タイ国王が妻シリーナートの全ての称号を剥奪!理由は不実と野心!

2019年10月22日ニュース・速報

タイ国王 シリーナート 称号 剥奪

2019年10月21日、タイ国王(ワチラロンコン国王)が5人目の妻であるシリーナートさんの全ての称号を剥奪したことがわかりました。

理由は、国王への「不実」と、王妃と同等の位置を求めた「野心」と説明しています。

 

タイ国王の‟ワチラロンコン”といえば、その奇行ぶりが世界でも取り沙汰されることが多い人物…。

評判の悪いことでも有名な国王だけに、一体何が起こったのか気になりますよね。

いずれにせよ、配偶者の正式名シリーナート・ウォンワチラーパックさんは「チャオクンプラ」という特別な称号をも失うことになり、王室を追われることになりそうです。

少し気の毒に思う人も多いかもしれませんね。

 

そこで今回は、タイ国王が妻シリーナートさんの全ての称号を剥奪したニュースを中心に、その理由も詳しくご紹介します!

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タイ国王が妻シリーナートの全ての称号を剥奪!

タイ国王のワチラロンコン国王(ラーマ10世)といえば、2019年5月1日に現スティダー王妃と結婚したばかりです。

しかし、7月28日には長年交際を続けてきたシリーナートさんに求められたのか、「チャオクンプラ」「配偶者」などの称号を与えています。

 

タイ国王の5人目の妻として王室に迎えたのですが、わずか3ヶ月ほどで全ての称号を剥奪することとなりました。

詳細については以下の通りです。

タイのワチラロンコン(Maha Vajiralongkorn)国王は、配偶者であるシリーナート・ウォンワチラーパック(Sineenat Wongvajirapakdi)さん(34)のあらゆる称号を剥奪した。21日に下された勅命で明らかになった。国王への「不実」と、王妃と同様の地位を求める「野心」がその理由だという。

出典:AFP

ワチラロンコン国王の歴代夫人は?

スティダー王妃に続き、タイ国王の妻となったシリーナートさんの経歴は、看護師から陸軍(国王の護衛を担当)に属し、2019年5月に少将に昇進しています。

その後、ワチラロンコン国王の配偶者の称号を得ていますが、今回の騒動で全ての称号を剥奪されることとなりました。

 

8月26日には、国王とシリーナートさんが愛犬のプードルと一緒に戦闘機のコックピットに乗っている写真なども公開され、アクセスが集中し過ぎてサーバーがダウンする事態に…。

それほど注目度が高かったのですが、軍の階級や勲章、王室における称号など全てを失ったのは痛恨と言えますね。

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タイ国王が妻シリーナートの全ての称号を剥奪した理由は不実と野心!

ワチラロンコン国王といえば、あまりの奇行ぶりに歴代タイ国王の中でも‟最も悪評高い人物”といっても過言ではありません。

今回のニュースでも、シリーナートさんから全ての称号を剥奪した理由が気になりますよね。

シリーナートさんの「国王への不実」「王妃と同様の地位を求める野心」が理由とされていますが、どうやら正式な王妃であるスティダー妃への嫉妬が招いたことのようですね。

タイ王室による見解は以下の通りです。

王室によると、シリーナートさんは5月の国王とスティダー妃の結婚を妨害しようとした。その後も王室の称号を求めたため、国王は混乱を回避しようと配偶者の称号を与えたが、王妃のように振る舞って国王夫妻に反抗的な態度を取った。王室は声明で「国家と王室に対する破壊行為」と厳しく非難した。

 

タイ国王とスティダー妃の結婚より、ずっと前から交際している様子が話題になっていましたので、シリーナートさんは配偶者の称号を得て以降も不満が爆発していたようです。

称号を盾に、各方面に圧力をかけていたと報じられており、スティダー妃を貶(おとし)めようと企てていたのかもしれません。

その行為はワチラロンコン国王の逆鱗に触れ、「王室の伝統を理解せず、国王へ敬意を払うものではなかった」として、‟不実”を働いたと受け止められてしまいました。

理由はどうあれ、タイ国王でありながら自ら三角関係を続けてきたのですから、シリーナートさんは少し可哀そうに思えます。

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タイ国王が妻シリーナートから剥奪したチャオクンプラの称号とは?

タイ国王が5人目の妻シリーナートさんから剥奪したと言われている「チャオクンプラ」の称号は特別なものです。

日本語での意味は「国王の高貴な配偶者」というものです。

そもそも現在、タイは‟一夫一婦制”になっていますので、側室を迎えるということも異例中の異例。

スティダー王妃が正妻に当たりますので、シリーナートさんのように他の女性を王室に迎えることはまずあり得ないのです。

 

したがって、「チャオクンプラ」の称号自体が授与されたのは約100年ぶりのことで、1932年に絶対君主制から立憲君主制に移行後、側室が認められたのも初めてのことです。

ワチラロンコン国王がタイ国王に即位するまでも、様々な奇行ぶりで話題を提供してもらいましたが、やることが破天荒すぎてビックリですね!

 

シリーナートさんは、チャオクンプラの称号をはじめ全ての称号を剥奪されてしまいましたので、今後の生活はかなり厳しくなると予想されます。

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