冷凍うどんの賞味期限!解凍後や期限切れはいつまで食べられる?
いつでもコシがあって美味しく食べられる冷凍うどんは、忙しい主婦の味方ですよね。
冷凍庫にいつもストックしているご家庭も多いと思いますが、賞味期限を気にしたことはありませんか?
長期間保存し過ぎると冷凍焼けの心配も出てきますし、見た目や臭いが気になったりしますね。
賞味期限切れの冷凍うどんでもすぐに食べられなくなる訳ではありませんが、やはり限界はありますよ。
また、解凍後はいつまで食べられるのか、ベストな解凍方法、茹でたものの再冷凍はできるのかなど、様々な疑問が湧いてきますね。
そこで今回は、冷凍うどんの賞味期限!解凍後や期限切れはいつまで食べられる?というテーマで詳しくご紹介します!
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冷凍うどんの賞味期限!
冷凍うどんの賞味期限はメーカーによっても異なりますが、最大で1年程度とされています。
賞味期限とは「美味しく食べられる期間の目安」を意味します。
冷凍食品全般にいえることですが、-18度以下では菌やカビなどが繁殖できないため、保存料なども入っていません。
冷凍うどんの場合、製造過程で茹でたうどんを急速冷凍していますので、尚更1年ほどは安心して食べることができます。
大抵は、1玉ずつビニール(内袋)で包装され、5玉ほどを大きな袋(外袋)に詰めて販売されていますよね。
ただし、中袋がないものもありますので、開封したら保存方法も重要になってきます。
また、賞味期限が1年に設定されていたとしても、冷凍庫の開け閉めによって-18度以下に保てないこともありますよね。
ですから、どこのメーカーでも購入から2~3ヶ月以内に食べ切ることを推奨しています。
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保存前の状況によって変化!
賞味期限が1年もある冷凍うどんですが、メーカーが早めに食べるよう推奨しているのには、冷凍庫の開閉以外にも理由があります。
それは、保存前の状況によって、美味しく食べられる期間が変わってくることを懸念してのことです。
買い物から帰る途中で冷凍うどんが温まってしまうと、徐々に溶けて内袋の中に水分が出てきてしまいます。
そのまま冷凍庫に入れると、どうしても水分が失われた部分に空気が入りやすくなるため、酸化や乾燥の原因となるのです。
この酸化や乾燥こそが「冷凍焼け」の状態ですが、すでに劣化が進んでいることになります。
これにより、賞味期限も2ヶ月程度とかなり短くなってしまう場合があります。
冷凍うどんが冷凍焼けを起こす場合、内袋の中に霜のような小さな氷の粒ができてしまい、うどん自体を包むような見た目になります。
袋から出すと透明感が失われ、真っ白でパサパサした部分が出来ており、当然食べても美味しくありません。
つまり、保存前の状況により賞味期限が変わってくることも、購入の際に頭に入れておく必要があるのです。
冷凍焼けを防ぐ方法
冷凍うどんの冷凍焼けを防ぐ方法は、主に2種類あります。
まず買い物の帰りに水分が溶け出すのを防ぐには、保冷バックを利用すると賞味期限をグンと伸ばすことができます。
買い物に使用する保冷バックであれば、アルミ製の安価なものだと1000円を超えない商品も沢山あります。
柔らかい素材でできていますし、保冷剤を入れて使えますので、買い物をする際に邪魔になることも少ないです。
保冷バックを利用すると、冷凍うどんから水分が溶け出すこともありませんので、メーカー発表の賞味期限の通り、長持ちさせることができます。
後に冷凍庫で冷凍焼けすることもありませんので、1年くらいは持たせることができるでしょう!
また、冷凍庫に入れる際は、開け閉めを少なくして-18度以下に保つことが大切ですよね。
他の食材を取り出すために開け閉めも多くなりますので、開封後はジップロックなどのフリーザーバッグが使えます。
内袋に入ったままの冷凍うどんが入れば問題ありませんので、小分けにして入れてもいいですし、大きめのフリーザーバッグに複数個ずつ入れておいても良いですね。
どちらも冷凍焼けを防ぎ、冷凍うどんを賞味期限通りに長持ちさせるには有効な方法です。
冷凍うどんの解凍後の賞味期限は?
レンジを使ったり茹でたりして解凍した冷凍うどんが、余ってしまうこともありますよね。
解凍後は劣化が進みやすいため、賞味期限は急激に短くなり、冷蔵保存で1~2日が限界となります。
コシの強い冷凍うどんとはいえ、解凍後は時間が経つにつれ延びてしまいますし、空気に触れるため菌が繁殖しやすくなります。
一度空気に触れると酸化も始まりますので、黄色っぽく変色して見た目にも劣化していることがわかりやすいです。
ラップをして冷蔵庫に入れておいても、この劣化速度を抑えることは難しいといえます。
したがって、解凍後の冷凍うどんの賞味期限は必然的に短くなります。
人数の多い家族でも、あらかじめ食べる量はわかりやすいと思いますので、一度に食べ切ってしまう分だけ解凍するようにしましょう。
茹でたりして熱を加えた場合、基本的にはその日の内に食べ切るのがベストです。
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冷凍うどんの賞味期限切れはいつまで食べられる?
ストック用に冷凍うどんを購入したものの、冷凍庫に眠らせたまま賞味期限切れを迎えることもありますよね。
この場合、「いつまで食べられるの?」という疑問が湧いてきますが、保存状態によって大きく異なります。
冷凍焼けを起こして変色していたり、冷凍庫の臭いが付着してしてしまうと食べても美味しくありません。
見た目で劣化していると判断できれば、食べない方が良いですね!
賞味期限切れの冷凍うどんについてインターネットで調べてみた結果、様々な意見がありましたのでご紹介したいと思います。
あくまでも目安として参考にしてくださいね。
1~2ケ月なら問題なし!
賞味期限切れの冷凍うどんを食べた人で、最も多かったのが「1~2ヶ月ほどなら問題はない」という声でした。
普通に美味しく食べられたという人がほとんどで、その後、腹痛などが起こることも無かったといわれています。
そもそも冷凍うどんは菌が繁殖することもありませんし、保存状態が良ければ賞味期限切れでも1~2ヶ月は食べられるはずです。
外袋の未開封・開封後によっても異なってきますが、未開封の場合は特に問題はなさそうです。
購入した際に溶けたり、冷蔵庫の開け閉めの問題によっても異なりますが、見た目がほとんど変わっていなければ、多少賞味期限を過ぎていても食べられるようです。
メーカー側としても「美味しく食べられる期間」として表示していますので、賞味期限切れでも絶対に食べられないということはありません。
半年~1年でも食べられることも!
個人的に少し驚いたのが、半年や1年でも美味しく食べられたという声が多かったことです。
なかには賞味期限切れから3年経ったものを食べても、問題はなかったという人もいます。
冷凍うどんは-18度以下の環境で保存されていれば、菌も繁殖することがありませんし、当然腐敗することもありません。
ですから、保存状態が極めて良好であれば、賞味期限切れから半年~1年経っても食べられるようです。
ただし、冷凍焼けは防ぐことができても、長期間保存していれば冷凍臭が付きやすくなるのは事実です。
未開封の冷凍うどんや、ジップロックなどで臭いの付着を防ぐことができた場合のみと考えておく必要があります。
大手食品会社テーブルマーク(旧社名・加ト吉)でも、購入後は2~3ヶ月以内に食べ切ることを推奨していますので、賞味期限切れから半年~1年経ったものは好んで食べない方が良さそうです。
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冷凍うどんの解凍方法は?
冷凍うどんの解凍方法は、主に熱湯で茹でるか、電子レンジでチンするかの2通りがあります。
もともと茹でてあるものを急速冷凍してありますので、熱を加えて温めれば良いだけですよね。
美味しく食べるにはどちらの方がよいのか悩むところですが、これは販売しているメーカーによっても異なってきます。
パッケージの表示に従うのがベストですが、どちらでもOKであれば、お好みの解凍方法で良いと思われます。
ただし、電子レンジの場合、NGとされているメーカーもありますので、ご注意くださいね。
では、冷凍うどんの解凍方法について、もう少し詳しく見ていきましょう!
茹でるのがベスト!
個人的には茹でて解凍するのがベストだと思います。
といっても、沸騰させた熱湯に1分程度くぐらせて熱を通せば、コシのある美味しいうどんが食べられますね!
冷凍うどんは温度が低いため、3~4人前でしたら鍋のお湯の量を多めにした方が早く解凍できます。
延びにくく出来ているとはいえ、茹ですぎるとコシが失われてしまいますので、1分程度を目安にします。
あとは、温かいスープに入れて食べても良いですし、流水や氷水で冷やしてサッパリいただくのも美味しいですね。
商品によっては「茹でる解凍方法のみ」という場合もありますので、他の方法はできないこともあります。
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電子レンジでもOK?
冷凍うどんのパッケージに「電子レンジでの解凍方法」の記載があれば、レンジも使えますよ!
個包装(内袋)のまま600Wで3分半ほど加熱すると、茹で立てに近い食感のうどんが食べられます。
余計な水分が入りませんので、どちらかというと汁気の無いタイプのうどんに向いています。
もし解凍した時にムラができるようであれば、1分半を目安にひっくり返して、さらに1分半加熱すれば完成します。
また、1度に複数の冷凍うどん電子レンジで解凍すると、同様にムラができる場合があります。
個包装1つずつ解凍した方が良いでしょう!
自然解凍はNG?
「自然解凍はダメなの?」という方も多いかもしれませんね。
食べられないことはありませんが、冷凍うどんの場合、美味しさが失われてしまいます。
常温に置いておくと、凍ったうどんの表面から緩やかに解凍が進むため、時間がかかり過ぎて延びたような食感になります。
また、溶けた水分を麺が徐々に吸収するため、せっかくのコシが台無しになってしまうのです。
ですので、冷凍うどんは常温での自然解凍は向いていません。
流水の場合も同様に、時間がかかり過ぎて延びたような食感になりますので、上手な解凍方法としては茹でるか、電子レンジで熱を加える方が良いです。
パッケージの裏側に記載されていることもありますので、目を通すようにしておくと良いでしょう!
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冷凍うどんは再冷凍できる?
残念ながら、一度解凍した冷凍うどんは再冷凍することはできません。
メーカーのように大掛かりな急速冷凍の機械が無いと難しいといえます。
緩やかにうどんが凍って行くと、原料となっている小麦粉に含まれるグルテンや澱粉が結合してしまうといわれています。
家庭用の冷蔵庫でも急速冷凍に切り替えられる製品もありますが、やはり限界があるのです。
結果としてパサパサとした食感になりますので、冷凍うどんの美味しさは完全に失われてしまします。
買い物の帰りなどに時間を取られて、ほとんど解けてしまった場合も同じことがいえますので、再冷凍は諦めてその日に使い切るようにしたいですね。
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まとめ
冷凍うどんの賞味期限は1年程ですが、スーパーなどで購入してから家に帰るまでに溶けてしまうと劣化しやすくなります。
なるべく保冷バッグなどを利用して、長期保存できるようにしたいですね。
冷凍庫の中でも、なるべく奥の方の温度が一定な場所に置いておくのも長持ちの秘訣ですよ。
賞味期限切れでも1~2ヶ月は十分食べられますが、見た目や臭いなどをチェックしてから食べたいですね。
冷凍うどんの一番の魅力は、急速冷凍により水分の吸収を抑えてコシを強くしているところです。
せっかくの食感を台無しにしないためにも、正しい解凍方法などもマスターしておきましょう!
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