にんにくの芽には毒性がある?花は食べられる?美味しい食べ方とは?
スーパーなどで冷凍食品として販売されている「にんにくの芽」。
炒め物などに重宝しますが、芽や花には毒性があるという噂を耳にすることがあります。
じゃがいもの芽の場合だと「毒があるから気を付けろ!」と注意を受けますよね。
誰もが調理の前に取り除くはずです。
また、「にんにくの芽の正体=茎にんにく」と思っている人も多いですよね。
ただし、植物学的に見ると何か違いがあるようにも思えますよね。
そこで、今回はにんにくの芽には毒性があるのか、花は食べられるのかというテーマでご紹介します!
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にんにくの芽の正体!茎にんにくとは異なる?
そもそも食材になっているにんにくの芽は、実は「芽」の部分を食べているというわけではありません。
その正体は、「花茎(かけい)」と呼ばれる部分なのです。
花茎とは、葉を作らず花のみを付ける茎のことです。
にんにくが花を付けるために伸ばす茎の部分というわけです。
また、「茎にんにく」とも呼ばれることもありますが、基本的には異なるものではなく全く同じ意味として使われています。
もともと中国産のものが日本に伝わって来た時に、「にんにくの芽となっていたから」というお話があります。
しかし、この由来は定かではないという説もあり、ハッキリしていません。
にんにくの芽の収穫
にんにくの芽は、出荷前に「芽摘み」という作業が行われます。
芽摘みは、花が咲く前に芽(花茎の部分)を摘み取る作業のことを言います。
この芽摘みは1本1本手作業になるので、にんにくの芽を豊富に収穫することのできる農家は日本にはないようです。
詳しく調査したところ、主に収穫されているのは青森県の一部の地域と四国や九州地方のみとされていました。
青森県のように寒冷地のにんにくは、芽が育つ前に球根の収穫期を迎えます。
ですから、芽摘みを行う必要がないのだそうです。
また、中国では食用として品種改良された「にんにくの芽」が栽培されています。
1年を通じて収穫できるため、日本で手に入るもののほとんどが中国産なのです。
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にんにくの芽に毒性はあるの?
噂されているように、にんにくの芽には毒性があるのでしょうか…。
もし毒となる成分が含まれていれば、何らかの下処理が必要になってきます。
よく耳にするじゃがいもの芽には、「ソラニン」「チャコニン」と呼ばれる毒素があります。
にんにくの芽の場合、危険な成分が含まれているのか気になりますよね…。
にんにくの芽の出始めには毒性がある?
食用として販売されるにんにくの芽には、毒性はありません。
また、にんにくの球根から出始めたばかりの頃も、特に毒のようなものは含まれていません。
特に、中国産のにんにくの芽は食用に品種改良されているものです。
安心して食べられますので、何ら問題はありません。
野菜の中にはナス、トマト、モロヘイヤのように、実以外の部分に毒性のある成分が含まれているものもあります。
その他、銀杏などは僅かならが神経毒が含まれていて、好きだからといって過剰摂取すると危険です。
ただ、球根から出始めたにんにくの芽は、じゃがいもの芽とは成分も異なりますので、毒性について心配する必要はありません。
にんにくの芽が伸びたら毒性が出てくる?
それでは、にんにくの球根からさらに芽が伸びたら、毒性が出てくるのかも気になりますね。
使い切れなかったにんにくを置いていたら、いつの間にか芽が長く伸びていたというケースもあります。
基本的に、この長く伸びた部分が花茎であり、一般的に言うにんにくの芽に当たりますので、もちろん毒性などもありません。
生でも、冷凍食品でも、変わらず美味しく食べることができますよ!
にんにくの芽の栄養については、生にんにくと同じように「アリイン」「食物繊維」などが含まれています。
アリインは、疲労回復などに効果があるアリシンの元の成分です。
スタミナの素であり、匂いの素でもあります。
食物繊維は、腸内環境を整えてくれますよね。
ただし、これらは生にんにくと比べて含有量は少ないです。
他にも、にんにくの芽には、ビタミンC、カルシウム、β‐カロテンなどが含まれています。
毒性を気にするどころか、滋養強壮にも優れている食材ですので、ぜひ美味しくいただいて下さいね!
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にんにくの花には毒性はあるの?
次に、にんにくの芽(花茎)が伸びた先に咲いた花について見ていきます。
花茎は食べられても、花は食べられるのかは疑問が残りますね。
あまり食べる機会がありませんが、にんにくの花の毒性についてはあまり知られていません。
食べて美味しいものであれば、一度は食べてみたいですね。
にんにくの芽から咲いた花には毒性がある?
一般的に、にんにくの芽が伸びて花が咲く前に、食用としては不向きなのでつぼみごと取り除かれて販売されます。
にんにくの花に、毒性があるという話は特にありません。
毒性云々という話ではなく、花茎は花に栄養を運ぶ部分でもあります。
そのため、花が咲いてしまう頃には、にんにくの芽の美味しさも半減してしまうようです。
にんにくの芽から咲いた花は食べられる?
にんにくの芽が伸びると、いずれ先端に花が咲きます。
この花にも、これといった毒性はないため、食べようと思えば食べられるようです。
ただし、食用バラ、食用菊などの「エディブル・フラワー」とは異なり、食べるものではなさそうです。
春には菜の花もよく話題になりますよね。
ただ、にんにくの花に限っては美味しくないから食べないというだけの話のようです。
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にんにくの芽の美味しい食べ方は?
炒め物のイメージが強いにんにくの芽ですが、他にも様々な美味しい食べ方がありますよ!
まず、市販の浅漬けの素を利用して、浅漬けにして食べることができます。
その他、にんにくの芽のレシピとしては、メインにするというよりは「加える」というものが多いです。
例えば・・・
- 焼きそばに加える
- 麻婆茄子に加える
- キムチ鍋に加える
などの食べ方があります。
簡単なものでは、卵炒め、野菜炒め、豚肉や牛肉のオイスター炒めなども美味しくいただけますね。
にんにくの芽は、コンソメスープや中華サラダにも合います。
ラーメンやチャーハンの具材やトッピングに使用するのもおススメです。
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にんにくの芽や花の毒性・まとめ
- にんにくの芽の正体は「花茎(かけい)」と呼ばれる部分
- 中国には食用として品種改良されたものが栽培されている
- にんにくの芽には毒性はない
- 花はも毒性はないが、食用には不向き
- 様々な食べ方があり、炒め物には重宝する
にんにくの芽や花には毒性がないことがわかりましたね。
冷凍食品があれば使い勝手もよいですし、スタミナも付きますのでたくさん食べて下さいね!
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