ノートルダム大聖堂(パリ)大規模火災!尖塔が崩壊でツイート連発!
フランス・パリの中心部にあり、観光名所の1つとされるノートルダム大聖堂で大規模火災が発生。
火災が発生したのは現地時間4月15日午後7時前、日本時間16日午後2時前だとされています。
激しく燃えているのはノートルダム大聖堂の中央部分にある高さおよそ90メートルの尖塔や周辺の屋根など。
尖塔は火災発生から約1時間後には崩れ落ちてしまいましたが、3時間が経過した現在でも火の勢いが収まっていません。
パリ中心部のセーヌ川の中州、シテ島にある大聖堂は、着工が1163年、完成は1225年。
中世を代表される建築物で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
これを受けて、フランスのマクレン大統領やアメリカのトランプ大統領、ユネスコの事務局長のツイートなども続々と届いていますので、改めて詳しくご紹介します。
ノートルダム大聖堂(パリ)の大規模火災発生の経緯
大規模火災の起きたのは、フランスのパリにある最も有名なノートルダム大聖堂の1つ。
日本人も含め、世界中から年間1200万人を超える人が訪れる有数の観光名所に戦慄が走りました。
日本時間16日午後2時前の火災発生ということで寝ている人も多かったと思いますが、事件の一報が入るとテレビやネットで大きく報じられました。
尖塔が焼け落ちて倒れるシーンはパリ市民だけでなく、私たちにも絶望的な瞬間となってしまいました。
ノートルダム寺院が焼け落ちていく様子を茫然と見ているしかない状況でしたね。
現時点で被害に遭った人物は報じられていませんが、世界遺産にも登録されている建築物が燃え盛る姿に大きな衝撃を受けた人も多かったと思います。
フランスのイースター(復活祭)は4月21日(月)とされています。
キリスト教の象徴的存在でもある建物火災で、今後影響が出るのは間違いないでしょう。
ノートルダム大聖堂(パリ)の大規模火災に関するツイート
現在けが人は確認されていませんが、火は大きな炎を上げて瞬く間に広がり、ノートルダム大聖堂の中心部にある建物の屋根や尖塔が焼け落ちる事態となっています。
歴史的建築物の大規模火災に関して、フランスのマクロン大統領をはじめツイートが寄せられています。
仏・マクロン大統領のツイート
「国全体が衝撃を受けている。すべてのカトリック教徒と国民と気持ちをともにしたい。フランス人にとって大聖堂は自分の身の一部であり、燃えている姿を見るの非常に悲しい」
米・トランプ大統領のツイート
「パリのノートルダム大聖堂の大規模な火災を見るのはとても恐ろしい」「消火するには上空から放水するのがよいかもしれない。いち早く行動しなければ!」
パリのアンヌ・イダルゴ市長のツイート
「パリのノートルダム大聖堂で大規模な火事が発生している。消防が出動して消火活動にあたっており、私たちも教会の大司教と連携して事態の収拾にあたっている。立ち入り禁止区域に近づかないように」
ユネスコ・アズレ事務局長のツイート
「1991年に世界文化遺産に登録された大聖堂でこれほど激しい火災が起きたことは遺憾だ。ユネスコとして事態を注視するとともに、貴重な遺産を保護し復元するためフランスを支援する準備がある」
ノートルダム大聖堂(パリ)の大規模火災の出火原因は?
消火活動中のパリ市消防局によると、まだ出火の原因についてはわかっていません。
フランス時間4月15日現在、ノートルダム大聖堂では修復工事が進められており、中心部の建物の周りには足場が組んであったと報じられています。
また、AFP通信によると、大聖堂の屋根裏付近から何らかの原因で出火したと見られています。
火の手が上がると同時に、高さ約90メートルに及ぶ尖塔や付近の屋根などが激しく燃え続け、火災発生からおよそ1時間後に尖塔が崩れ落ちています。
出火の原因が建物の修復プロジェクトに関するものとも考えられるため、もし事実が判明すると関係者にとって大きな痛手を背負うことになりそうです。
パリ有数の観光名所であり、ゴシック建築の代表的な建物としても有名なノートルダム大聖堂の大規模火災。
特にパリ市民に愛され続けていますが、毎年1200万人が訪れるといわれているだけに、フランス国内にとどまらず世界中に波紋が広がっているようです。
ノートルダム大聖堂とは?
画像引用:4travel.jp
ノートルダム大聖堂とは、主にフランス語圏内に建てられたキリスト教宗教建築の一種です。
フランス国内だけでも、「パリ」「シャルトン」「ランス」「アミアン」「ルーアン」「ストラスブール」「ル・ピュイ」など様々な地域に点在しています。
また、ベルギーにもフランス語圏の「トゥルネー」の他、オランダ語圏の「アンヴェルス」「ブルージュ」などの地域にも建てられています。
その他、カナダのケベックやルクセンブルクなどにある大聖堂も有名です。
ノートルダムとはフランス語で「私たちの貴婦人」と意味で、イエス・キリストの母「聖母マリア」を指す言葉とされています。
今回大規模火災に見舞われたパリの大聖堂は、1991年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
まとめ
ただ、一方で現地では再建に向けた募金活動がすでに行われています。
完全に再建されるまでは時間が掛かると思いますが、これからも応援していきたいですね。
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