2023年の恵方巻きの方角!決め方や意味、アプリで調べる方法!

2021年11月16日行事・カレンダー

2023年 恵方巻き 方角 決め方 意味 アプリ

2月初旬の節分の日になると、家族揃って恵方巻きを食べる習慣がありますよね。

2023年はどの方角を向いて食べるのか、あらかじめ確認しておきましょう!

 

また、恵方巻きの方角の決め方やその意味も知っておくと、節分の縁起物としてのご利益も大きいかもしれませんね。

方位磁針が無くても、スマホのアプリで簡単に調べる方法もありますよ!

 

そこで今回は、2023年の恵方巻きの方角!決め方や意味、アプリで調べる方法!というテーマでご紹介します。

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2023年の恵方巻きの方角!

2023年 恵方巻き 方角

2023年(令和5年)の恵方巻きの方角(恵方)は、南南東やや南とされています。(方位:165℃)

「やや南ってどうゆうこと?」と思われがちですが、たしかにわかりづらいですよね!

 

現在、東西南北360度を細かく分ける方法は、主に以下16方位が使われています。

16方位

【16方位】

  • 4方位=東・西・南・北
  • 4方位=北東・南東・南西・北西
  • 8方位=北北東・東北東・東南東・南南東・南南西・西南西・西北西・北北西

しかし、恵方巻きの方角は、360度を24分割した「二十四方(二十四山)」で決まります。(※詳細は後述しています)

方角を決める基準が現在の16方位より細分化されているため、「やや南」という特殊な表現が入っています。

 

2023年の恵方は「二十四方」のうちの丙(ひのえ)」の方角に当たり、実は10年間に4回も巡ってきます。

当日は、南南東より少し東側を向いて恵方巻きを食べると、ご利益も期待できそうです。


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恵方巻きの方角の決め方!

恵方巻き 方角 決め方

恵方巻きの方角の決め方は、前述した「二十四方(二十四山)」に基づきます。

構成する要素は、以下の「十干(じっかん)」「十二支(じゅうにし)」「八卦(はっけ)」となっています。

二十四方(二十四山)の構成要素★


【十干】(※8種使用)

甲(きのえ)・乙(きのと)丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)

※陰陽五行思想の要素の1つ「土」に関する「戊」「己」は使用されていません


【十二支】(※全12種使用)

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

 

【八卦】(※4種使用)

坎(かん)・ 艮(ごん) ・震(しん) ・巽(そん) ・離(り)・ 坤(こん)・ 兌(だ)・ 乾(けん)

※天地の四隅を表す「四維(しい)」=艮 (うしとら)・巽(たつみ)・坤(ひつじさる)・乾(いぬい)のみ使用

十干から8種類、十二支から12種類、八卦から4種類を合わせ・・・

360度の方角を24等分に分けた「二十四方(二十四山)」が完成していますね!

 

ただし、実際に恵方巻きの方角(恵方)となり得るのは、すべて十干に当たる…

甲(きのえ)・丙(ひのえ)・庚(かのえ)・壬(みずのえ)の4種類のみで、「恵方四方位」と呼ばれてます。

 

さらに、恵方巻きの方角は西暦年1の位の数字によって簡単に判別できるようになっています。

恵方巻き 方角 決め方

詳細は以下の通りです。

恵方四方位
西暦年1の位の数字 十干 恵方 方位
4・9 甲(きのえ) 東北東やや東 75℃
1・3・6・8 丙(ひのえ) 南南東やや南 165℃
0・5 庚(かのえ) 西南西やや西 255℃
2・7 壬(みずのえ) 北北西やや北 345℃

10年単位で見ると丙の方角になる年が4回と多く、それぞれ甲、庚、壬の年の2倍となっています。

恵方巻きの方角(恵方)の決め方は複雑ですが、西暦年1の位の数字だけですぐに判別できてしまいますよ!


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恵方巻きの方角の意味!

恵方巻き 方角 意味

恵方巻きを食べる時に向くと縁起がよいとされる方角を「恵方(えほう)」といいますよね。

同じ読み方で「吉方」「兄方」と書いたり、「明方(あきかた・あきのかた)」と呼ぶこともあります。

 

恵方とは「歳徳神(としとくじん)」のいる方角を意味し、その方向を向いて行うことは「すべて吉」とされているのです。

歳徳神は毎年異なる方角に移動しますが、そちらを向いて恵方巻き(太巻き寿司)を食べると願い事が叶うといわれています。

ひとくちメモ!
恵方巻きはコンビニ大手・セブンイレブン発祥の名前です。万事において吉となる恵方と、近畿地方の一部に伝わる「丸かぶり寿司」を融合させた商品を開発し、1990年代から全国に広まった風習です。

歳徳神(としとくじん)とは?

歳徳神とは

歳徳神とは、古代中国の自然哲学思想「陰陽五行説」を起源とし、日本で独自に発展した陰陽道における女神様です。

「1年の福徳を司る神」として知られ、民間信仰では「歳神様」「お正月様」と同一視されています。

 

恵方巻きを食べる際に、恵方を向いて食べると縁起がよいといわれるのも納得ですよね。

歳徳神は元日の朝に門松を目印に各家庭に入り、小正月の頃の「どんど焼き(左義長)」の煙に乗って天に帰る神様としても有名です。

 

天に帰った後、吉方を司る神として1年間恵方に滞在されています。

恵方巻きの方角をアプリで調べる方法!

恵方巻き 方角 アプリで調べる方法節分の日に恵方巻きを食べようとしたら、「恵方ってどっち?」ということもありますね。

そんな時はスマホのアプリで簡単に方角を調べることができますよ!

 

iPhoneの場合は、標準で「コンパス」というアプリが入っています。

androidの場合は、「Google play」から「デジタルコンパス」などを入手しておくと便利ですよ!

 

どちらもタップして起動させた後、スマホを持って「南南東やや南」の方角に向けるだけです。

方位165℃と表示されたらOKですね!

 

もっと簡単な方法で恵方を調べたい方は「2023年の恵方コンパス」というアプリを入手してください。

アプリ 2023年の恵方コンパス

※画像は2022年版です

「スマホを持って回るだけ」の文字通り、簡単に恵方を教えてくれますよ!

恐らく1年に1度しか使用しない人も多いと思いますので、すぐにアンインストールするとよいですね。

 

恵方巻きの食べ方にも様々なルールがありますが、最低でも方角だけは間違えないでくださいね!


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2023年の恵方巻きの方角!決め方や意味、アプリで調べる方法!のまとめ

  • 2023年の恵方巻きの方角は「南南東やや南」
  • 方位にして165℃
  • 恵方の決め方は全方向を24等分にした「二十四方(二十四山)」に基づく
  • 実際には十干の「甲・丙・庚・壬」の4方向(恵方四方位)のみ
  • 恵方とは吉方を司る女神・歳徳神のいる方向(すべて吉とされる)
  • 歳徳神は「年神様」「お正月様」と同一視されている
  • 方角はスマホのコンパスアプリで簡単に調べられる

 

2023年の節分は2月3日(金)となっています。

当日は「南南東やや南」の方角を向いて恵方巻きを食べると願い事が叶うかもしれませんね。

 

とくに厄年の人や、受験がまだ終わっていない学生さんは実践してみてくださいね!