板チョコの賞味期限切れはいつまで食べられる?開封後の保存方法は?
甘いものが欲しい時のために、家庭でストックしておける便利な板チョコ。
ただ、キッチンの戸棚や冷蔵庫に入れておいたら「賞味期限が切れていた」なんてことも…。
もちろん保存状態がよければ、3ヶ月や半年程度なら問題なく食べられることもあります。
しかし、賞味期限切れして1~2年経過した板チョコは流石に心配ですよね。
未開封と開封後の保存方法も含め、食べられる目安をチェックしておきましょう!
そこで今回は、板チョコの賞味期限切れはいつまで食べられる?開封後の保存方法は?というテーマで詳しくご紹介します。
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板チョコの賞味期限はどのくらい?
まずは板チョコの賞味期限はどのくらいあるのか、チェックしてみましょう!
国内でも有名なお菓子メーカーごとに調査してみました。
メーカー | 商品 | 賞味期限 |
ロッテ | ガーナチョコレート | 製造日より 12ヶ月 |
ミルク | ||
ブラック | ||
ホワイト | ||
ローストミルク | ||
クランキーチョコレート | ||
明治 | 明治チョコレート | 製造日より 12ヶ月 |
ミルク | ||
ブラック | ||
ホワイト | ||
ハイミルク | ||
森永 | 森永ミルクチョコレート | 製造日より 12ヶ月 |
板チョコに限定すると、どのメーカーのどの商品も賞味期限は「製造日より12ヶ月」となっています。
1枚あたり50~60gで、主な成分は以下の通りです。
- カカオマス(※ホワイトチョコを除く)
- ココアバター
- 砂糖
- 全乳粉
- 植物油脂
- 乳化剤・香料
板チョコは保存性の高い砂糖が使用されている上、水分量は3%ほどしかありません。
準チョコレートに該当するお菓子類より賞味期限も長いのが特徴です。
ロッテのクランキーチョコレートには、小麦粉由来のサクサク食感「モルトパフ」が使用されています。
でん粉・膨張剤・トレハロース・カラメル色素なども含まれていますが、日持ちに関しては同じですね!
ロイスの板チョコの賞味期限は?
北海道札幌市を拠点とし、クオリティーの高いチョコレートが人気のロイズ(ROYCE’)。
板チョコの種類も多いですが、賞味期限を調べてみました。
板チョコの種類 | 賞味期限 |
カカオニブ入り | 製造日より 3ヶ月 |
ブラック | |
ミルク | |
クリーミーミルク | |
ホワイト | |
ラムレーズン | |
アーモンド入り | |
アーモンド入りビター | |
トフィー&アーモンド |
ロイズの板チョコは1枚120gと量が多く、賞味期限はすべて3ヶ月とされています。
中に含まれるミルク、ナッツ類、ラムレーズンなども高級ですが、一般的な商品より日持ちは悪いです。
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板チョコの賞味期限切れはいつまで食べられる?
板チョコは保存状態がよければ、賞味期限切れでもすぐに食べられなくなる訳ではありません。
生クリームや酒類などを使用しないため、水分が少なく、長期保存に向いている食品の1つです。
チョコレートを使ったお菓子などとは異なり、板チョコはほとんど腐ることもありません。
とはいえ、賞味期限切れしてからの経過時間によっても安全性は異なると思われます。
いつまで食べられるかの目安を以下にご紹介します。
過ぎてしまったからといって急激に品質が劣化することはほとんどありません。
3ヶ月ほどの賞味期限切れは?
未開封で常温や冷蔵保存しておいた板チョコは、賞味期限切れしてから3ヶ月程度は問題なく食べられます。
開封後で食べかけのものでも、保存状態がよければ極度に心配する必要もありません。
例外としては・・・「夏の暑い時期に日のあたる場所に置いていた」というくらいです。
板チョコがドロドロに溶けた後、冷え固まった様子がなければ、安全性に問題はないでしょう!
半年ほどの賞味期限切れは?
賞味期限切れから半年ほど経過した板チョコは、安全性の面で少し心配になりますよね。
しかし、たいていの場合は風味が損なわれることはなく、食べられることがほとんどです。
もし不安であれば、板チョコの見た目や臭いなどをチェックする方が望ましいですね。
異臭がするようなことがあれば廃棄してしまいましょう!
チョコレートが白くなるブルーム現象が起きることもありますが、絶対に食べられないという訳ではありません。
白くなる理由については以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
チョコレートが白くなる理由はカビ?ブルーム現象なら食べられる?
メーカー側としては賞味期限の設定にはある程度の「ゆとり」を持たせています。
ただし、賞味期限切れから半年経っているものは推奨を大きく超えていますので、食べられるかは自己責任で判断するしかありません。
1~2年の賞味期限切れは?
板チョコのストック自体を忘れている場合は、賞味期限切れから1~2年経過していることもありますよね。
もちろん保存状態がよければ食べられますが、風味などは劣化しているケースも…。
実は、3年以上経ったものでも美味しく食べられたという人もいますので、100%廃棄すべきともいえません。
あくまで自己責任に委ねられますので、食中毒などの心配があれば捨ててもよいと思います。
昔は保存食のイメージが強かった板チョコですが、賞味期限を遥かに超えたものは疑いの目を持つことも大切ですね!
個人的には見た目の変化や異臭がなければ、1~2年経過していても食べてしまうと思います。(笑)
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板チョコの開封後の保存方法は?
板チョコに限定すると、開封前も開封後も保存に適した温度は15~22℃です。
実際に溶け出す温度は28℃ですが、本来の風味を損なわないという意味でベストとされています。
常温保存も可能な温度ですが、板チョコは夏の猛暑や冬の暖房で溶ける可能性も高いです。
特に開封後は銀紙(アルミ箔のような紙)が剥がれてしまうため、劣化速度がアップしてしまいます。
板チョコを包む銀紙には・・・
- 香りを閉じ込める(虫除けにもなる)
- 熱で溶けるのを防止する
- 光や空気による油分の酸化を抑制する
といった効果があるため、保存状態を良好に保つメリットも大きいです。
開封後の板チョコは家庭用のアルミホイルで包み、さらにラップでくるんで冷蔵庫の野菜室に入れておくと安心です。
二重に包んでおくと臭い移りしないため、カカオ本来の風味をキープすることができます。
野菜室での板チョコの保存は・・・
- 温度3~8℃:やや低い
- 湿度20~30%:やや高い
といったデメリットもありますが、食べかけの場合はベストといってよいでしょう!
二重包装すれば常温でも構いませんが、温度が高過ぎてダメになる心配は尽きませんよね。
また、冷蔵室や冷凍室で保存する人も多いと思いますが、風味を活かす意味では温度が低過ぎます。
小まめに板チョコを食べて出し入れする際も、結露による劣化の原因になりますのでご注意くださいね!
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まとめ
国内有名お菓子メーカーの板チョコの賞味期限は、製造日より12ヶ月となっているものが多いです。
もちろん中にガナッシュやラムレーズンなどを挟んだタイプもあり、その分日持ちも悪くなります。
最近人気のロイズの板チョコは、3ヶ月と短めに設定されています。
賞味期限切れしたものは自己責任にはなりますが、3ヶ月~半年程度であれば食べられるケースも多いです。
見た目や臭いだけでも判断できますので、無暗に食べるのだけは避けてくださいね。
開封後の板チョコの保存は、アルミホイルとラップで二重包装し、野菜室に入れておくのがベストですね!
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