初節句のお祝いはいつ渡す?大安がベストで女の子は正月でもOK?
親戚のお子さんやお孫さんが初節句を迎えると、お祝いの金品を贈る習慣がありますよね。
ただ、「お祝いはいつ渡すのか?」で、悩むことも多いと思います。
当事者である赤ちゃんの両親は、雛人形や五月人形の購入、食事会の手配などで忙しくなります。
なるべく早い時期にお渡しする方がよさそうですが、大安を選ぶ必要はあるのでしょうか…。
また、女の子の場合は「上巳の節句」が3月上旬ということもあり、お祝いを正月に渡してもよいのか気になりますよね。
そこで今回は、初節句のお祝いはいつ渡す?大安がベストで女の子は正月でもOK?というテーマで詳しくご紹介します!
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初節句のお祝いはいつ渡す?
早速、初節句のお祝いはいつ渡すべきか、見ていきましょう!
赤ちゃんの両親としても準備期間を必要とするため、以下の日取りから逆算して決めた方がよいですね。
- 女の子:3月3日のひな祭り(上巳の節句・桃の節句)
- 男の子:5月5日のこどもの日(端午の節句・菖蒲の節句)
また、「雛人形や五月人形の購入代金」としてお渡しするか、「一般的な初節句祝い」としてお渡しするかでも時期が変わってきます。
贈り先となる赤ちゃんとの関係性(親等)なども考慮しておきましょう!
雛人形や五月人形の購入代金として渡すならいつ?
初節句を迎える赤ちゃんから見て祖父母は二親等に当たり、他の親戚より特別な関係性にあります。
女の子であれば「雛人形(雛壇飾り)」、男の子であれば内飾りの「五月人形」や外飾りの「鯉のぼり」を贈ることもあります。
両親に気に入ったものを選んで欲しい場合は、お祝いを節句人形の購入代金としてお渡しすることがほとんどです。
いつ渡すかの目安については、初節句から逆算して・・・
- 早ければ2ヶ月以上前
- 遅くとも1ヶ月半前
とするのがベストと思われます。
というのも、雛人形や五月人形、鯉のぼりなどは遅くとも1ヶ月前には飾り始める必要があるからです。
人形店などに注文してもすぐに届くというものでもありませんので、時間的な余裕も必要ですね!
赤ちゃんの両親に金銭的余裕がある場合は、先に自分たちで購入してもらうことも可能です。
その後、祖父母が「購入代金の補填(負担の軽減)」という意味で、お祝いを贈っても問題はありません。
赤ちゃんの両親と祖父母はもともと親子ですし、前もって節句人形の購入時期などを話し合うこともできますね。
事前に相談することで、初節句のお祝いを渡す時期も変わってくると思いますよ!
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一般的な初節句祝いとして渡すならいつ?
赤ちゃんから見て三親等以上の親戚の方は、一般的な「初節句祝い」としてお渡しすることが多いですね。
節句人形代というよりは「祝福」の意味合いが強く、両親の友人などからのお祝いも同様です。
祖父母以外であれば、初節句の日取りから逆算して・・・
- 早ければ2週間以上前
- 遅くとも1週間以上前
にお祝いをお渡しするのが一般的です。
現金だけでなくプレゼントの品も同様で、あまり慌てて用意する必要もないでしょう。
相手の都合なども電話で聞ける方は、相談していつ渡すか決めてもよいと思われます。
また、初節句の食事会に招かれている方は以下を参考にしてくださいね!
食事会に参加する当日でもOK?
初節句には親戚などを集めて食事会を開き、祝い膳などでおもてなしを受けることも多いですね。
食事会に参加される方の場合、当日にお祝いをお渡ししても問題ありません。
現金を贈る場合はご祝儀という形になるため、祝い膳のお料理が「内祝い」になると考えておくとよいですね。
食事会の会場はホテルや料亭、赤ちゃんの自宅などが考えられますが、着いたらすぐにお渡しするのがマナーです。
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初節句のお祝いは大安に渡すのがベスト!
初節句のお祝いは「大安」の日を選んでお渡しするのがベストです。
六曜には「午前中を吉とする先勝」「午後からを吉とする先負」などもありますよね。
ただ、「万事において吉」とされる大安に頂いた方が、相手としても気持ちがよいはずです。
今では大安信仰も薄れてきてはいるものの、初節句以外のお祝いを渡すにも最適かと思われます。
逆に、仏滅の日は六曜の中でも大凶日に当たり、「万事において凶」とされています。
六曜の吉凶自体に科学的根拠はありませんが、仏滅はイメージも悪いため避けた方がよいでしょう。
土日と大安が重ならずいつ渡せばよいのか迷う場合は、平日の夜でも問題ありません。
もともと初節句は身内でのお祝い事とされていますので、親戚間で夜にお伺いしても失礼には当たりませんよね。
もちろん「何が何でも大安に」ということではなく、ご自身でベストに近い日取りを選べばよいですね。
女の子の初節句のお祝いを正月に渡すのはOK?
女の子が初節句を迎える場合、正月(松の内)にお祝いを渡してもOKです。
そもそも、3月3日の「上巳(桃)の節句」の2ヶ月前となると、1月3日ということになります。
のし袋(祝儀袋)の表書きさえ間違わなければ、お年玉や御年賀と勘違いされることもありません。
5月の端午の節句とは異なり、正月期間に重なることも想定しておくべきですね!
また、年末年始にしか帰省することがない遠方の親戚の方の場合、正月に初節句のお祝いをお渡しするのも好都合です。
女の子といってもまだ赤ちゃんですので、親御さんに「少し早いけど」と断りを入れて受け取ってもらいましょう!
男の子の場合はのし袋ごと入れられる現金書留も使えますので、遠方の方は利用するのもよいですね。
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初節句のお祝いはいつ渡す?大安がベストで女の子は正月でもOK?のまとめ
初節句のお祝いは渡す時期で迷いがちですが、早めを意識しておけば失敗することもありません。
特に雛人形、五月人形、鯉のぼりなどの購入代金として渡す場合は、お店への発注・納期や飾り始める時期も考慮する必要があります。
祖父母としては出費の負担が大きいこともありますが、可愛いお孫さんのためですからね!
赤ちゃんの両親と節句人形の購入時期などもしっかり相談するべきかもしれません。
親戚の方の場合は1~2週間前を目安にし、食事会などに参加する場合は当日にお渡しすれば問題ありませんね!
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