台風時にやるべき駐車場の車の対策!窓ガラスやボディーの保護は?
勢力の強い台風が接近してきた際、どのように車の対策をするかしっかりと考えていますか?
ただ駐車場に停めているだけでは、大切な車を守ることはできません。
窓ガラスやボディーは保護しておかなければ破損してしまい、台風が過ぎ去ったあとも乗ることができなくなってしまいます。
また、浸水の危険性も考慮して、避難させなければならない場合もあるかもしれません。
あらかじめリスクを確認しておくことで、いざ台風がきても慌てずに対応することができますね。
そこで今回は、台風時にやるべき駐車場の車の対策!窓ガラスやボディーの保護は?というテーマで詳しくご紹介します。
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台風時に駐車場の車に起こる危険性は?
台風時に駐車場の車に起こる危険性として、一番に考えられるのは強風による飛来物で傷ついてしまうことです。
軽いものなら被害は少ないですが、大きいものだと乗車不能になる可能性もあります。
近年の台風は最大瞬間風速が30m/sを超えるなど非常に強く、街路樹が倒れたり看板が飛ばされたりと大変危険です。
折れた木の枝や屋根瓦など、重量物が飛散したら甚大な被害が出るのは想像できますね。
これらの飛散物によって駐車場の車が傷つくだけでなく、ガラスが割れるなど大きな事故に繋がる危険性もあります。
せっかく台風を乗り越えても、乗れない状態になってしまっては余計な出費も増えてしまいますね。
また、台風によって大雨が降った時には、車が浸水してしまう危険性もあります。
低地などで水が溜まりやすい場合はもちろんですが、駐車場付近の河川が氾濫する可能性も考えられますね。
ニュースなどで被災地の情報を見ると、多数の車が流されていくショッキングな映像を目にすることも少なくありません。
高潮や高波が発生するケースもあり、海水に浸水してしまうと故障するだけではなく、買い替えなければならなくなることもあります。
さらに、台風で最大瞬間風速が40m/sを超える強風が吹くと、駐車場の車が横転してしまう可能性も出てきます。
特に高層ビルの立ち並ぶ都会では、突発的に吹くビル風によって想像しているよりも簡単に倒されてしまいますので注意が必要です。
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台風時にやるべき駐車場の車の対策!
台風時に駐車場の車に起こる危険性については、十分にお分かりいただけたかと思います。
勢力の強いものがきた場合、想像以上の被害を受ける可能性がありますので、事前にしっかりと準備しておく必要があります。
ここからは、台風時にやるべき駐車場の車対策を3つご紹介していきます。
カーポートの固定は必須
まず一番に考える駐車場の対策は、カーポートの固定です。
屋根として使用されている波板や平板は、通常ならフックボルトやビスで留められています。
この部品が錆び付いていたり緩んでいたりすると、強風により外れてしまう可能性があります。
ガタついて屋根のひび割れや破損にも繋がりますし、最悪の場合は飛ばされてしまうことあるでしょう。
また、駐車場のカーポートには以下の2タイプがあります。
- 片支持タイプ:柱が2本
- 両支持タイプ:柱が4本
柱が4本ある両支持タイプの方が、片支持タイプのカーポートよりも強度があることは想像ができますね。
台風による強風に耐えられる対策として、片支持タイプにはサポートと呼ばれる柱が付属されている場合があります。
簡単に取り付けることができ、駐車場の車を被害から守ることができた後にはすぐ外すことが可能です。
サポートが付属されていなかった場合には、ホームセンターなどで支柱の代わりとなるものを購入しておきましょう。
逆に、あまりにも台風の勢力が強い場合は、カーポートの屋根を全て外してしまうのも1つの方法です。
倉庫や室内に保管しておけば飛ばされる心配もありませんし、破損することもありません。
風を受ける部分が骨組みのみとなりますので、フレームや支柱が変形したり破損したりすることも防ぐことができます。
ただし、外すことは簡単ですが復旧するのは複雑で難しい作業となりますので、あらかじめ元に戻すことを計画して取り外すようにしましょう。
カーポートの固定には脚立などを使い、高い位置で行う作業が多く、平地に立っている時よりも不安定になります。
台風時には強風で落下する可能性もありますので、くれぐれもご自身の安全第一で対策をするよう気をつけましょう。
窓ガラスやボディーの保護は?
台風時の強風による飛来物から、車の窓ガラスやボディーを保護するための対策も講じる必要があります。
屋根瓦や折れた木の枝など、普段通り駐車場に停めておいただけでは守りきることはできません。
プラスチックダンボールや毛布などを使い、養生テープで固定しておくことをおすすめします。
あまりにも重いものが飛んできた場合は無傷とまではいきませんが、被害を最小限に抑えることが可能です。
また、駐車場に停めてある車の窓ガラスやボディーを保護する対策として、カバーの使用を検討する方もいるかと思います。
この時気をつけたいのは、台風の時の強風によって擦れることで、細かい傷がついてしまうことがあるということです。
カバーを使用する場合は内側の素材もよく確認し、車のサイズに合った裏起毛タイプを選ぶようにしましょう。
もちろん、強風によって飛ばされてしまわないよう、固定しておくことも忘れてはいけません。
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浸水の危険性がある時は非難
普段利用している駐車場が低地で浸水の危険性がある時は、車を避難させておく必要もあります。
また、屋内であっても地下や半地下の場合は、排水の処理が追いつかずに冠水してしまう可能性も考えられますね。
雨量が増えてきて、水が溜まり始めてから移動するのは危険ですし、運転中に被害に遭ってしまうこともあります。
お住まいの地域のハザードマップをあらかじめよく確認し、通行できる道路や避難させることのできる駐車場を把握しておきましょう。
また、自治体によっては商業施設などの立体駐車場を、台風などの災害時は臨時開放している場合もあります。
事前に調べておき、いざという時に慌てずに行動できるようにしておくとよいですね。
台風時の車の対策に車両保険を!
最後に、台風時に駐車場の車が被害を受けた場合の対策として、保険について確認しておきましょう。
基本的にはどの会社でも自賠責だけでは対応してもらうことはできず、任意で契約できる車両保険で補償されるのが一般的となっています。
台風による駐車場での損害としては、以下のような例が挙げられます。
- 豪雨や洪水、高潮による浸水
- 他人の車と衝突し、契約者の車が破損
- 土砂災害による損傷
- 強風による飛来物がぶつかった
これら全ての損害に対し、車両保険で対応してもらうことが可能です。
もちろん会社によって対応は異なりますので、ご自分が加入している保険会社にお問い合わせください。
また、台風などの自然災害による事故は不可抗力とみなされ、車両保険を利用しても等級のダウンは1段階で済むことがほとんどです。
その場合でも1年間は「事故あり係数期間」となり、保険料は割増になりますので、修理費を確認して相談しながら使うようにしましょう。
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台風時にやるべき駐車場の車の対策!のまとめ
台風時に駐車場にある車に起こる危険性や、その対策についてご紹介してきました。
普段から被災した際のことを考え、被害を最小限に抑える方法や避難場所などをあらかじめ確認しておくことで、いざという時に焦ることがなくなります。
近年の台風は勢力が強いため、今まで講じてきた対策では物足りないこともありますので、念入りに準備しておきましょう。
現在加入している車両保険についても、補償内容についてもう一度確認しておくと安心できますね。
駐車場の車が心配になるのは理解できますが、あくまでも自分の身の安全が第一です。
くれぐれも怪我や事故のないよう、ニュースや天気予報を確認した上で行動するようにしましょう。
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