張本美和の両親は中国人?父親が日本に帰化した時期や理由とは?
弱冠15歳ながら、2024年のパリ五輪の卓球女子日本代表に内定してしている張本美和さん。
両親は中国人とも噂されていますが、父親や母親はどんな人なのか気になりますよね。
張本美和さんといえば、兄・張本智和さんも世界有数の卓球選手として活躍しており…
兄妹でオリンピック出場という快挙を成し遂げるのも時間の問題となりました。
また、両親の内、父親はすでに日本に帰化しているともいわれていますが、その時期や理由も調査してみましたよ!
そこで今回は、張本美和の両親は中国人?父親が日本に帰化した時期や理由とは?というテーマでご紹介しますね。
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張本美和の両親は中国人?
宮城県仙台市出身で、オリンピック出場という夢を実現させたスーパー中学生・張本美和さん。
両親は2人とも生粋の中国人でしたが、父親と兄の智和さん、本人の3名は日本に帰化されています。
そのため、兄妹でパリ五輪の卓球日本代表選手に選ばれていますが・・・
現在も母親のみ中国籍のままであることから、厳密にいえば「両親揃って中国人」という訳ではありません。
ただし、父親と母親は生まれも育ちも中国なので、血筋のみを見れば両親だけでなく家族4人が中国人ということになります。
張本美和さんも兄の智和さんも「日本と中国のハーフではないか?」と思われがちですが、もともとは中国国籍で一切日本人の血は流れていない日本代表選手になります。
張本美和の父親はどんな人?
張本美和さんの父親の名前は張本 宇(はりもと・ゆ)さんといいます。
「張本」は帰化後の日本名で、詳細なデータは以下の通りです。
【張本 宇さんのプロフィール】
- 中国国籍時の日本名:張宇(ちゃん・ゆ)
- 出身:中国四川省
- 生年月日:不明
- 年齢:53歳くらい(※2024年3月現在)
- 現役時代は四川省の卓球代表として活躍(中国では有名選手)
- 初来日は1993年
- その後、カタールやインドでプレー
- 28歳頃、現役引退
- 1998年に再来日して仙台ジュニアクラブの指導者になる
- 再来日から半年後に張凌(ちゃん・りん)と結婚
- 2003年6月27日に長男・智和が誕生
- 2008年6月16日に長女・美和が誕生
- 2014年3月に長男長女とともに3人で日本に帰化
- 2016年宮城県仙台市宮城野区に「張本卓球場」を開設
- 平成29年度JOCエリーアカデミー強化スタッフ・男子ジュニア日本代表コーチ就任
張本美和さんの父親の張本 宇さんは母親ほど有名ではありませんが、現役時代はプロの卓球選手として海外でも活躍した選手でした。
引退後はもともと中国プロチームの指導者になる夢を持っており、仙台に拠点を移してからは言葉や生活面で苦労したようですが、結局は母国からのオファーも断っています。
また、張本美和さんの両親は卓球選手としての苦労も知り尽くしていましたので、「息子や娘にプロの選手になってほしい」といった希望も無かったそうです。
兄の張本智和さんは2005年、2歳のときに卓球を始めていますが、父親の宇さんとしても最初は遊ばせる程度だったのかもしれません。
張本美和の母親はどんな人?
次に、張本美和さんの母親の名前は張凌(ちゃん・りん)さんといいます。
家族の中で唯一日本に帰化されていないため、現在も中国国籍だと思われます。
詳細なデータは以下の通りです。
【張凌さんのプロフィール】
- 中国国籍の日本名:張凌(ちゃん・りん)
- 出身:中国四川省
- 生年月日:不明
- 年齢:50~51歳くらい(※2024年3月現在)
- 現役時代は中国代表チームの選手として活躍
- 1994年の全中国選手権の混合ダブルスで準優勝
- 1995年の地元中国開催の第43回世界卓球選手権で中国代表として出場
- 1996年、23歳頃に現役引退
- 1996年に卓球マレーシア女子代表コーチに就任
- その後、マレーシア女子代表監督に就任
- 1998年に来日して張本 宇さんと結婚
- 2003年6月27日に長男・智和を出産
- 2008年6月16日に長女・美和を出産
- 2016年から宮城県仙台市の「張本卓球場」でコーチを務めている
張本美和さんの母親・張凌さんは最強の中国ナショナルチームで活躍したため、世界的にも有名な選手でした。
現役引退後はマレーシア卓球界の発展に貢献されています。
父親の張本 宇さんとは四川省の卓球代表のチームメートだったことから、1998年の来日後に結婚。
2024年となった現在も宮城県仙台市宮城野区にある「張本卓球場」で、子供たちの指導に尽力されています。
前述した通り、張本美和さんの両親は自分の子どもたちをプロの卓球選手に育てる気持ちはなく、その思いは母親の方が強かったといわれています。
そのため、とくに兄の智和さんは卓球の英才教育を受けておらず、小学校6年生までは1日2時間しか練習させてもらえなかったようです。
母親の意向により3歳頃からは英会話教室に通い、小学校時代は学研教室で勉強に励み、学研主催の小学校全国共通テストでは国語や算数で何度も全国1位を獲るほど優秀だったといわれています。
張本美和さんも学研の同テストで全国1位を獲得しており、母の訓えを守り文武両道に優れた中学生と見て間違いないでしょう!
自分の子が2人ともオリンピック選手になることが確定していますが、「1に健康、2に勉強、3に卓球」という母親の教育方針は今後もブレることはなさそうですね。
張本美和の父親が日本に帰化した時期と理由は?
前述の通り、張本美和さんの父親・張本 宇さんにはいずれ母国中国に帰り、プロの指導者になる夢がありました。
しかし、母国チームからのオファーを断り、2014年春には親子3人(母を除く)で日本に帰化する決断をされています。
この出来事は家族全員に大きな影響を与えることになりますが…
父親が帰化に踏み切った理由は、張本兄妹の兄・智和さんの「2020年の東京五輪で金メダルを獲りたい」という願望によるものと報じられています。
両親は2人とも純粋な中国人ですが、張本智和さんも美和さんも宮城県仙台生まれの仙台育ちです。
当時小学4年生(10歳)の智和さんが「生まれ育った日本の選手として五輪に出たい」という意思が、父親の気持ちを溶かすように帰化へと向かわせたようです。
また、智和さんが小学校卒業後に進んだ東京のJOCエリートアカデミーの存在も大きく…
- 五輪で勝つための様々なトレーニングや栄養管理などのノウハウが集めらていること
- 打倒中国に向けた研究や対策などが練り上がりつつあること
- 父親の張本 宇さんが日本代表男子のジュニア担当コーチとして息子を指導できること
なども理由とされていますが、これは妹の張本美和さんにとってもプラス材料となったようです。
パリ五輪を目前に控えた今、張本兄妹の視線の先に中国人選手の背中が見えていますので、ぜひ「日本に帰化して良かった」と思える活躍に期待したいですね。
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張本美和の母親が帰化していないのはなぜ?
張本美和さんの母親・張凌さんが中国籍のままで日本に帰化していない理由はハッキリわかっていません。
帰化に関しては1度もコメントされていないため、以下のような憶測が飛び交っています。
- 将来的には中国に帰りたい
- 国籍上ではあるが、祖国を捨てるようなことはできない
- 身内から帰化に対して反対された
- 張本 宇さんとの話し合いで、どちらかを中国籍のままにしておいた
- いずれ中国のトップ選手を育てたい
あくまで噂レベルのお話ですが、4人家族で唯一帰化されていないため、あながち間違いばかりとは限りませんね。
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張本美和の両親は中国人?父親が日本に帰化した時期や理由とは?のまとめ
- 卓球女子日本代表の張本美和さんの両親はいずれも四川省出身の中国人
- 長男の智和さんや長女の美和さんもハーフではなく、もともと中国人だった
- 父親の張本 宇さんや母親の張凌さんは元中国のプロ卓球選手だった
- 張本智和さんの10歳頃の希望により、2014年春に父親と妹と3人で日本に帰化している
- 母親が帰化していない理由はハッキリわかっていないが、様々な憶測が飛び交っている
今年のパリ五輪でも金メダル獲得が狙えると目されている、日本卓球女子代表の張本美和さんの両親についてご紹介しました。
まだ伸びしろの多い選手なので、最強中国の高い壁を超えられるのか注目したいと思います。
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