プロテインの保存方法!容器と場所に注意!冷蔵庫や冷凍庫でも?

2021年4月15日賞味期限・保存方法

プロテイン 保存方法 容器 場所

筋肉量を増やし、美ボディを手に入れるために利用している人も多いプロテイン

パウダー系は湿気に弱いというデメリットがあるため、保存方法で悩みがちですよね。

 

管理が甘いとダニの温床成分の劣化にも繋がりますので、保存する容器や場所にも注意が必要です。

暑い夏場は冷蔵庫や冷凍庫に保管しておく人もいますが、最適な環境といえるのでしょうか?

 

そこで今回は、プロテインの保存方法!容器と場所に注意!冷蔵庫や冷凍庫でも?というテーマで詳しくご紹介しますね!

Sponsored Link

 

プロテインの保存方法!容器と場所は?

プロテイン 保存方法 容器 場所

食品やサプリメントで最も重要なのが、保存しておく容器や場所です。

一般的なプロテインパウダーは・・・

  • レトルト食品などに利用されるアルミ製パウチ
  • 円筒状のプラスチック製容器

で販売されていることが多いですね。

 

もちろんジッパー(チャック)や蓋がしっかりしたものであれば、購入した容器のまま気温の低い場所で保存することも可能です。

しかし、プロテインは湿度に弱いため、何度も開け閉めしている内に湿気を帯びて劣化することがあります。

 

開封後にわずかでも隙間が空いていると、水分以外にも微生物なども入り込んでしまいます。

特に注意したいのが、プロテインの栄養分を好むダニが入り込んで繁殖することです。

 

しばらく放置していたら「ダニの温床になっていた」「腐敗したような臭いがした」ということも十分あり得ます。

決して安い買い物ではありませんので、容器や場所を含め失敗しない保存方法を取り入れてくださいね!

 

購入した容器のままで保存するときは?

プロテインは購入した容器のままでも保存することは可能です。

温度や湿度の低い場所に置いておけば、急激に劣化することもありません。

 

ただし、ジッパーの閉め忘れを防ぐことや、閉める前に空気をなるべく抜いておくことが大切です。

空気に触れるとたんぱく質以外の成分が酸化して劣化のもとになります。

 

筒状の容器に入ったプロテインの場合も、蓋の閉め忘れに注意しておけば冷暗所で保存することもできます。

Sponsored Link

 

密閉性の高い保存容器への移し替えがベター!

真空保存容器

真空保存容器

密閉性の高い保存容器があれば、プロテインを移し替えるのがベターです。

たとえば、酸化を防ぐために真空状態にできる食品用容器はとても便利で、以下の通り様々なものがあります。

【真空状態にできる容器】

  • タッパー(食品用コンテナ)
  • ワンタッチ真空保存コンテナ
  • 密閉クリアパック
  • 円柱状保存容器
  • 真空保存パック
  • 真空ポンプ付き保存袋

※高額な家庭用真空パック機を購入する必要はありません

 

もちろん、密閉性の高い保存容器であれば、必ずしも真空にする必要はありません。

プロテインを小分けにするなら、ジップロックの「お手軽バック」などの保存袋やコンテナを利用するのもオススメです。

 

100円均一ショップにも大型の密閉保存容器がありますので、探してみるのもよいでしょう!

(※大型の味噌を入れる容器などは300円程度する場合もあります)

 

 

保存場所は気温と湿度で選ぶ!

温度計と湿度計

プロテインの保存場所はなるべく高温・多湿を回避できる冷暗所がオススメです。

つまり、直射日光が当たらなければ常温でもOKです。

 

常温の定義は食品衛生法やJIS規格など様々な分野で異なります。

プロテインの保存の目安としては、以下の環境なら安全です。

  • 気温:15~25℃
  • 湿度:50%未満

 

気温25℃、湿度60%を超えるとダニの繁殖が心配になりますので、ご注意くださいね。

後述していますが、梅雨時~真夏は冷蔵庫に入れる方法もありますよ!

乾燥剤の利用もオススメ!

湿気に弱いプロテインを保存する際は、乾燥剤を使用するのもオススメです。

人は気温には敏感ですが、意外と湿度がどのくらいあるのかわからないことも多いです。

 

梅雨時ならまだしも、季節外れの雨が続いて湿度が上昇することもあります。

乾燥剤はドラッグストアや100円均一ショップでも購入できますので、ぜひ利用してみてくださいね。

 

スプーンの取り扱いに注意!

プロテイン スプーン

大抵のプロテインには計量を兼ねたスプーンが付属していますが、取り扱いには注意が必要です。

清潔を保つために洗うことも多いと思いますが、付着した水分が悪影響を及ぼすことがあります。

 

保存容器ばかりに気を使い過ぎて、思わぬ落とし穴にハマってしまうことも…。

もしスプーンを洗ったら、しっかり乾燥できているかチェックしてから使いましょう!

 

頻繁にプロテインを購入される方は、余ったスプーンはストックして再利用する手もありますね。

Sponsored Link

 

プロテインの保存方法!冷蔵庫でもOK?

プロテイン 保存方法 冷蔵庫

梅雨時から真夏にかけて、日本は高温多湿の季節に入りますよね。

プロテインの常温保存も難しくなる時期になりますので、冷蔵庫に入れておくのもOKとされています。

 

ちょうどダニが好む環境が整ってしまいますし、湿気による酸化でプロテインが急速に劣化することもあります。

特に家の中で冷暗所を探しても見当たらない場合、常温から冷蔵保存に切り替えましょう!

 

ただし、注意事項もありますので、ぜひ確認しておいてくださいね。

 

結露による劣化の可能性も!

プロテインを冷蔵保存しておくと、取り出す時に外気温との差で結露が起こりやすくなります。

保存袋やタッパーなど、どんな容器に入れていても起こり得るものです。

 

結露を起こすとプロテインに水滴が入りやすいため、劣化して腐敗する可能性が高くなります。

予防法としては、必要な分を取り出したらすぐに冷蔵庫の中に戻すようにします。

 

もし長時間出しっぱなしにすると、急速に劣化して品質を保つことは難しくなります。

ただし、上手に冷蔵保存する方法もありますので、次にご紹介しますね!

 

数日分に小分けすると劣化を予防できる!

特に保存すべき量が多い時に有効な方法として、3~5日分ずつ小分けにして冷蔵庫に入れておくことです。

小分けにして保存しておけば、少なくとも今使用しているプロテイン以外は劣化を予防することができます。

 

3~5日分であれば早めに飲み切ってしまいますので、味や匂いもほとんど変化がないはずです。

保存袋に小分けするならしっかりジッパーを閉じておくこと、タッパーなどの保存容器なら蓋をしっかり閉めておくことが大前提となります。

 

さらに小分けにしたプロテインとともに乾燥剤を入れておけばパーフェクト!

冷蔵庫に入れておいて風味が落ちたと感じる場合、完全に密閉ができていないことがほとんどです。

Sponsored Link

 

プロテインの保存方法!冷凍保存は可能?

プロテイン 保存方法 冷凍庫

あまり必要性はないかもしれませんが、プロテインは冷凍庫で保存することも可能です。

マイナス18℃の冷気にさらされても、保存容器に問題がなければ簡単に変質することもありません。

 

パウダーがカチカチに凍ってしまうこともなく、シェーカーに入れて普段通りに飲むこともできますよ!

冷凍庫では細菌なども繁殖できませんので、冷蔵庫がパンパンで使えない時は利用してみてくださいね。

 

もちろん注意事項はありますので、下記にまとめています。

 

冷凍庫も結露対策は必要!

冷凍庫で保存する場合も、プロテインを取り出す時に外気温との差で結露してしまいます。

したがって、小分けにしてしばらく使わない分はしっかり密閉できる保存袋や容器に入れておく必要があります。

 

冷蔵保存と異なる点としては、乾燥剤を入れても無意味ということです。

マイナス18℃ともなると乾燥剤の方が変質して効果を発揮できません。

 

ジップロックフリーザーバッグもオススメ!

プロテインを冷凍庫で保存する際は、ジップロックフリーザーバッグなどの厚手のフィルムの方がベストです。

冷凍用でない保存袋の場合は暑さ0.3mほどですが、フリーザーバッグなら2倍の0.6mあります。

 

もともと冷凍焼けなどを防ぐ意味で厚いフィルムが使われているため、プロテインが変質して劣化するのを阻止することができます。

すぐに使い切ってしまうことも多いため冷凍する機会はほとんどないと思いますが、覚えておいて損はありませんね。

 

ちなみにフリーザーバッグの容量は、Lサイズが3.7L、Mは0.9L、Sは0.4Lとなっています。

もちろん冷蔵でも利用できますし、プロテインの量に合わせた使い方もできますね。

プロテインにダニが発生したら?

プロテイン ダニ

高温多湿の場所に保管していたプロテインにダニが発生したら、諦めてすべて処分してしまいましょう!

お腹を壊す程度ならまだしも、アレルギー反応やもっと重篤なアナフィラキシーショックの原因になります。

 

ただし、プロテインの中にダニがいるのかを見分けるのは難しい場合もあります。

容器を振らなくても粉末が微妙に動いていたらダニがいる証拠です。

 

特に賞味期限を大幅に超えているものは、保存状態も悪いことが多いです。

気温25℃以上、湿度60~80%になるとダニが最も好む環境になり、どんどん繁殖してしまいます。

 

賞味期限が切れたからといってすぐに捨てる必要はありませんが、長期間放置していたものは風味も落ちていますし、捨てた方がよいでしょう!

Sponsored Link

 

プロテインの保存方法のまとめ

プロテインの保存方法ついてご紹介しました。

ダイエットや筋肉量アップ、健康維持にも繋がる貴重なサプリメントです。

 

上手に保存して、最後まで使い切るようにしたいですね。

基本的には常温の冷暗所に置いておけばよいですが、気温や湿度には注意しておきましょう。

 

知らない内にダニが繁殖していたということもありますので、冷蔵庫や冷凍庫を利用する手もありますね。

梅雨時から暑い夏場にはプロテインも劣化しやすいため、保存で失敗しないように工夫してみましょう!