灯油を玄関にこぼした時の臭い消し!拭き取った新聞紙などの処理は?
寒い冬場は「灯油」を玄関に保管しているご家庭も多いと思います。
ただ、ストーブなどのタンクなどに移す際、ポタポタこぼしたりして臭いが気になることもありますよね。
玄関は家族だけでなくお客さんも出入りすることが多いので、灯油の臭い消しの方法を知っておくと便利です。
手元が狂ってポリタンクごと横倒しになると、大量にこぼれたりして臭いが充満してしまいますからね…。
水拭きしたくらいでは簡単に消すことができませんし、独特のツーンとした臭いに1週間以上も悩まされることにもなりかねません。
また、嗅いでしまうと、めまい、頭痛、倦怠感、嘔吐など健康被害の危険の恐れもあります。
そこで、今回は灯油を玄関にこぼした時の臭い消しの方法について詳しくご紹介します!
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灯油を玄関にこぼした時の臭い消しの方法!
万一、灯油を大量に玄関にこぼしたら、引火する危険性も出てきます。
また、電動ポンプでタンクに移す際もポタポタこぼれることも珍しくありませんよね。
人の出入りが多い玄関ですから、しっかり臭い消しも行っておきましょう。
次の3ステップで比較的簡単に実践可能ですよ!
新聞紙やキッチンペーパー、ボロ雑巾などで拭き取る!
まず、玄関に充満している灯油の臭い消しのステップ1です。
灯油をこぼしてしまったら、すぐに新聞紙を上から被せてしみ込ませます。
完全に液体状のものがなくなるまで、何度か新聞紙を交換しながら行います。
灯油がしみ込んだ新聞紙は、丸めてゴミ袋の中に入れましょう。
玄関にこぼした灯油の量がそれほど多くない場合、キッチンペーパーや使い古したボロ雑巾などを使用します。
ボロ雑巾などはポリタンクの上などに置いている人も多いので、こまめに拭くことも大切ですね。
誤ってファンヒーターなどのタンクを横倒しにしてしまったら、なるべく急いだ方がよいです。
最初にしっかりと拭いておくことで、臭い消しの効果も高まりますよ!
洗濯用粉洗剤や小麦粉などで吸着させる!
続いて、玄関にこぼした灯油の臭い消しのステップ2!
新聞紙などで灯油をすべて吸い取ったように見えても、玄関の素材の表面にはまだ灯油の油分が残っています。
ただ、家にある物でこの油分を簡単に落とすことができます。
そのある物とは「洗濯用粉洗剤」です!
例えば、下記のようなものがあります。
- アタック (花王)
- ニュービーズ(花王)
- アリエール(P&G)
- ボールド (P&G)
- トップ(LION)
- ポール(ミマスクリーンケア)
液体洗剤では灯油の油分は落とせないため、ご注意くださいね。
洗濯用粉洗剤の代わりに、小麦粉または重曹を使うこともできます。
使い方はとても簡単です。
灯油がこぼれた玄関のタイルなどに洗濯用粉洗剤を被るくらいたっぷりふりかけます。
5分程度そのままにしておくと粉末が油分を吸収します。
その後、洗濯用粉洗剤をほうきとちりとりで集めてゴミに出しましょう。
あとは、濡れた雑巾で拭き取りをして仕上げますが、ここまでで玄関の臭い消しが完了することもあります。
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灯油は揮発性なので換気も臭い消しに重要!
最後に、玄関にこぼした灯油の臭い消しのステップ3!
実は、灯油はガソリンと同じで揮発性です。
玄関だとドアや扉を開けることも簡単なので、換気をすることも臭い消しには重要です。
灯油は風通しをよくすれば常温でも蒸発します。
つまり・・・以下の3ステップで玄関の臭い消しはほぼ完結します。
- こぼしたら灯油をすぐに拭き取る
- 残った油分を洗濯用粉洗剤などで吸着させて一掃する
- 蒸発を促すために玄関を開けて換気する
冬場でも換気を心掛けると、玄関に充満した灯油の臭いを早く消すことができますよ!
特に大量にこぼした時は換気を十分に行うと効果的です。
気になる場合は消臭スプレーや芳香剤を利用!
3ステップを踏んだのに、まだ灯油の臭いが気になることもあるでしょう。
そんな時は消臭スプレーや玄関用の芳香剤を利用して、完璧に臭い消しに終止符を打ちましょう!
どちらかというと消臭スプレーは即効性はあるのですが、持続しにくいのが難点です。
こまめにシュッシュッとスプレーするのがコツです。
置き型タイプの芳香剤はスプレーほどの即効性はありませんが、持続性には優れています。
玄関の状況によって使い分けるのがオススメですが、なかなか臭い消しが上手く行かない時は両者を併用するのもよいでしょう。
灯油を玄関にこぼしたら専用臭い消しの利用も!
実は、市販品で「灯油専用の臭い消し」も販売されています。
玄関や車などにこぼした際も使える優れもので、【漏洩灯油消臭処理剤イナクサー】という商品です。
スプレータイプなので、使い方もとても簡単です。
こぼれた灯油2に対してイナクサー1をスプレーするだけです。
臭い消しの効果だけでなく、灯油を引火しない状態に変化させる働きもあります。
使用可能なのは「灯油」「重油」「軽油」などが対象となっています。
揮発性の高い「原油」「ガソリン」「エンジンオイル」「シンナー」には使えませんのでご注意下さい。
玄関のポリタンクのそばに置いておけば、ちょっとこぼした時にも使えて便利ですよ!
また、玄関に大量にこぼした時は、灯油専門の臭い消し「ピュア2ダッシュ」もオススメです。
もともと業務用に開発されたものですが、臭いがなかなか取れないという場合は検討するのもよいでしょう。
正規セットなら作業マニュアルも付属していますし、電話でのサポートも受け付けています。
他の臭いには効果がありませんが、灯油の臭い消しには優れた効果を発揮する逸品ですよ!
灯油を拭き取った新聞紙やキッチンペーパーなどの処理は?
玄関に灯油をこぼした際は、新聞紙やキッチンペーパーなどのゴミが出ますよね。
臭い消しには成功しても、ゴミの処理に迷うこともあると思いますので、簡単にご説明しておきます。
灯油を吸った布や紙類は可燃物としてゴミに出すことができます。
紙や布と同様に可燃物としてゴミに出すことができます。
臭いを吸い込んでしまわないようポリ袋に入れ、口を結んでから他のゴミと一緒に燃える日に出しましょう。
灯油を玄関にこぼした時の臭い消し!まとめ
- 玄関に灯油をこぼしたら新聞紙やキッチンペーパー、ボロ雑巾などにしみ込ませる
- 目に見えにくい油分を洗濯用粉洗剤などをふりかけ、吸い込ませて掃き取る
- 濡れ雑巾で拭き取り、十分換気を心掛ける
- それでも臭いが消えない時は消臭スプレーや芳香剤で対応する
- 灯油専用の臭い消し(市販品)で対応する方法もある
- 新聞紙などは可燃物としてゴミで出すことができる
- 玄関にポリタンクを置く場合、こまめに拭くことが重要
灯油の臭いは簡単に取れないことも多いです。
特に玄関は毎日通る場所ですし、お客さんが訪ねて来ることもありますので早めに対処したいですね。
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