チワワの平均寿命と死因ランキング!長生きさせるためのコツは?
小型犬の中でも人気が高く、愛犬として飼っている人も多いチワワ。
「アップルドーム」と呼ばれる丸い額にクリッとした瞳、ピンと立った耳がなんとも愛らしいですね。
購入を検討されている人の中には、平均寿命や主な死因について気にされる方も多いようです。
せっかくペットとして飼うのであれば、やはり長生きしてもらいたいですからね…。
チワワは世界一体が小さい犬とされていますが、寿命は比較的長い犬種に入ります。
ただし、生活スタイルによっては病気に罹ることもあるため、過ごしやすい環境を整えることも重要です。
そこで、今回はチワワの平均寿命や死因ランキング、病気の兆候、長生きさせるためのコツについて詳しくご紹介します!
Sponsored Link
チワワの平均寿命はどのくらい?
まずは最も気になるのがチワワの平均寿命ですよね。
小型で飼いやすい犬種だけに、購入を検討している人にとっては長生きしてくれれば最高ですね。
種類によっても異なる?
チワワは12~20歳まで生きるといわれています。
ただし、実際には高齢になるほど死亡率が高まるため、平均寿命にすると14歳ほどになります。
種類については、主に「ショートコート(短毛種)」と「ロングコート(長毛種)」の2タイプに分かれます。
毛色やサイズのバリエーションは豊富ですが、基本的にはすべて平均寿命は同じと考えられます。
また、環境さえ整えば、ダックスフント、プードル、マルチーズ、ドーベルマン、シェパードなどよりも長生きします。
チワワは、小型犬、中型犬、大型犬を含め、最も寿命の長い犬種といっても過言ではありません。
人間に例えると何歳くらい?
チワワを人間に例えると、2歳の頃には25歳に相当します。
以降は、1年経つごとに「5歳ずつ歳を取る」と考えるとわかりやすいと思います。
平均寿命は14歳ほどですので、人間でいうと「25歳+(5歳×12年)=85歳」くらいです。
当然もっと長生きする子もいますので、チワワはかなり高齢まで生きることがわかりますよね。
Sponsored Link
長生きの最長ギネス記録は?
チワワの長生きに関する最長ギネス記録は存在しないようです。
ただし、日本での最高寿命は25歳と記録されています。
人間に例えると「25歳+(5歳×23年)=140歳」となります。
25年生きたこともビックリですが、人間に換算するとさらに驚きの数字になりますよね。
そもそも平均寿命を10年以上も上回っていますので、当然といってしまえばそれまでですが…。
なるべく過ごしやすい環境を整えてあげて、チワワと長く暮らせるようにしたいですね。
Sponsored Link
チワワの死因とは?
家族の一員となったチワワも、いずれ別れの時が必ずやってきます。
悲しいことですが、主な死因も頭に入れておきたいですね。
死因ランキング・トップ5は?
1位:ガン
チワワに限ったことではなく、犬全体でトップの死因となっています。
症状はガンの種類によって異なってきますが、飼い主が異変を感じ早期発見することが大切です。
2位:心臓病
チワワが罹りやすい心臓病は、「僧帽弁閉鎖不全症」という血液が逆流してしまう病気です。
初期症状に気付かないことが多く、知らないうちに悪化させてしまうことが多いといわれています。
3位:腎不全
なかなか症状が目に見えることがなく、気付いた時に手遅れになっているケースが多いです。
腎不全を起こすと、体内に毒素が残ってしまう「尿毒症」を発症してしまいます。
4位:突然死
犬の中でも、チワワに特に多いとされる突然死。
脳や心臓の異常で起こるものですが、はっきりとした死因が分からないことも…。
もともとチワワは心臓があまり強くないため、それが影響しているのではないかと考えられています。
5位:事故死
チワワは小型で体もそれほど強くないことから、死因として事故死が多いようです。
ちょっと高いところからの落下、散歩中の事故などが主な原因となります。
平均寿命は長いのに「老衰」がランキングに入っていないのが少し不思議ですね。
やはり飼い主がしっかり観察していれば、死亡させずに済むケースもあるようです。
Sponsored Link
ガンの兆候とは?
私たち人間と同じように、チワワの死因でも1位となっているガン。
犬のガンにも種類があるため、その兆候は多岐に渡ります。
共通する症状としては・・・
- 体重減少
- 食欲不振
- 元気消失
- しこり
- リンパ節の腫脹
- 運動不耐性
- 貧血症状
- 原因不明の持続的微熱
などが挙げられます。
しこりが小さいうちやリンパ節が腫れてきても、ガンに気付くことは困難かもしれませんね。
元気がなく食欲も落ちているなどは比較的わかりやすいですが、手遅れになっていることも珍しくありません。
特に飼っているチワワを抱くことが多い人は、何かしらの兆候がないかを観察しておきたいですね。
心臓病の症状は?
死因で2位となっている心臓病は、初期症状として血液が逆流する心雑音がするようになります。
心雑音に気付くことも難しいですが、チワワを抱っこをしている時に異変を感じることも多いです。
特にチワワに多い「僧帽弁閉鎖不全症」に罹ると、「シャーッ、シャーッ」という雑音が聴こえてくることも…。
また、何かしらの心臓病を発症していると、心雑音の次に夜から明け方にかけてゼーゼーと苦しそうな咳をするようになります。
この咳についても、夜から明け方にかけての時間帯だと飼い主が気付くのが遅れてしまうことがあります。
特に運動をさせた日の夜から咳の症状が出ることが多いため、目が覚めてしまった時などはチワワの様子も見てあげましょう。
そのままにしておくと肺水腫を併発してしまい、重症化すると呼吸困難などを引き起こして死んでしまいます。
ストレスも死因に影響する?
特に体の小さいチワワは、人間と同じようにストレスの影響を受けやすいといわれています。
ストレスによって体重が落ちてきたり、うつ病になったりすることも…。
また、免疫力が低下して感染症に罹りやすくなったりと、寿命を縮めることにもなりかねません。
直接の死因にはならないかもしれませんが、ストレスを溜めることは体調を崩しやすくなる大きな原因の1つと考えておきましょう。
そもそも犬の中でも平均寿命が長いのは、小型犬だけに飼い主が大事に育てることも一要因かもしれませんよね。
Sponsored Link
チワワを長生きさせるためのコツは?
なるべく愛犬と長い間一緒に暮らしたいですよね。
そのためにはチワワの死因となるものを排除するなど、長生きさせるためのコツを知っておく必要があります。
また、整った食生活やストレス発散なども頭に入れておきたいですね。
食事や運動の重要性を意識する!
チワワに与える毎日の食事は、人間と同じように気を付けてあげないといけません。
「ドッグフードは安いから」といって適当なものをあげていると、なかには犬にとってあまりよくないものが含まれていることもあります。
自分で選ぶのが心配なら、ペットショップや動物病院で相談しながら選ぶのがベストかもしれませんね。
人間の食べ物はチワワにとって油分や塩分が多かったり、中毒を起こしたりするものもあります。
愛犬が欲しがっても、なるべくあげないように気を付けたいですね。
また、長生きさせるためのコツとして、運動もとても大切なことの1つです。
チワワは小さいので10分程度の散歩でも十分な運動になり、さらにストレスを発散させることができます。
家の中で遊ばせているから大丈夫だと考える人も多いですが、少しの時間の散歩でも外に行くのと行かないのでは大きな違いがあります。
忙しい人も多いと思いますが、短時間でもなるべく散歩に連れ出すようにしたいですね。
Sponsored Link
ストレスや他の悪影響を取り除く!
チワワは特にストレスが溜まりやすい犬種で、病気の原因となることも多いです。
注意したい点として・・・
- 1日中ケージの中に入れている
- あまり散歩に連れて行かない
- 排便もケージの中で行っている
- あまりスキンシップを取らない
などは体に悪影響を及ぼすこともあります。
チワワの平均寿命を考えると、大事に育てれば長生きさせることは十分可能です。
ストレスをはじめ、体によくないと思ったものは取り除いてあげましょう。
なるべく休みの日はたくさん遊んであげたり、スキンシップを取る時間を増やしてあげたいですね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません