寒中見舞いのはがきの種類!郵便局で買える?喪中は胡蝶蘭がベスト?
1年で最も寒い「寒」の時期に、相手の健康を気遣って送る「寒中見舞い」。
利用できるはがきの種類にはどのようなものがあるかご存じですか?
郵便局で買えるものの他、旅先で購入した風景入りのポストカードなども利用可能です。
寒中見舞いには胡蝶蘭が描かれた郵便はがきも使えますが、自分や相手が喪中の時は悩みがちですよね。
私製はがきを使う場合は、サイズや切手に関する注意事項もありますよ!
そこで今回は、寒中見舞いのはがきの種類!郵便局で買える?喪中は胡蝶蘭がベスト?というテーマで詳しくご紹介します。
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寒中見舞いのはがきの種類!
寒中見舞いに使えるはがきは、大きく分けると以下2種類あります。
【通常はがき】
通常はがきは、2007年10月にスタートした郵政民営化までは「官製はがき」と呼ばれていました。
切手を不要とする「ごく一般的な郵便はがき」で、寒中見舞いに利用されることも多いです。
【私製はがき】
一方の私製はがきとは、旅先や雑貨店など購入できる風景やイラストが印刷されたはがきや、手作りのものを呼びます。
こちらは日本郵便が発行し、コンビニや大手スーパー、ネットショップなどでも購入できる郵便切手を貼る必要があります。
寒中見舞いの本来の目的である「季節の挨拶状」として送る場合、どちらを使用しても問題ありません。
余寒見舞いも同じはがきを使用!
寒中見舞いは「寒の明け」とも呼ばれる「立春(2月4日頃)」を迎えると「余寒見舞い」に切り替えて送る必要があります。
ただし、使用できるはがき自体はどちらも全く同じものになります。
年賀状はNG!
「年賀状が余ったから」といって、寒中見舞いのはがきとして使用するのはNGです。
相手に対して失礼になりますので、ご注意くださいね。
用途に合わせた専用はがきを用意することは、最低限のマナーです。
尚、お年玉付き年賀はがきが余った場合、郵便局に持って行けば手数料1枚あたり5円で「通常はがき」「切手」「特定封筒」などに交換してもらえますよ。
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寒中見舞いのはがきの種類・郵便局で買えるものは?
寒中見舞いに使えるはがきの種類で、郵便局で買えるものは第二種郵便物の「通常はがき」になります。
ちなみに第一種郵便物は「手紙」ですね。
通常はがきには以下の4種類がありますので、お好みで選んでくださいね。
【通常はがき】すべて63円で切手は不要
- ヤマユリ :普通紙
- ヤマザクラ:インクジェット紙
- 胡蝶蘭 :普通紙
- 胡蝶蘭 :インクジェット紙
郵便局で買える通常はがきには郵送料の63円が含まれており切手は不要です。
宛名面(表面)の左上部に、花のイラストと「日本郵便」「NIPPON」「63」などの記載があります。
寒中見舞いでは胡蝶蘭のデザインが一番人気ですが、上記4種類ならどの花がデザインされていても問題なく使えますよ!
WEB限定商品・寒中デザイン印刷も!
郵便局の総合印刷サービスでは、寒中見舞いにも使えるWEB限定の寒中デザイン印刷も行っています。
タイプは2種類で、「寒中スタンダード」「寒中カジュアル」があります。
「寒椿」「梅」「日本水仙」「シクラメン」などの花が印刷され、季節感あふれる仕上がりとなります。
価格はどちらも2664円(10枚~)ですが、寒中見舞いに利用してみるのもよいでしょう。
寒中見舞いのはがきの種類・喪中は胡蝶蘭がベスト?
相手や自分が喪中の時に寒中見舞いを送る場合、はがきの種類で悩むこともありますよね。
一般的には胡蝶蘭のイラストが描かれた通常はがきがベストとされています。
とくに白い胡蝶蘭は「通夜・葬儀・告別式」の祭壇に飾られることも多く、仏花としても有名ですよね。
ヤマユリやヤマザクラより背景色(青や緑の部分)が淡くなっており、シックで落ち着いた印象もあります。
もともと喪中はがき(年賀欠礼状)や寒中見舞いに最適とされるデザインで、広く使用されています。
ちなみに、白い胡蝶蘭の花言葉は「清純」で、花姿も何色にも染まらず「慶事用や弔事用にも無難」なのです。
喪中で年賀状が出せなかった時の「季節の挨拶状」として送る寒中見舞いにも相応しいと思われます。
もちろん他の種類のものや私製はがきでもマナー違反ではありませんが、ベストの選択は胡蝶蘭となるでしょう!
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寒中見舞いのはがきの種類・私製はがきの注意事項!
寒中見舞いのはがきの種類には、郵便局では発行されていない「私製はがき」もあります。
旅行に出かけた際に土産店で購入したり、自分でオシャレなデザインのものを手作りする方も多いようです。
ただし、私製はがきを「第二郵便物・はがき」として利用する場合、注意事項もあります。
とくにご自身で寒中見舞い用のはがきを作るという方は、サイズや重さ、厚さ、形の規定に従いましょう!
【第二郵便物・はがきの規定】
- サイズ:(最小)横幅9cm×縦幅14cm、(最大)横幅10.7cm×縦幅15.4cm
- 重さ :2g~6g
- 厚さ :通常はがきと同等以上
- 形 :長方形のみ
厚みはやや曖昧ではありますが、市販の通常・私製はがきと同じ程度であれば問題ありません。
「郵便はがき」か「POST CARD」の記入
注意事項は他にもあります。
私製はがきを利用する際は、宛名面中央上部か、左側上部に「郵便はがき」、または「POST CARD」の表記が必要です。
書き忘れた場合、寒中見舞いのはがきでも「第一種郵便物・手紙」として扱われてしまいます。
切手の料金も変わってきますので、ご注意くださいね!
郵便番号記入欄は赤にする
郵便番号記入欄は赤色で作るようにします。
機械で黒や青文字の郵便番号を読み取るためで、赤に近い朱色などでもOKです。
黒などにすると番号を正確に読み取れず、寒中見舞いが相手に届かず手元に戻ってくることもあります。
切手を貼る位置は左上
切手を貼る位置は通常はがきと同じく左上部です。
ただし、宛名面を横長にする場合のみ、右上部になりますので間違いの無いようお願いします。
切手の枚数は複数でも問題ありませんが、63円切手を1枚貼った方が収まりもいいですよね。
切手の種類は豊富!
寒中見舞いに私製はがきを利用する際は切手が必要ですが、その種類は非常に豊富です。
郵便局で発行されているものは、以下のようなものがあります。
【切手の種類】
- 普通切手
- 特殊切手
- ふるさと切手
- グリーティング切手
切手には有効期限がありませんし、四季折々の季節を感じさせるものは無数にあると思います。
とくに冬のグリーティング切手は寒中見舞いに相応しいものが揃っていますよ。
尚、切手は郵便局以外にも、コンビニ―、大型スーパー、ネットショップ、金券ショップ、個人商店などでも販売されています。
注意事項としては2019年10月から消費税が10%にアップしたため、現在は62円ではなく63円切手が必要ですね!
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寒中見舞いのはがきの種類!郵便局で買える?喪中は胡蝶蘭がベスト?のまとめ
- 寒中見舞いのはがきは「通常はがき」と「私製はがき」の2種類
- 郵便局で買えるのは「ヤマユリ」「ヤマザクラ(インクジェット紙)」「胡蝶蘭(普通紙・インクジェット紙)」の4種類
- WEB限定の寒中デザイン印刷が利用できる
- 喪中の場合は胡蝶蘭のイラスト入りがベスト
- 私製はがきは市販のものと手作りのものがある
- 「第2種郵便物・はがき」の規定の従ったサイズ・重さ・厚さ・形のものを使用する
- 寒中見舞いに手作りのはがきを利用する際は注意事項も多い
- 切手には有効期限がないため、種類が非常に豊富
- 冬のグリーティングは季節感あるれるデザインでオススメ
一口に寒中見舞いのはがきといっても、様々な種類のものが使用できます。
インターネットでは無料テンプレートもダウンロードできますので、お世話になっている方に送ってみてくださいね!
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