七五三のお祝いのお返し!のしの書き方と金額相場、贈る時期はいつ?

2022年8月6日お祝い・贈り物のマナー

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お子様が七五三を迎えると、祖父母や親戚などからお祝いの金品をいただくことも多いですよね。

その際、お返しの品を用意することもありますが、のしの表書きや名前の書き方で悩みがちです。

 

また、いくらくらいの品がよいのか、金額相場も気になりますよね。

七五三のお祝いにお返しは不要といわれていますが、内祝いの品を用意するのが一般的ですね!

 

贈る時期もいつ頃にすべきか、確認しておきましょう!

そこで今回は、七五三のお祝いのお返し!のしの書き方と金額相場、贈る時期はいつ?というテーマでご紹介しますね!

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七五三のお祝いのお返し!のしの書き方は?

七五三 お祝い お返し のし 書き方

まず、七五三のお祝いに対してお返しを用意する際は、相応しいのし紙を選びましょう!

熨斗(のし鮑)紅白蝶結びの水引きが印刷されたのしを掛けるのがマナーです。

 

印刷だと白が見づらいこともあり、「紅銀」「紅金」の水引きであれば問題ありません。

筆記用具は毛筆か筆ペンになりますが、ボールペンや万年筆などはNGとなります。

 

書く内容は「表書き」「お子様の名前」の2点のみなので、比較的簡単ですよ!

表書きは何と書く?

七五三 お祝い お返し のし 書き方 表書き

七五三のお祝い返しの品に掛けるのしの表書きは、以下3種類から選びましょう!

  • 内祝
  • 七五三内祝
  • 御礼

水引き中央上部に崩し過ぎないわかりやすい文字で書くのがオススメです。

あらかじめ表書きが印刷されたのしを購入された場合、記入は不要になります。

贈り主の名前はどうする?

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表書きを書いたら、水引き中央下部にお子様の下の名前を記入します。(※苗字は不要です)

七五三のお祝いをいただくのはお子様ですので、形式上お返しをするのは息子さんか娘さんです。

 

親御さんの知人・友人宛ての場合、小さい文字でふり仮名を書いておく方が親切ですね。

最近では当て字を使ったキラキラネームも多いため、七五三を機にしっかり名前も覚えてもらいましょう!

内のしと外のしのどっち?

七五三 お祝い お返し 内のし 外のし

七五三のお祝いに対するお返しの品を用意したら、「内のし」「外のし」かを決めましょう。

  • 内のし:のしを掛けた上から包装紙で包む
  • 外のし:包装紙で包んでからのしを掛ける

一般的に、お返しの意味を含む内祝の場合、表書きを目立たせない内のしが多いです。

遠方に宅配などで送る際も、のしに汚れや傷が入りにくというメリットもありますよ!

 

関東や関西でしきたりが異なるというお話もありますが、気にせず個人の判断でよいと思われます。

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七五三のお祝いのお返し!金額相場は?

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七五三のお祝いに関するお返しの金額相場は1/3~半返しといわれています。

あまり高額になると、贈り主に対して失礼に当たりますので注意したいところですね。

 

お祝いに現金をいただいた場合は、大体いくらの品を用意すればいいかわかりますよね。

ただ、プレゼントなどのギフト(品)だと、いくらくらいかわかりづらいです。

 

そこで、七五三のお祝いを贈る側の金額の相場から、お返しの金額を算出してみますね。(※半返しの場合)

間柄 お祝い金 お返しの相場
祖父母 1万円~3万円 5000円~1万5000円
親戚 5000円~1万円 2500円~5000円
知人・友人 3000円~5000円 1500円~2500円

贈り主が祖父母だとやや高めになりますが、1/3と考えるともっと安くても問題ありません。

また、七五三には食事会を開くことも多いため、参加される方は必然的にお返しの金額も下がります。

 

遠方の親戚などは参加されませんので、最高でも5000円程度の品でよいと思われます。

一般的に、お返しはクッキー、煎餅などのお菓子類やサラダ油、石鹸、洗剤などの消耗品がベストといわれています。

 

その他、七五三には写真館で撮影したお子様の祈念写真を同梱するケースもあります。

写真代にも費用が掛かりますので、その分も金額相場から差し引くとお返しは気持ちばかりの品で良さそうです。

 

祖父母の場合のみ、少し高価なフォトフレームを用意しても予算内で収まると思いますよ!

チェック!
七五三を迎えるお子様が2人いる場合、お祝いも2人分いただくことになるため、お返しもそれぞれ別に用意します。


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七五三のお祝いのお返し!贈る時期はいつ?

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七五三のお祝いをいただいたら、お返しを贈る時期はなるべく早い方がよいです。

遅くとも1週間程度で相手に届くようにしたいですね!

 

食事会に参加される方は、帰り際にお渡ししてもよいでしょう。

七五三のお祝いを贈る時期は「神社へのお参りより先」というのがマナーなので、食事会の前には大抵いただいているはずです。

 

お返しの品にのしを掛けて用意しておけば、配送などの費用も浮きますからね。

当日に急遽参加された方へは一言お礼を述べる際に、あとで気持ちばかりの内祝いを贈る旨を伝えておくとよいです。

 

また、遠方からお祝いを送ってくださった方には、届いた日に電話でお礼を述べるのがマナーです。

後日改めてお礼状を添えてお返しの品を送りましょう。

 

その他、七五三参りの神社で撮影した写真を同梱したいという方もいますよね。

あまりにもお祝いを早くいただくと少し待たせることになりますが、お参りの後でお返しを発送しても問題はありません。

 

そのためにも、電話でお礼する際にお参りの日取りなどもお伝えしておくとよいでしょう。

最近ではカタログギフトの内祝いも主流になっていますので、検討してみることをオススメします。

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七五三のお祝いのお返し!のしの書き方と金額相場、贈る時期はいつ?のまとめ

七五三のお祝いをいただいても、必ずしもお返しは必要ではありません。

3歳、5歳、7歳の子供に金品を用意させるのは到底無理な話ですからね。

 

もちろん親御さんの判断に任されるわけですが、日本にはいつまでもお返し文化が根付いていますよね。

のちのち贈り主との関係がぎくしゃくしないためにも、内祝いとして贈る方が得策かもしれません。

 

のしの書き方や金額相場は決まっていますので、悩むようなことも少ないですよね。

七五三用のフォトアルバムは意外と値が張りますので、お返しの品に写真入りの封筒を同梱するとよいでしょう!