
7月7日に七夕を行う地域であれば、終了後の直近の土日が目安。
8月7日に行う地域であれば、夏休み中ですので随時開催されると思っておきましょう!
神社でお焚き上げしてもらう
神社でも七夕飾りをお焚き上げして処分してくれるところもあります。
笹も一緒に燃やしてくれるところもありますが、なるべく短冊を外して持って行きましょう!
短冊のみ処分を受けてつけている神社もありますので、事前に必ず電話で確認しておいた方がよいですね。
神社には大抵「古札お納め所」 「古神札納所」が設置されていて、誰でも自由に古くなったお札やお守りなどを置いておける場所があります。
七夕飾りも置いておけると確認出来たら、いつでも好きな時に持って行くことができます。
お焚き上げの頻度は1ヶ月1回のペースで行われていたり、たまってきたら行われたりと様々です。
お札やお守りではありませんので、直接手渡しする必要が出てくることもありますが、七夕飾りを神社でお焚き上げしてもらえると安心ですよね。
処分に関する費用はほとんど発生しませんが、念のため電話した際に聞いておきましょう!
参拝する際、お礼の意味を込めてお賽銭を少しだけ多めに入れておけば、短冊に込めた願い事も天の神様に届くと思いますよ!
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七夕飾りの処分方法!自宅でも簡単に!
七夕飾りは自宅でも簡単に処分することができます。
1つ目は「家の庭で燃やす方法」、2つ目は「可燃ゴミ」の日に出してしまうことです。
ただし、住宅が密集している地域であれば、家の庭で燃やすのは近所迷惑になることも多々ありますよね。
可燃ゴミとして出す場合も、最低限の作法がありますので、以下にご紹介しますね!
自宅の庭で燃やす
まず、自宅の庭で七夕飾りを燃やす方法ですが、一定のルールを守る必要があります。
基本的に住宅密集地の場合、煙の量や火の粉が飛んで問題になることもあるため、燃やして処分すること自体NGとなります。
十分な敷地があって、秋には落ち葉を集めて「焚き火」をしているご家庭であれば、以下の方法で簡単に処分できます。
- 七夕飾りの笹から短冊や飾り物を外す
- 笹はのこぎりなどで短く切っておく
- 焼却炉がある場合、笹も飾りもすべて燃やせる
- 焼却用のドラム缶でもすべて燃やせる
- 小さく切った笹の量が多ければ、可燃ゴミに回す
- 短冊のみなら地面や一斗缶などに入れて燃やす
自宅の庭で七夕飾りを燃やす際、ネックになるのが笹のサイズですね。
東京都を例に出すと「軽微なゴミで少量なら」という条件付きで許可されている自治体もあるため、サイズがもともと大きい笹は可燃ゴミに回して処分する方が安心です。
廃棄物処理法に対応した「家庭用ゴミ焼却炉」も販売されていますので、お持ちのご家庭では自宅で簡単に処分できますね。
いずれにしても、火の始末はきちんと行いましょう!
ゴミの日に処分する
最も簡単に処分したいという方は、七夕飾りをゴミの日に出す方法もあります。
植物の笹は枯れると燃えやすいですし、あらかじめ短く切っておくとよいですね。
短冊は子どもだちの願い事が書かれていますので、お清めの意味で「白い紙」に包んで不要な封筒などに入れておくとよいです。
白い紙は、半紙やプリンター用のA4サイズの紙などを利用すると便利です。
お守りやお札のように神様の力が宿っているわけではありませんので、短冊にお清めの塩は必要ありません。
笹もその他の飾り物も一緒に可燃ゴミの日に出せますが、七夕飾りを解体して仕分けしておきましょう!
七夕飾りをゴミとして扱うのは気が引ける人もいますが、ごく一般的な処分方法なので深く気にする必要はありませんよ。
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七夕飾りの短冊は処分しない手も!
実は、七夕飾りの短冊だけは処分せずに残しておくという手もあります。
子どもの成長の記念にとっておきたいという親御さんも多いようです。
願い事を書いた短冊はお焚き上げなどで天の神様に届くようにするのが一般的ですが、必ずしも処分しなければならないという決まりもありません。
また、スマホで願い事の写真を残しておいて、あとはお焚き上げしてもらうという方法もあります。
お子様が大きくなった時の思い出にもなりますので、捨てる捨てないは個人の自由です。
七夕飾りの短冊は、自分の身代わりになってくれる人形やお守りなどの類ではありませんので、供養なども必要ありませんよね。
最近では、プラスチック製の笹も市販されていますので、毎年処分するモノも少なくなっているようです。
七夕飾りを処分するタイミングはいつ?
七夕飾りを処分するタイミングはいつでもOKですよ!
歴史的に見ると、正式には7月6日の夕方~7日まで飾っておくもので、七夕はたった1日のみ楽しめる行事でした。(※8月の地域もあります)
ただし、大きな七夕祭りが行われる都市などでは、終わって1週間も飾ってあるところもありますよね。
一般家庭でも翌日にすぐ処分してしまうことも少なくなっています。
軒先などに飾った七夕飾りの場合、雨に打たれて見栄えが悪いため早めに捨てる人も多いと思います。
ベランダや室内に飾っておけば、数日は笹の葉も枯れずに綺麗に見えますよね。
昔ながらの風習を守りたいという方でなければ、処分するタイミングは個人の自由です。
お焚き上げ行事などが迫っていれば、その時に合わせるがベストですよね。
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七夕飾りの処分方法についてのまとめ!
七夕飾りの処分方法についてご紹介しました。
主に「行事に持って行く」「神社でお焚き上げ」「自宅で燃やす」「ゴミの日に出す」という4つの選択肢があります。
可燃ゴミとして出すご家庭も増えており、その他は自治体や神社などに問い合わせる必要性も出てきます。
短冊などは記念に残しておきたい気持ちもわかりますので、毎年大切に保管しておくのもよいでしょう!
七夕飾りはあまり形式にとらわれず、個人の好きなタイミングで処分するのがオススメです。
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