ガンバレルーヤよしこの病気は下垂体腫瘍!主な症状と治療法は?
2019年、テレビで見ない日はないというくらいの活躍を見せているガンバレルーヤよしこさん。
しかし、昨年は下垂体線種という病気を患い、1ヶ月間の療養をしていました。
どんな症状があったのか?も気になりますが、治療法なども注目して見ていました。
とにかく最近はバラエティ番組に引っ張りだこなので、少し安心しています。
【お大事に】ガンバレルーヤよしこ、下垂体腺腫手術で一時休養へhttps://t.co/IM9cHN8cjW
人間ドックを受診した際に「ホルモン産生の良性の腫瘍が見つかった」という。復帰については術後の経過をみて調整するという。 pic.twitter.com/3ojtjFtr7E
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 16, 2018
「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝までコマを進めていたので残念でしたが、病気を早期発見し、早期治療に進めたことは良かったと思います。
そこで今回は、ガンバレルーヤよしこさんの病気・下垂体腺腫の症状や治療法などについて紹介していきます!
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ガンバレルーヤよしこの病気・下垂体腺腫の症状とは?
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ガンバレルーヤよしこさんの患った病気、下垂体腺腫とはどのような病気で、どんな症状が出るのか調べてみました。
秋田県立循環器・脳脊髄センターの情報を下記にまとめています。
下垂体腺腫はホルモン産生つまり内分泌に関わる下垂体と呼ばれる器官のなかで、その前葉と呼ばれる部分から発生する腫瘍です。成人(20~50歳)に多く、3番目に多い脳腫瘍です。殆どが良性であり、悪性のものはごく稀です。
一般的にホルモンを産生せず、大きくなって視力視野の障害を呈するものと、ホルモンを産生してホルモン分泌異常による症状をきたすものの2通りがあります。
症状は産生するホルモン分泌異常によるものと、腫瘍による局所圧迫症状があります。全ての腫瘍型に一致して、腫瘍が大きくなると、視神経の中で視力・視野に関わる視交叉という部分を下方から圧迫するため、両耳側半盲(両目とも外側の視野が欠けてしまう)を特徴とする視野障害が特徴的です。また頭痛も頻度の多い症状の一つです。
また、ホルモン分泌異常に伴う症状には、以下のようなものがあります。
- 非機能性下垂体腺腫:腫瘍圧迫に伴う視野障害が中心です。
- 成長ホルモン産生腺腫:巨人症(子どもの場合)、先端巨大症(成人の場合で、顔貌の変化、手足のサイズが大きくなる、高血圧・糖尿病がおこる)をきたします
- 甲状腺刺激ホルモン産生腺腫:動悸、体重減少、発汗過多、甲状腺腫などがおこります。
- プロラクチン産生腺腫:妊娠していないのに乳汁分泌、無月経などがおこります。
- 副腎皮質刺激ホルモン産生腺腫:満月様顔貌、中心性肥満、高血圧症、多毛、色素沈着などがおこります。
- 性腺刺激ホルモン:自覚症状は少ないのですが、性腺機能の低下がおこります。
脳腫瘍と聞くと‟ガン”というイメージもあり、転移なども心配されますが、下垂体腺腫のほどんどが良性だということです。
しかし、腫瘍が大きくなると様々な障害が出てきて生活に支障をきたしますので、治療が必要になります。
ガンバレルーヤのよしこさんの場合は、「鼻が大きくなる」「あごが出てくる」「手足がパンパンになる」などの症状が出たそうです。
特に足はひどく、24.5cmから27cmになってしまいました。
これは‟先端巨大症の症状”ですね。
よしこさんは人間ドックで病気が発覚しましたが、1年以上前から体の変化は気になっていたようです。
症状は他にもありますが、自覚症状が少ないものもあるということで、かなり怖いですね。
頭痛などは風邪と勘違いして放置してしまいそうです。
腫瘍圧迫に伴い視野障害も出てきますので、放置することはできない病気ですね。
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ガンバレルーヤよしこの病気・下垂体腺腫の治療法は?
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ガンバレルーヤよしこさんが患った病気、下垂体腺腫の治療法には‟薬物治療”と‟手術”の2つがあります。
ほとんどは手術によって除去されることが多いです。
手術はそれほど難しいものではなく、鼻から内視鏡を入れて腺腫を摘出します。
3〜4時間程度で終了です。
ガンバレルーヤよしこさん。下垂体腺腫とのことで、自分も2013年に全く同じ脳腫瘍を経験しました。腫瘍の手術自体もですが、ホルモンバランスに影響があることが多いので、ご自身も周りの方も精神的なダメージが心配。芸人さんというお仕事の忙しさは計り知れませんが、どうぞご自愛下さい。
— 柴山順次 (@JunjiShibayama) November 17, 2018
薬物治療で完治を目指すと何年もかかるので、医師の判断にもよりますが、手術で早く治すに越したことはありません。
ガンバレルーヤが出演した番組では、よしこさんが復帰後、鼻から内視鏡を入れて手術したことを報告しています。
腺腫の大きさや広がりによっては、極稀に手術のあとに放射線治療をすることもあります。
その場合は副作用も考えられるため、慎重に治療しなければなりません。
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ガンバレルーヤよしこの病気は完治している?
下垂体腺腫は良性腫瘍なので、全部摘出することができれば完治する病気です。
ガンバレルーヤよしこさんの場合も、現在は何も症状が出ていないことから完治していると考えられます。
しかし、内視鏡での手術のため、髄液が漏れたり血管の損傷などの後遺症が起こることもあります。
実際によしこさんも髄液漏の予防のため、お腹から親指大の脂肪を切除して除去部分に入れています。
術後2ヶ月間は飛行機に乗るなどの気圧の変化や、トイレで踏ん張ることが禁止されていたそうです。
よしこさんは芸能活動で飛行機に乗ることも多いはずなので、日常生活も不便だったでしょうね。
また、下垂体腺腫によって出てしまったあごについては腺腫の除去では元に戻りません。
骨の形を治すためには、別の整形手術が必要になるそうです。
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ガンバレルーヤよしこの病気・下垂体線種のまとめ
- ガンバレルーヤよしこさんの病気、下垂体腺腫は良性の腫瘍
- 腺腫が大きくなると日常生活に支障をきたすこともある
- よしこさんは腺腫による先端巨大症の症状が現れていた
- 下垂体腺腫の治療法は鼻からの内視鏡による手術が一般的
- 腺腫を全部摘出できれば完治する
- 術後2ヶ月は髄液漏の心配があり、日常生活に不便が出る
- 下垂体腺腫による骨の変形を治すには別の手術が必要になる
ガンバレルーヤよしこさんの病気、下垂体腺腫は完治していると言っていいでしょう。
復帰してから10ヶ月経った現在も元気にしているところを見ると、本当に早く手術をしてよかったと思いますね。
今後もずっと元気で、コンビでの活躍に期待したいですね!
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