高橋洋子「残酷な天使のテーゼ 」が平成アニソン大賞を受賞!
2019年3月1日(金)、平成アニソン大賞に高橋洋子さんの11枚目のシングル「残光な天使のテーゼ」が選ばれました。
同曲は1990年代に社会現象を巻き起こした、テレビ東京系のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌。
とにかく女子とカラオケに行くと、未だに必ず登場する鉄板中の鉄板曲ですよね~!!
個人的には高橋洋子さんの14枚目のシングルとなる「魂のルフラン」の方が好きなのですが、劇場版の曲は少し不利なようですね。
今回は、高橋洋子さんとともに、平成アニソン大賞受賞曲「残酷な天使のテーゼ」にスポットを当ててご紹介しますね!
尚、大賞に同時受賞したのは「円盤皇女ワるきゅーレ」の挿入歌で、ツインボーカルユニット・メロキュアさんの「Agape」が選出されています。
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平成アニソン大賞とは?
平成の時代が終わろうとしている今、Sony Music (Japan)がキャンペーンとして打ち出した企画が平成アニソン大賞です。
テーマは「平成を彩ったアニソンを讃えたい!」。
アニメソングの有志とされる選考員と、熱い想いを持った一般ユーザーの投票によって各賞が決まりました。
平成の時代も31年間続きましたので・・・
- 1989年~1999年
- 2000年~2009年
- 2010年~2019年
という3世代別に投票・選出されています。
2019年4月3日には、「平成アニソン大賞 mixed by DJ和」というミネート楽曲 MIX CD(税抜き2,400円)の発売も決定しています。
ノミネート作品から40~45曲収録予定ということで、今から発売を楽しみにしている人も多いでしょうね…。
そんな平成アニソン大賞ですが、高橋洋子さんの「残光な天使のテーゼ」が大賞を受賞したことは物凄い快挙と言わざるを得ません。
日本のアニメ文化はすでに世界中に広がっていますし、CDの発売は1995年のことですから世代層的にも最も古いことになりますからね。
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高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」とはどんな曲?
今回、平成アニソン大賞を受賞した高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」。
タツノコプロとガイナックスによる共同制作アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のOPテーマとして、スターチャイルドから1995年10月25日に発売されました。
アニメでは架空の大規模災害「セカンドインパクト」後の世界観が描かれていますが、かなり謎の部分が多かったですね。
子どもより大人の方がハマるアニメという感じで、汎用人型決戦兵器「エヴァゲリオン」VS「謎の生命体・使途」との戦いが描かれています。
当時、社会現象を起こしたアニメの主題歌として人気を集めた「残酷な天使のテーゼ」は約50万枚のセールスを記録。
オリコンチャートによると、アニソンとしては異例の週間27位を記録しています。
今のようにアニソンが1位を獲得することなどはなかった時代です。
これだけでも「社会現象の遺産」と言っても過言ではありません。
ただし、全国的にはテレビ東京系の放送局が少なかったため、随分あとからレンタルビデオでアニメを観たという人も多いです。
それと同時に、2000年代に入っても人気は衰えることなく、現在でもアニソンのカラオケといえば高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」というほどの人気ぶりですね。
その後、映画「新世紀エヴァンゲリオン劇場版・シト新生」の主題歌として、1997年2月21日にリリースされた「魂のルフラン」がオリコンチャー週間3位に食い込む大ヒット。
高橋洋子さんの名前とともに「残酷な天使のテーゼ」もますます人気が高まっていきました。
高橋洋子さんとはどんな人?
高橋洋子さんは、東京都出身で1966年産まれの52歳。
あまり知られていませんが、旦那様は毎年ノーベル文学賞を期待されている村上春樹さんです。
高橋洋子さんは子どもの頃からずっと音楽に携わってきてたようで・・・
- 2歳でピアノを始める
- 小学校時代は少年少女合唱団に所属
- 高校時代はバンド活動
- 大学時代は軽音楽サークルに所属
といった経歴の持ち主です。
大学時代はオペラ歌手を目指していたそうで、デビュー前から松任谷由美さんや久保田利伸さんなど多数のミュージシャンのバックコーラスを担当。
その頃になると「うたのお姉さん」を目指していたそうです。
ソロデビューは1991年。
バラードシンガーとして「P.S. I miss you」をリリースされています。
弟さんの「たかはしごろう」さんはミュージシャンや作曲家もされており、1970年7月13日生まれの48歳。
奥様は元「ribbon」の松野有里巳さんということで、懐かしいと思ってしまいました。
また、お二人の上にはボイストレーナーをされているお姉様もいらっしゃるようです。
平成アニソン大賞に残酷な天使のテーゼが選ばれた訳は?
高橋洋子さんが「残酷な天使のテーゼ」をリリースされたのは、もう24年前の出来事です。
その後も日本のアニメ市場はどんどん広がり、世界中から愛される文化の1つとなりました。
そして、「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」「創生のアクエリオン」など様々なロボットアニメも人気を博してきましたね。
アニメファンなら他にもたくさんご存知ではないでしょうか…。
平成アニソン大賞は
高橋洋子さんの残酷な天使のテーゼとメロキュアさんのAgapeになりました!#平成アニソン大賞 pic.twitter.com/vrB7BJen5E— CAS=キャス です。🍒YYC社員🍒 (@shoukinitakusin) 2019年3月1日
ただ、「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」の歌詞は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の内容とともに謎の部分が多いですね。
特にタイトルに使用されている「テーゼ」というのはドイツ語で「命題」という意味で、歌詞もかなり哲学的な要素が強いです。
その「わかりにくい部分」こそが、社会現象を巻き起こした本質となっているかもしれませんね。
「得体の知れない部分を知りたい」という欲求が、アニメやその主題歌の人気に繋がっていったようです。
そして、その人気は当時生まれていなかった現在のアニメファンも巻き込む形で、今でも愛さる作品となっているようです。
高橋洋子さんの「残酷な天使のテーゼ」が平成アニソン大賞を受賞したのもうなずけますね。
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