インスタントラーメンの賞味期限切れは半年や1年経っても食べられる?
年間50億食以上も食べられ、今や国民食とも言われているインスタントラーメン。
長期保存できるのが魅力ですが、賞味期限切れになることもあるでしょう。
うっかりして半年や1年経ってしまった場合、食べられるのかどうか気になりますよね。
インスタントラーメンの賞味期限切れの長持ちについて、袋麺とカップ麺での比較もしてみました。
料理に活用する、アレンジメニューもありますので参考にしてくださいね。
そこで今回は、インスタントラーメンの賞味期限切れは半年や1年経っても食べられる?というテーマで詳しくご紹介します!
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インスタントラーメンの賞味期限切れは半年や1年経っても食べられる?
箱買いなどでたくさん買ったインスタントラーメンが、賞味期限切れになることはよくあることでしょう。
便利なのでついストックし過ぎてしまい、半年や1年経っても食べられるか気になりますよね。
賞味期限切れのインスタントラーメンを食べることについて、当然ですがメーカーは推奨していません。
しかしスーパーなどではサービス特価で売られることもありますので、過ぎても数日間は食べることが可能です。
消費者庁では、表記されている賞味期限から1.3〜1.5倍は食べられると公表されています。
そのためメーカーのテストでは、ほとんどが1.5倍で設定されることが多いようです。
実際にインスタントラーメンの賞味期限切れが食べられるかどうかは、個人で判断する必要があります。
半年や1年過ぎたものですと、見た目ではなかなかわかりにくいですが、作ってみると劣化具合がわかるようです。
通常のラーメンよりも少し臭い匂いがします。
さらに時間が経つと、異臭がするようになると言われています。
味も半年や1年では少し薄い程度ですが、それ以上はもはやラーメンとは思えない味に変わってしまいます。
あまりない事例ですが、3年経つと酸っぱくなり、4年以上経つと機械油やガソリンのようになるそうです。
ここまで賞味期限切れのインスタントラーメンを取っておくのは珍しいですが、体に悪影響があるのは確実ですので食べるのはやめておきましょう。
ネットの質問サイトでも、口コミをチェックしてみたのでいくつかご紹介します。
麺のにおいを嗅いで、油やけしたいやなにおいがするものは、作ってみてもおいしくありません。
微妙なときは、たっぷりのお湯で麺をゆで、スープは別に沸かした湯を使います。
あっさりタイプになりますが、かなり改善されます。
ついこの前、1年前の物を発見!
食べてみましたが、別にどうってことなかったよ。
大丈夫!大丈夫!!!
半年前ならまず大丈夫。
開封して臭いがなければOKですよ。
独身時代は一年前とかザラでした。
インスタントラーメンの賞味期限切れは多少味は落ちるものの、半年や1年経っても食べられるという口コミが多く見つかりました。
あとは自分で調理してみて、臭いや味で判断するようにしましょう。
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フリーズドライの方が多少長持ちする?
インスタントラーメンにはフライ麺とフリーズドライの2種類があります。
油で揚げていないフリーズドライの方が、賞味期限切れでも長持ちする気がしますよね。
しかしどちらの種類でも、原料に油が使用されています。
そのため基本的には、賞味期限切れで食べられる期間は多少長持ちはしますが、それほど変わらないと考えてくださいね。
そもそもなぜフリーズドライの方が長持ちすると考えられているのか、それは油の酸化と関係しています。
空気やに触れたり、光や熱に当たることによって劣化し、色や匂いが悪くなります。
油が酸化すると味や風味が落ち、おいしく食べることができません。
たくさん摂取すると体調不良にもなりますので、食べないように注意してくださいね。
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袋麺とカップ麺で違いはある?
インスタントラーメンの賞味期限切れで食べられる期間ですが、袋麺とカップ麺で違いがあります。
そもそも設定されている期間が違いますので、以下で2つについてご紹介します。
種類 | 賞味期限 |
袋麺 | 8ヶ月 |
カップ麺 | 6ヶ月(半年) |
それぞれ賞味期限切れでも食べられる期間を計算すると、袋麺が10ヶ月〜1年となります。
カップ麺は7〜9ヶ月と考えておきましょう。
なぜ賞味期限切れで食べられる期間に違いがあるのかというと、他にも具材が入っているからです。
メーカーにもよりますが、袋麺は麺のみでスープが別になっており、カップ麺は麺の上に粉末スープやかやくが乗っていますね。
もちろんスープが小袋に入っているタイプのものもありますので、全てとは限りません。
麺の劣化以外にも具材やスープの劣化を考慮して、賞味期限切れのインスタントラーメンを食べるようにしましょう。
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インスタントラーメンの賞味期限切れで食べられない目安は?
インスタントラーメンの賞味期限切れで、食べられない目安も確認しておきましょう。
消費者庁で公表されている期間では1.3〜1.5倍、口コミでは半年から1年経っても食べられるとされていますが、最終的に判断するのは自分です。
賞味期限切れで食べられない目安は、匂いと味で判断しましょう。
ものによっては見た目でもわかりますので、詳しくご紹介します。
まず匂いについてですが、悪くなり始めると普通のラーメンとは違い、ちょっと臭くなります。
もっと賞味期限切れから時間が経つと異臭がし始め、最終的にはガソリンのような油が腐敗した匂いに変化するようです。
味については最初は少し薄くなる程度ですが、徐々に酸っぱくなります。
こちらも最終的には、機械油やガソリンのような物に変化していきます。
見た目については、カップ麺が賞味期限切れになった時の口コミを発見しました。
時間が経つと容器が膨張し、少しですが変形するようです。
ここまでご紹介した目安は、賞味期限切れから2〜5年ほど経過したものです。
半年や1年でも匂いや味が変化することは十分考えられますので、食べる時は慎重に判断してくださいね。
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インスタントラーメンが賞味期限切れになったら料理に活用する手も!
インスタントラーメンが賞味期限切れになったら、料理に活用する手もあります。
半年から1年経つと味が薄くなるとの口コミが多くありましたので、それでもおいしく食べられる方法をいくつかご紹介します。
鍋のしめに!
まずは定番ですが、インスタントラーメンが賞味期限切れになったら鍋のしめに活用しましょう。
普段から使用している方もいるかもしれませんが、味が薄くなったものにはぴったりです。
付属のスープは無駄になってしまいますが、おいしく食べることができます。
普段は雑炊やうどんで鍋のしめを食べている方も、賞味期限切れのインスタントラーメンがあればぜひ活用してみてくださいね。
カレーラーメンに!
賞味期限切れのインスタントラーメンは、レトルトカレーと合わせて食べるのもおすすめです。
作り方も簡単で、普段通りに調理してからカレーをかけるだけでOKです。
付属のスープをむだにすることなく、薄くなってしまった味も改善できます。
さらにレトルトカレーのスパイスで、インスタントラーメンが賞味期限切れで劣化した油の匂いもごまかすことができます。
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焼きそば風に!
最後に紹介するのは賞味期限切れのインスタントラーメンで、焼きそばを作る方法です。
こちらも付属のスープは使いませんが、おいしく食べることができておすすめです。
まずは普段より少なめのお湯で、インスタントラーメンをゆでて柔らかくします。
水分が全て蒸発する前にソースやお好みの調味料を入れ、あとは水気がなくなるまで炒めましょう。
インスタントラーメンの賞味期限切れを使うので、めんどうな調理は避けたいですね。
しかしカット野菜なども合わせて入れると、よりおいしく食べることができますよ。
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まとめ
今回はインスタントラーメンの賞味期限切れについてご紹介してきました。
たくさん買いだめしてストックしている方も多いですが、できるだけ半年から1年以内には食べるのがおすすめです。
袋麺やカップ麺、フリーズドライなどの製法によって多少の違いはありますが、油の劣化によって味が落ちるのは確実です。
賞味期限切れのインスタントラーメンが食べられなくなる目安もありますので、自分で判断できるように覚えておきましょう。
少し風味や味の落ちたものでも、アレンジ次第でおいしく食べることは可能です。
ぜひいろいろな食べ方に挑戦してみてくださいね!
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