七五三でもらった破魔矢の処分方法と時期!処分しない手もある!
お子様が七五三を迎えると、神社にお参りをして破魔矢を授かることも多いですよね。
神様の力が宿る縁起物だけに、役目を終えたら処分方法で迷うこともあるかと思います。
また、破魔矢は七五三の記念品の1つにもなるため、親御さんとしては処分時期も悩みがちです。
初詣などで購入したものとは異なり、いつまでも残しておきたいという気持ちもわかります。
あえて手放さずに、お子様が大きく成長するまで残しておくという手もありますよ!
そこで今回は、七五三でもらった破魔矢の処分方法と時期!処分しない手もある!というテーマでご紹介します。
七五三でもらった破魔矢の処分方法!
神社で七五三の御祈祷を受けると、千歳飴、お守り、お札、絵馬、破魔矢などを授かります。
破魔矢とは文字通り、魔(禍・厄災)を破り、お子様に福をもたらす効果のある授かり物。
一定期間は神棚などに大事に飾っておくことも多いですが、手離す時は必ずやってきます。
主な処分方法は以下2通りあります。
- 授かった神社に返納する
- 左義長(どんど焼き)などでお焚き上げをする
それぞれもう少し詳しく見てみましょう!
授かった神社に返納する!
七五三でもらった破魔矢の処分は、授かった神社に返納するのが一番です。
御祈祷や授与品により、お子様が健やかに成長できたという「お礼参り」の意味も兼ねています。
ただし、特別なことをする必要はありません。
神社には「古神札納め所」「古札納所」など、お守りやお札を返納できる所が設けてあります。
七五三で授かった破魔矢も返納できますので、お好きなタイミングで入れておけばよいです。
感謝の意を伝えるため拝殿にお参りし、お賽銭を少し多めに入れておくと気持ちよく処分できます。
また、引っ越しなどで授かった神社に行けない場合は、他の神社に持って行く手もあります。
ただし、事前に電話で受け付けているかどうか確認しておきましょう!
左義長(どんど焼き)でお焚き上げ!
七五三でもらった破魔矢は、左義長(どんど焼き)で処分することもできます。
左義長とは、例年1月15日の小正月に行われている地域のお焚き上げ行事(火祭り)になります。
正月のしめ飾りや門松の他、役目を終えたお守りやお札なども燃やして供養することができます。
炎より立ちのぼる煙にのせて年神様を天に帰す行事なので、日本各地で行われていますね。
不要になった七五三の破魔矢も、神聖な炎で燃やすことで天に帰すことができますよ!
ゴミに出すのはNG!
どんな事情があるにせよ、七五三でもらった破魔矢をゴミに出すのはNG行為になります。
神様の魂が宿った授かり物なので、しっかり供養することが大切です。
地域の氏神様を祀った小規模な神社の場合、24時間いつでもお参りできるようになっています。
忙しくても返納する時間は作れると思いますので、ゴミとして処分するのはやめましょう!
おすすめは正月の初詣に出掛ける際に破魔矢を持って行き、古札納所に入れる方法ですね。
七五三でもらった破魔矢の処分時期は?
ただ、七五三でもらった破魔矢には有効期限自体が存在しないという考え方もあり、処分時期で悩みがちです。
最低でも1年は飾っておけますので、翌年11月の七五三シーズンまでは捨てる必要はありません。
授かった日から翌々年の正月まで飾っておいて、一般的な初詣の破魔矢と取り替える家庭も多いです。
明確にいつまでに処分しなければならないといった決まり事はありません。
ただし、せっかく七五三の御祈祷により授かった破魔矢ですから、3ヶ月や半年程度で取り替えるのは神社の神様に失礼に当たると思われます。
七五三でもらった破魔矢は処分しない手もある!
七五三でもらった破魔矢は、処分しないでずっと飾っておくという手もありますよ!
前述した通り、有効期限は存在しないという考えの基、記念に残しておきたいという家庭も多いです。
お子様の成長過程で手離すタイミングは様々ですが…
最長だと成人式を迎える時に神社に返納したり、左義長で供養するケースもあります。
長期間飾っておくと単なるオブジェのようになりますが、有効期限が無ければ破魔矢本来の効果は失われていません。
七五三の記念にずっと残しておきたい方は、飾る場所(神棚や鴨居、床の間)などを清潔に保っておきたいですね!
また、初詣の時などに毎年破魔矢を購入しているという場合、市販の二段式破魔矢置きがあると便利ですよ!
お子様2人が同時に七五三を迎える家庭でも、飾る場所に困ることは無くなりますね。
七五三でもらった破魔矢の処分方法と時期!処分しない手もある!のまとめ
七五三の破魔矢には、巡って来たチャンスを確実に射止めるという意味もあります。
お子様の健やかな成長と幸福を願う大切な神具であり、ここぞという時の武器となるものです。
処分するのは比較的簡単ですが、神社に返納する際は神様に感謝を意を伝えることも重要です。
くれぐれも単なるゴミとして捨ててしまわないようご注意くださいね!
また、処分しないでずっと飾っておきたいという場合、清潔に保つための工夫も必要ですよ!
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