お年玉はいつ渡す?渡し方のマナーとタイミング!子供にかける言葉も!
正月といえば、子供の頃から「お年玉」をもらうのが一番の楽しみでした。
ただ、大人になって自分が渡す立場になると、いろんな疑問が浮かんできまよね。
例えば・・・
- そもそもお年玉っていつ渡すの?
- 最低限守っておきたい渡し方のマナーとは?
- 新札をポチ袋に入れないとダメなの?
- 小さな子供の場合は親に預けるべき?
- 相手の子供が不在の時はどうする?
- お年玉を渡す上手なタイミングは?
- 一緒に子供にかける言葉は?
など、あれこれ悩みがちですが、この際全部解決してしまいましょう!
そこで今回は、お年玉はいつ渡す?渡し方のマナーとタイミング!子供にかける言葉も!というテーマで詳しくご紹介しますね。
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お年玉はいつ渡す?
まず悩みがちなのが「お年玉はいつ渡すの?」という時期の疑問です。
基本的には正月の「松の内」の間がベストです。
【松の内の期間】
- 関東:元日~1月7日
- 関西:元日~1月15日
- その他:地域ごとに習慣が異なる
全国的には1月7日までを松の内とする地域が多いため、この期間内にお年玉を渡すのがよいでしょう!
ただし、人それぞれ「正月に帰省できない」「親戚が集まる場に参加できない」など、個人の都合がありますよね。
ですから、お年玉は年末年始に近ければ、いつ渡してもマナー違反ではありません。
年末にしか会えない時や、松の内を少し過ぎてからでも大きな問題はないでしょう!
お正月を迎えたら、初めて会う機会が一番のチャンスですね。
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お年玉の渡し方のマナー!
相手が小さい子供の場合も多いお年玉ですが、最低限守っておきたい渡し方のマナーもあります。
子供の親に「常識のない人」と思われないよう、注意事項をまとめてみました。
高校生や大学生が相手でも基本的なことは変わりませんので、NG行為は控えましょう!
新札で渡すのがマナー!
これは、入学祝いや合格祝いなどを贈る時の祝儀袋の中身のお金と同じです。
新札とは、新規に発行された未使用の「ピン札」と同義と捉えることもあります。
ただ、お年玉として渡す分には、折り目やシワがなく見た目も綺麗であれば使用済みでも問題ありません。
手元に新札が見当たらない場合は、銀行の窓口または両替機で交換することができます。
「子供に渡すものだから」「どうせ三つ折りにするから」と安易に考えず、しわくちゃなお札で済ませないようご注意くださいね!
現金のまま渡すのはNG!
比較的多く見かけるのが、お年玉を現金のまま渡す行為です。
財布の中のお金やポケットなどに入れていた裸銭はNGになりますので、ポチ袋に入れて渡してあげましょう!
ポチ袋はスーパーや100均ショップなどでも購入可能で、事前に用意しておけば慌てる必要もありません。
現金のままだと「紛失」や「誰にもらったか忘れてしまう」などの可能性もあります。
お年玉をもらった記念として大切にポチ袋を保管している子供もいますよ!
急遽、必要になってどうしても用意できない場合は、お金をティッシュ2枚ほどで包んで渡す方法もあります。(※あくまでその場凌ぎの策です)
小さい子供への渡し方!
小さい子供にお年玉を用意する人も多いと思いますが、なるべく直接本人に渡してあげましょう!
幼稚園児などであればお年玉の意味も分かりますし、「ありがとう」という言葉が返ってくることもありますよね。
親が見ている前で渡してあげれば、「紛失」「報告忘れ」などの心配も回避できますよ。
最初から親に渡すという行為はマナー違反ではありませんが、子供の成長にとってもあまり好ましくありません。
「お年玉(お金)のありがたみ」を教える上でも、本人に渡してあげるのがベストです。
尚、3歳未満の子供の場合、そもそもお金の価値がわかりませんので、渡す必要はないといわれています。
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子供が不在の時の渡し方!
お正月にお年玉あげる用意をしていても、本人が不在で会えないこともありますよね。
親戚同士の集まりなどにも来ていないという場合、親に預けて渡してもらってもよいでしょう!
中学生や高校生などは友達付き合いを優先して、お正月に会えないことも珍しくはありませんよね。
また、県外で暮らしている大学生も帰省できるとは限りませんので、親に「渡してあげて」と預けても問題ないでしょう!
甥っ子や姪っ子、お孫さんなどから「お年玉ありがとう」と後で連絡が来ると渡した方も嬉しいですね。
もし、お年玉を直接郵送で送ってあげたいという場合、現金書留を利用する方法があります。
遠方のお子様にも届けることができますので、以下の記事を参考に郵送するのもよいでしょう!
親戚などに渡してもらうのはNG?
正月に親戚が集まることはあっても、家族旅行などで親も子供も参加しないこともありますよね。
そういった場合は、信頼のおける他の親戚の方(第三者)にお年玉を預けて渡してもらってもよいでしょう!
お年玉は直接渡すのがベストですが、親同士があまり会う機会がないこともあります。
金銭トラブルの原因になりかねませんので、相手のご家族が訪問することの多い実家の方にお願いするのがベストですね。
第三者を介してお年玉を渡すのはマナー的にNGではありませんが、気心の知れた信頼できる方のみにお願いしてみましょう。
たまたま正月に会えないだけで比較的親しくしている親戚の方であれば、日を改めて渡す方法もありますね。
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お年玉を渡す上手なタイミング!
お年玉を上手に渡すタイミングも考えておきましょう!
子供の目線に立つと「いつももらってるけど、今年ももえらるかな?」と少し心配しているかもしれませんね。
正月に親戚などの集まりがあれば、なるべく早めに渡してあげるのがオススメです。
帰り際などに渡してしまうと「今年はもらえないかも?」と不安を煽ることに繋がります。
各家庭の親が話し合って「お年玉の交換タイム」を設けていれば別ですが、親戚の子供に会ったらすぐに渡した方が喜びますよ!
自分がもらっていた頃を振り返っても、正月の最大関心事はやはりお年玉でした。
大人になってあげる側に立ち場が逆転しましたが、スマートで上手な渡し方やタイミングも計算しておきたいですね。
「自分の子供ももらったから」と後出しのような感じになると、印象もあまりよくありません。
相手の親が見ている時がベスト!
小学生以下の小さい子供に限らず、お年玉は相手の親が見ている時に渡すのがベストです。
中学生や高校生でも「○○おばちゃんからもらったよ!」と、自分の親に報告するとは限りませんよね。
逆に自分の子供がもらったことを後で知った時、一言お礼の挨拶くらいはしておきたかったと思うはずです。
親戚間でのお年玉のやり取りでも、最低限のマナーだけは守っておきたいですね。
もちろん、小さい子供の場合はお金を紛失することもありますし、誰にもらったかもわからなくなるケースもあります。
ポチ袋に自分の名前を書いておくことも大切ですが、相手の親が見ているタイミングなら「お年玉を渡したよ」というアピールにもなりますよね。
お年玉を渡す子供にかける言葉は?
お年玉を渡す時には子供に一言、二言、言葉をかけてあげましょう!
年に1回、正月にしか会えない親戚の子供などと会話することで、コミュニケーションも取れますよね。
特別長く喋る必要もありませんので、以下のように短い言葉でも問題ありません。
【例】
- ○○ちゃん、あけましておめでとう。今何年生になったの?
- ○○君、今年から小学生だね!お友達をたくさん作って楽しく過ごしてね!
- おーい、○○君。はい、少ないけどお年玉! 今年は受験がんばれよ!
- ○○ちゃん、久しぶりだね。東京で一人暮らしだよね。勉強もアルバイトもがんばってね!
普段から気心の知れた親戚の子供であれば、冗談を交えながら言葉をかけてあげてもよいですね。
あまり会えない子でも、少しでも仲良くなっておけばお年玉の渡し甲斐もありますよ!
地元の方言であなたなりの言葉をかけてあげると、子供もその親御さんも喜ばれると思います。
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お年玉はいつ渡す?渡し方のマナーとタイミング!子供にかける言葉も!のまとめ
お年玉は松の内の期間に渡すのが基本です。
ただ、忙しくて都合通りに行かないこともありますので、年末年始に近ければいつ渡しても問題はありません。
また、渡し方にも最低限守っておきたいマナーがあります。
相手が子供といえど、結局は親御さんも知ることになりますので、失礼のないようにしたいですね。
お年玉を上手に渡すタイミングも人それぞれですが、会ってすぐの方が喜ばれると思いますよ。
一言、言葉をかけてあげるだけで、今後も良好な関係が築けますよね。
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