ベタ基礎の床下浸水の対処法!水抜きから消毒までに必要なアイテム!

2022年7月5日災害

ベタ基礎 床下浸水 対処法

ベタ基礎の住宅は耐震性や防湿性に優れていますが、床下浸水の被害に遭うこともあります。

基礎の部分が全面コンクリートで覆われているため、水はけが悪く、早めの対処が必要です。

 

放置していると悪臭に悩まされたり、カビやシロアリ、その他の害虫の温床になることも…。

ベタ基礎は頑丈なイメージが強いですが、床下浸水ともなると話は全く変わってきます。

 

対処の流れや必要なアイテムについてもまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!

そこで今回は、ベタ基礎の床下浸水の対処法!水抜きから消毒までに必要なアイテム!というテーマでご紹介します。

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ベタ基礎の床下浸水の対処法!

ベタ基礎 床下浸水

最近では台風をはじめ、ゲリラ豪雨による川の氾濫などで住宅街が冠水することも珍しくありません。

ベタ基礎の住宅が床下浸水の被害に遭ったら、行うべき対処法は以下の4点です。

  1. 水抜き(排水)
  2. 汚泥の除去
  3. 入念な乾燥
  4. 薬剤での消毒

冠水していた水が引いていれば、専門の業者に依頼することもできます。

ただ、地域の大部分で被害が出ていると、すぐに引き受けてくれるという保証もありません。

 

床上浸水の方が急を要しますので、床下浸水は後回しになる傾向もあるでしょう!

まずは自分でできる対処法を実践し、あとで業者に点検してもらうのもオススメですよ。

 

といっても、すべてを家族だけで行うにはあまりにも重労働だと思われます。

行政(市区役所や町村役場)や家の建築に携わった工務店、ハウスメーカー、頼れる親戚や友人・知人などに相談することも忘れずに…。

 

特に行政はボランティアの方を回してくれたり、救援物資を配布していることもあります。

対処法①水抜き(排水)

ベタ基礎 床下浸水 対処法 水抜き

ベタ基礎の住宅が床下浸水の被害に遭ったら、なるべく早く水抜きを行いましょう。

排水が遅くなると流れ込んだ汚水により悪臭が立ち込めたり、雑菌が繁殖したりすることもあります。

 

一般的な住宅の場合、床下点検口がありますので、基礎の部分に溜まった水量を確認します。

高さ10cm程度も溜まっていれば、家全体を支えるベタ基礎に大量の汚水が溜まっています。

 

水中ポンプを利用すると早く水抜きができて便利です。

そもそも停電していたり、漏電の可能性もあるため、バッテリー式の水中ポンプがベストです。

 

大人数が集まれば、バケツを使って汲み出す方法もあります。

いずれにしても場合によっては床板を剥がす必要も出てきますが、あとで修復できるため大きな問題にはなりません。

対処法②汚泥の除去

べた基礎 床下浸水 対処法 汚泥の除去

水抜きをした後にベタ基礎に汚泥が沈着していることもあります。

床下浸水の時に流れ込む水には、泥をはじめ様々な異物が混じっています。

 

少量であれば移植ゴテなどを使って、大量であれば大型のスコップなどで全部取り除きます。

ヘラ状の金具や塵取りなども上手に利用しながら、臭いの元を断つためにも綺麗に除去しましょう!

 

洗い流す時はバケツの水を使い、すぐに拭き取れるように雑巾なども用意しておきます。

水道からホースを伸ばして洗い流す時は、数人でダンボールを使って堰き止めた上で行えば、比較的すぐに拭き取ることもできます。

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対処法③入念な乾燥

ベタ基礎 床下浸水 対処法 乾燥

床下浸水で流れ込んだ水分を拭き取ったら、サーキュレーターや扇風機を使って入念に乾燥させます。

前提として、ベタ基礎の中の目に見える水溜まりは、雑巾やスポンジなどで水分を拭きとっておきます。

 

また、家庭用の水中ポンプは水かさが5mm以下になると綺麗に水を吸い上げることができません。

汚泥が無くてそのまま乾燥させたい時も、モップ式タオル、雑巾、吸水スポンジなどでできるだけ水分を抜いておく必要があります。

 

サーキュレーターや扇風機は多い方が早く乾きますので、親戚や知人などからお借りするのもよいですね!

天候にもよりますが、乾燥には最低でも1週間、長くて10日くらい掛かると思っておきましょう。

 

乾きが不完全だと、カビがどんどん繁殖して、床の上や外壁などにも広がっていきます。

また、コンクリートも腐食して欠けたりしますので、ベタ基礎のメリットでもある湿気を好む害虫やシロアリの侵入阻止が機能しなくなることもあります。

対処法④薬剤での消毒

ベタ基礎 床下浸水 対処法 消毒

床下浸水の対処法の仕上げとして、薬剤を使って消毒を行います。

主にカビやその他の微生物を死滅させ、発生を抑制する効果が期待できます。

 

主に使われているのは、以下の薬剤です。

  • 消石灰(水酸化カルシウム)
  • 塩化ベンザルコニウム(消毒用逆性石鹸)
  • クレゾール石ケン液

 

ベタ基礎のコンクリートは綺麗に水で洗い流したり、拭き取ることも可能なので・・・

塩化ベンザルコニウム(消毒用逆性石鹸)が最もオススメです。

 

水で希釈してから、コンクリート一面にスプレーなどで噴霧します。(希釈の倍数は説明書で確認します)

スプレーボトルが無いという場合は、タオルなどに希釈液をとってから拭き上げてもOKです。

 

定番の消石灰でも消毒できますが、どちらかというと基礎に土の部分がある布基礎に有効ですね!

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ベタ基礎の床下浸水の対処に必要なアイテム!

ベタ基礎 床下浸水 対処 アイテム

次に、床下浸水の対処に必要なアイテムをご紹介します。

ベタ基礎ならではのものも多いですが、すべてが必要という訳でもありません。

 

ご自身で取捨選択をして、必要と判断したらぜひ用意してくださいね!

土の中に存在する破傷風菌などの有害物質は重度の感染症を起こすため、身を守るための装備は必須です。

全身用の作業着

全身用作業着

作業着は全身タイプがオススメです。

レインコートで作業する人もいますが、すぐに傷が入って破れてしまうこともあります。

ヘルメットや頭を保護するタオル

 

ヘルメット

特に床下点検口から入って作業する場合、頭を守るヘルメットやタオルは必要ですね。

ヘッドライト付きのものがあれば、両手が使えて重宝します。

ゴム手袋

ゴム手袋

基本的にどんな作業をする際も、ゴム手袋は役に立ちます。

床下浸水の水には雑菌も含まれているため、手を保護するために複数セットほしいですね!

作業用ゴーグル

作業用ゴーグル

作業用ゴーグルは泥はねや粉塵などから目を守ることができます。

万一、消石灰で消毒する際は、刺激が強すぎて失明する危険性があるため、必須アイテムとなります。

防塵マスク

防塵マスク

有害物質を呼吸から体内に取り込まないよう、防塵マスクもあった方がいいですね!

10~20枚セットなどで購入しておくと、交換もできて衛生的です。

安全長靴

 

安全長靴

床下浸水の他、どんな災害時にも役立つ安全長靴は便利です。

何が流れ込んでくるかわからないため、ベタ基礎の中と外の両方で重宝します。

家庭用水中ポンプ

家庭用排水ポンプ

家庭用の水中ポンプは「清水用」「汚水用」「土砂混入水用」など用途によって種類も様々です。

電源が無くても使えるバッテリー型がオススメですが、電気が使える場合はコンセント使用の汚水用で問題ありません。

塵取り

塵取り

塵取りは、床下の泥や水をすくうのにも便利なアイテムです。

ベタ基礎の平らなコンクリートの上だと、特に重宝すること間違いなしです。

バケツ

バケツ

バケツは水をすくったり、塵取りなどですくった水を入れる容器としても必要です。

床板を剥がして作業する際は、バケツリレーの要領で水を抜くこともあります。

移植ゴテ(スコップ)

スコップ 移植ゴテ

小さめの移植ゴテや大きめのスコップ(シャベル)は汚泥除去に欠かせません。

呼び方は地域で異なっていますが、大小を用意しておけば便利に使えます。

吸水スポンジ・タオル・雑巾

吸水スポンジ

床下浸水の水を吸収させて除去するスポンジ、タオル、雑巾などは多めに必要です。

特に吸水スポンジは大きなものもありますので、有効活用できそうです。

新聞紙

新聞紙

余った新聞紙も水分を取り除くのに重宝しますね。

どうせ処分するのであれば、ありったけ利用しましょう!

モップ式タオル

吸水スポンジ

モップ式タオルは柄の部分が長く、立ったままでも作業できて便利です。

腰にやや不安がある方でも、1本あればベタ基礎内部の水抜きには貢献できますね!

サーキュレーター・扇風機

サーキュレーター

サーキュレーターや扇風機は乾燥させる上で欠かせないアイテムとなります。

温風は配管や断熱剤を傷めることがあるため、普通の風が出るタイプを複数台用意したいですね!

塩化ベンザルコニウム(消毒用逆性石鹸)

逆性石鹸消毒に利用する塩化ベンザルコニウムは、原液、水溶液ともにホームセンターで購入できます。

500ml入りの原液でも600円程度なので、5本程度まとめ買いするのもオススメですよ!

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ベタ基礎の床下浸水の対処法!水抜きから消毒までに必要なアイテム!のまとめ

ベタ基礎の住宅が床下浸水した時の対処法は、以下4点となります。

  1. 水抜き(排水)
  2. 汚泥の除去
  3. 入念な乾燥
  4. 薬剤での消毒

 

汚泥が溜まっていなければ比較的楽にはなりますが、家の基礎がダメージを受けると心配ですよね。

業者に依頼してもよいのですが、費用は数十万円に上ることもあります。

 

家の建築に携わった工務店・ハウスメーカーの他、行政ともしっかり連携して安心の暮らしを取り戻しましょう!

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Posted by sonoko0620