我妻善逸の兄弟子の名前や鬼となった理由!因縁の兄弟対決のネタバレ!

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我妻善逸 兄弟子 名前 鬼 理由

大ヒット漫画「鬼滅の刃」で、主人公の竈門炭治郎と鬼殺隊の同期として登場する我妻善逸。

コミック17巻・第143話では‟十二鬼月・上弦の陸”となった兄弟子と遭遇し、回想シーンでも描かれなかったその名前も判明。

 

かつては‟雷の呼吸”の使い手として修行を積んでいただけに、鬼となった理由も気になるところですが、144話~145話では「因縁の兄弟対決」が実現。

熾烈を極める「無限城での闘い」において、我妻善逸は兄弟子を討ち取ることができたのでしょうか…。

 

そこで今回は、我妻善逸の兄弟子の名前や鬼となった理由!因縁の兄弟対決のネタバレ!というテーマで詳しくご紹介します!

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我妻善逸の兄弟子の名前は?

 

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コミック17巻・第143話で判明した、我妻善逸の兄弟子の名前は「獪岳(がいがく)」です。

鬼殺隊の元柱・桑島慈悟郎(くわじまじごろう)の下、かつては雷の呼吸の使い手として修業していた努力家の剣士でした。

 

回想シーンで兄弟子の存在は明らかになっていましたが、名前は伏せられていたため、「鬼滅の刃」のファンからは「桃先輩」と呼ばれていましたね。

1人で修行を受けていた頃とは異なり、後から入ってきた弟弟子の我妻善逸を嫌い、桃を投げつけるシーンが描かれていたからです。

鬼舞辻無惨を追って無限城に突入した鬼殺隊のメンバーたちでしたが、上弦の弐・童磨と対峙した蟲柱・胡蝶しのぶが命を落とすなど大苦戦。

いつものヘタレキャラを封印し、並々ならぬ覚悟で乗り込んだ我妻善逸は鬼となった兄弟子・獪岳と因縁の兄弟対決を迎えることとなります。

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我妻善逸の兄弟子・獪岳が鬼となった理由!

 

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我妻善逸より先に桑島慈悟郎の弟子となり、かつては1人で指導を受けていた兄弟子・獪岳。

そんな彼が鬼となった理由も気になりますよね。

 

我妻善逸が「嫌いだったが、兄弟子として尊敬していた」「爺ちゃんや俺にとって特別な存在だった」という言葉から、すでに‟雷の呼吸の継承者”として鬼殺隊入りしていたと考えられています。

しかし、桑島慈悟郎が善逸を弟弟子として育てるようになると、独占欲の強い獪岳は不満を募らせていきました。

 

無限城での闘いにおいても「俺は俺を評価しない奴なんぞ相手にしない」と吐き捨てています。

鬼になった理由は「いつも自分だけが特別なんだ」という自意識過剰な性格が災いしたのかもしれません。

 

桑島慈悟郎から「我妻善逸と共同継承者となるように」と育てられるようになった獪岳は我慢できず、2人の下を去った後、上弦の壱・黒死牟から血をもらい鬼となる覚悟を決めています。

「弟子は自分1人」「兄弟子という言葉すら必要ない」というのが、獪岳の本音だったようですね。

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雷の呼吸・壱ノ型が使えなかった挫折感も影響!

桑島慈悟郎は我妻善逸を育てる際、いつも「獪岳を見習え!」「兄弟子のようになれ!」と口癖のように言っていました。

それだけ剣士として能力が高かった獪岳ですが、「雷の呼吸・壱ノ型」だけが使えないという挫折感を味わったことも、鬼となった理由の1つに挙げられるようです。

 

ある意味、基本の型になりますが、雷の呼吸においてはすべての型の基本となるため、他の型が使えたとしても最強の柱になるのは難しいと言われています。

しかし、弟弟子の我妻善逸は「壱ノ型」をマスターしており、他の型を習得できていません。

 

両者を比較すると「雷の呼吸・壱ノ型が使える方が将来性がある」「柱になる可能性がある」と言えそうです。

兄弟子である獪岳自身も、いつも泣いている臆病者の弟弟子に対し、心のどこかで劣等感を抱いていたのかもしれません。

 

偶然遭遇した上弦の壱・黒死牟の誘いに乗り、「生きてさえいれば何とかなる」「死ぬまでは負けではない」と思えたことで、鬼となる覚悟が決まったようでした。

 

岩柱・悲鳴嶼行冥を裏切ったひとりよがりの性格も!

我妻善逸の兄弟子・獪岳は、かつて岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)が寺で孤児たちを育てていた中の1人でした。

しかし、「自分だけは」というひとりよがりの性格が災いし、悲鳴嶼行冥を裏切った過去があります。

 

その後、桑島慈悟郎の弟子となりますが、あまりにも身勝手な性格はいずれ鬼となった理由しては十分過ぎるでしょう。

我妻善逸としても兄弟子・獪岳の過去を知る由もなく、二人は雷の呼吸の使い手になるため修行していました。

 

悲鳴嶼行冥と暮らしていた頃の獪岳は、「日暮れまでに帰る」という約束を破り、山中で鬼と遭遇しています。

しかし、自分が助かりたい一心で、悲鳴嶼や子どもたちがいる寺に鬼を招き入れてしまいました。

 

結果として悲鳴嶼は一番幼い沙代だけは守ることができましたが、他の子どもたちは全滅。

しかも、恐怖のあまり錯乱状態にあった沙代は、子どもたちを殺したのは悲鳴嶼行冥だと告発してしまい、悲鳴嶼は死刑囚となっています。

 

お館様こと産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)に救われ、岩柱となった悲鳴嶼行冥としてもトラウマになるような出来事。

もし我妻善逸がこの過去の事実を知っていれば、獪岳に対して、決して「兄弟子」「兄貴」という言葉は使わなかったかもしれませんね。

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因縁の兄弟対決「我妻善逸VS獪岳」のネタバレ!

 

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「鬼滅の刃」の登場人物の中でも、臆病者でいつもピーピー泣いているイメージの強い我妻善逸。

しかし、無限城に突入してからは引き締まった顔付きになり、‟上弦の陸”の鬼となり果てた兄弟子・獪岳と決着を付ける覚悟を決めていたようです。

 

ここからは因縁の兄弟対決「我妻善逸VS獪岳」のネタバレを含みますので、まだ「鬼滅の刃」第144話~145話を読んでいない方はご注意下さいね。

 

我妻善逸が最も怒りを露わにしたのが、「じいちゃん」と慕っていた師匠の桑島慈悟郎が切腹を余儀なくされたことを獪岳に伝えるシーンでした。

雷の呼吸の使い手から鬼を出したことで、桑島慈悟郎は介錯を付けず長時間苦しみながら死んでいます。

 

さらに善逸を怒らせたのが、獪岳が吐いた以下の言葉でした。

「爺が苦しんで死んだなら清々するぜ。あれだけ尽くしてやったのに俺を後継にせず、テメェみたいなカスと共同で後継だと抜かしやがったくそ爺だ!元柱だろうが耄碌(もうろく)した爺に用はないからな」

 

そして、いよいよかつての兄弟子と弟弟子の因縁の兄弟対決が幕を開けます。

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兄弟対決の勝負の行方は?

獪岳は雷の呼吸「肆ノ型 遠雷(えんらい)」で襲い掛かりますが、踏み込みの速度がアップした我妻善逸の一刀により傷を負わされてしまいます。

しかし、獪岳は‟血鬼術”で強化された刀を武器に、「弐ノ型 稲魂(いなだま)」「参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)」「伍ノ型 熱界雷(ねっかいらい)」を次々と繰り出します。

 

さらに「陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう)」まで放ち、我妻善逸が無限城の中で落ちて行く様子を見て勝利を確信したようです。

やはり雷の呼吸と血鬼術を同時に使える兄弟子に分があるかと思われましたが、踏み止まった善逸はまだ余力を残していました。

 

そして、とっておきの技を繰り出しますが、これが雷の呼吸「漆ノ型 火雷神(ほのいかづちのかみ)」でした。

我妻善逸完全オリジナルの究極奥義で、人間業とは思えない圧倒的スピードによる一太刀により獪岳は首を斬られてしまいます。

 

誰に教わった訳でもなく、鬼との闘いで自ら編み出した異次元の速さを誇る居合切りの前に敗れ去った獪岳。

最後まで「畜生、畜生、やっぱりあの爺贔屓しやがったな!」と醜態を晒しながら死んで行きました。

 

こうして因縁の兄弟対決「我妻善逸VS獪岳」は決着。

かなりの傷を負った善逸でしたが、鬼でありながら珠世が救護隊に紛れ込ませていた愈史郎らの助けを借り、一命を取り留めることができました。

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我妻善逸の兄弟子の名前や鬼となった理由!因縁の兄弟対決のネタバレ!のまとめ

大ヒット漫画「鬼滅の刃」も17巻に入り、鬼殺隊のメンバーは鬼舞辻無惨を追って無限城に突入。

語られていなかった我妻善逸の兄弟子の名前も獪岳と判明し、彼が鬼となった理由についてまとめてみました。

 

桑島慈悟郎は分け隔てなく2人に愛情を注ぎましたが、悲鳴嶼行冥に起きた過去の事件を見ても、獪岳は鬼になるべくしてなったと考えられるようです。

「自分だけを認めてほしい」というひとりよがりの歪んだ性格ゆえに、上弦の壱・黒死牟に付け込まれたのだと思います。

 

我妻善逸にまつわる因縁の兄弟対決は決着を見ましたが、未だ竈門炭治郎や柱たちは大苦戦を強いられています。

「鬼滅の刃」の今後の展開も目が離せませんね!