お守りの持ち方!持ち歩く時に身に着ける場所と家での置き場所は?
縁結びや厄除け、家内安全、合格祈願など、様々なご利益を求めて授かる「お守り」。
常日頃から持ち歩くことでより効果が期待できますが、正しい持ち方をご存じないという方も多いと思います。
なんとなく財布やポーチにお守りを入れている人も多いですが、身に着ける場所はどこがいいのか気になりますよね。
どうしても持ち歩けない時もありますが、家での置き場所も知っておくと便利ですよ!
また、お守りの持ち方でよくないとされるNGや、複数持ちの可否についてもまとめてみました。
ありがたい神仏のご加護を最大限に得るため、知識を深めておきましょう!
そこで今回は、お守りの持ち方!持ち歩く時に身に着ける場所と家での置き場所は?というテーマで詳しくご紹介します。
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お守りの持ち方!持ち歩く時に身に着ける場所は?
お守りの正しい持ち方として、まず「常に肌身離さず持ち歩く」のがよいとされています。
家から外出する際も必ず携帯する方がより神仏のご加護を受けやすく、寺社ごとのご利益を得られやすくなるからです。
持ち歩く時に身に着ける場所で最も適しているのが、なるべく心臓に近い部分とされています。
心臓は体中に血液を送る最も重要な役割をしており、私たちの「気」が集まりやすく、発せられる場所でもあります。
それを踏まえると、お守りに紐を付けてネックレスのように首から吊るすのが最も効果的な持ち方といえます。
また、いつもジャケットを着ているのであれば、内側の左胸ポケットなどもよいですね。
一生の願い事ともいえる「健康祈願」「長寿祈願」「開運招福」「家内安全」「厄除け」といったものであれば、なるべく心臓に近い部分がオススメです。
ただし、お守りのご利益には様々なものがあるため、身に着けるベストな場所も異なります。
以下の願い事を成就させたい方は、ぜひ持ち歩く時の参考にしてくださいね!
縁結びのお守り
縁結びのお守りは体により近い部分に携帯し、持ち歩くのがよいとされています。
着慣れたシャツやジャケット、制服のポケットなどがオススメで、とくに内側の胸ポケットはベストな場所となります。
ただし、身に着けたまま忘れて洗濯物に出したり、失くしてしまうことも多いですね。
セカンドバッグやポシェットなどに入れておいてもOKですが、中を綺麗にしてから保管しておくと良縁に恵まれますよ!
会社や学校に行く時も縁結びのお守りを身に着けておくと、あなたの運命を変えるような出会いが訪れるかもしれません。
恋愛運アップのお守り
服などのポケットでもよいですが、家や車、バイクなどカギや定期入れなどもよいですね。
お守りのサイズによっても異なりますが、キーホルダーのようなものに結び付けられるといつでも触れることができます。
バッグのファスナーの取っ手なども触れる機会が多いため、紐で固定できれば絶好の場所かもしれません。
とくに恋愛運に関するお守りは、周囲に見られると恥ずかしいという場合もありますよね。
もちろん清潔にしたカバンの内ポケットなどに入れて持ち歩いてもよいですが、ずっと放置するものには入れないようにしましょう!
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金運アップのお守り
金運アップのお守りの持ち方といえば、普段持ち歩く財布の中にしまっておくのがベストです。
比較的サイズが小さいものは長財布や折り畳み式の財布にも入りますよね。
ただし、お守りは神仏の依り代(憑依する場所)と考えると、ゴチャゴチャしていて汚い財布は適していません。
神様の居場所になる訳ですから、常に整理しておくことで金運アップが望めます。
不要な小銭は貯金箱に移し替えたり、お札は向きを揃えておくとご利益も受けやすくなりますよ!
サイズが大きくて財布に入らない場合は、綺麗なセカンドバッグやポーチなどに入れて持ち歩いてもよいでしょう。
交通安全のお守り
交通安全のお守りは、普段運転している車やバイクのカギにつけておくのがベストです。
運転する時には必ず神仏のご加護により守られていますので、心理的にも安心できますよね。
お守りのサイズが大きいからといってダッシュボードなどの中に入れっぱなしにするのはよくありません。
夏は猛暑になりますし、冬は凍えるような寒さになりますので、バックなどに入れて持ち運ぶようにしたいですね。
また、お子様の交通安全のお守りは、ランドセルの横に結び付けられていることがほとんどですね。
幼児や中学生の場合などでも、普段持ち歩くカバンにつけておくのは、お守りの持ち方の基本でしたよね!
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合格祈願のお守り
合格祈願のお守りは、愛用しているペンケース(筆箱)の中に入れて持ち歩くのが相応しいです。
受験する際に入れておく場所としても、何ら問題はないと思われます。
サイズが大きくて入らない場合は、普段勉強道具を持ち歩いているバックなどでもよいでしょう!
試験を受ける前に一度お守りに触れておけば、緊張感もほぐれてよい結果に繋がりそうです。
中学、高校、大学受験以外にも、大人になって資格を取るために受験することもありますよね。
その場合も、筆箱や小物入れ、バックなどに入れておけば、合格祈願のお守りのご利益を受けられそうです。
安産祈願のお守り
安産祈願のお守りは、一般的に腹帯に挟む傾向があります。
古くからの習慣とされており、寺社では腹帯自体を安産祈願として授けていただけるところもあります。
ただし、「腹帯に挟んでおくと落としてしまいそう」「腹帯を利用しない」といった妊婦さんも多いです。
そこで、母子手帳などに挟んでおいて、診察の時などに持ち歩く人も増えています。
注意しておきたいのは、あまり触れることがないタンスなどにしまっておくと神様に対して失礼に当たります。
普段使っているバッグなどに入れて持ち歩くようにする方がオススメです。
買い物などに行く時のバッグに母子手帳を入れるのは不安ということであれば、神棚などに一度預けておく方法もあります。
目線より高い位置が確保できる場合は、家の中に安産祈願のためのスペースを用意するのも良さそうです。
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お守りの持ち方!家での置き場所は?
お守りの持ち方としては身に着けて持ち歩くのがベストですが、それほど単純には行かないこともありますよね。
家でお風呂に入ったり、どうしても外に持ち出せなかったりすることも珍しくはありません。
そういった場合、お守りの家での置き場所は神棚がベストになります。
大抵の神棚は南向き(もしくは東向き)に作られており、神様の依り代に相応しく日光を取り込めるようになっています。
「天照皇大神宮」と書かれた神宮大麻をはじめ、3種類の御札が祀られ、家の中で最も神聖な場所に当たります。
家での置き場所にする際は、白い半紙を用意してその上にお守りを載せておけばOKです。
神棚ないお宅の場合、タンスなどの家具の上を綺麗に掃除し、半紙を敷いてからお守りを載せておきます。
神聖な場所を作るという意味で、目線より高い位置にするとご利益などが半減することもないでしょう!
お守りの持ち方でよくないとされるNGは?
「神仏の依り代」「神仏の分身」などと呼ばれるお守りの持ち方には、NGとされるものがあります。
神様や仏様に対して失礼な扱いをすれば、ご加護もご利益も期待できなくなってしまうのです。
とはいえ、よくないこととは知らず、ついつい行ってしまっていることが多いですね。
お守りに関するNG行為を以下にまとめますので、必ず改善するよう心掛けてくださいね!
お守りを入れた財布をお尻のポケットに入れる行為
財布にお守りを入れて持ち歩くのは金運アップや商売繁盛などにも効果的です。
ただし、ズボンのお尻のポケットに入れておくのはNG行為になります。
そのまま座ってしまうと神仏の分身をお尻で踏み付けることになり、大変失礼といわざるを得ません。
普段から肌身離さず持ち歩く財布にお守りを入れる場合は、ジャケットなどのポケットや使い慣れたバックなどを利用しましょう!
金運アップで有名な神社のお守りを持っていてもお金が入って来ないのは、このNG行為の可能性が高いです。
財布の中身のカード類やレシートなどの整理とともに、改善すべき点になります。
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お守りを日の目を見ない場所に保管する行為
お守りの正しい持ち方は、普段身に着けて持ち歩くことでしたよね。
それなのに、タンスの引き出しの中などの「日の目を見ない場所」に保管していませんか?
そこは神仏にとって光の差し込まない暗く閉ざされた場所であり、保管するにはあまりにも失礼です。
「長期間入れっ放し」といった具合に放置していれば、ご加護やご利益を受けられないのも当然です。
家での置き場所も神棚が最も相応しいとされるだけに、日の目を見ない場所に置いておくのはNG行為です。
たとえ埃が一切溜まらない引き出しの中であっても、光の差し込まない所はお守りの保管場所としては不適切になります。
お守りを不潔な場所に入れておく行為
普段持ち歩くにしろ、家で保管するにしろ、お守りを不潔な場所に入れたり置いたりするのもNGです。
神仏を不浄な場所に留めておくのはもちろん失礼極まりない行為です。
ジャケットなどの服装、財布、ペンケース、カバンに入れる場合は、中身を綺麗に整理することが大切です。
もちろん短時間家の中で保管する際も、半紙の上に載せるようにし、埃が被っていないかチェックするようにします。
お守りを雑に扱うようなことをすれば、あなたの願い事は叶わないと考えておきましょう。
お守りの複数持ちは神様が喧嘩する?
旅先などで必ずお守りを購入する人は、1体2体に限らず「複数持ち」をすることも多いですね。
昔からお守りの複数持ちは「神様同士が喧嘩するのでよくない」といった言い伝えもあります。
ただし、これはあくまで迷信のようなもので、万人を救う寛容な神様が喧嘩をするようなことはありません。
日本にはすべての神様を意味する「八百万神(やおよろずのかみ)」「千万神(ちよろずのかみ)」という言葉もあります。
すべての神様が協力し合って人に救いの手を差し伸べるといわれています。
もちろん「縁結び」と「縁切り」といったお守りの相性もありますが、基本的には複数持ちしてもご利益を得られますよ。
しかし、あまりに持ち過ぎるのもご利益が重複することも多いですし、持ち歩くのもかさばりますよね。
ご自身で「5体まで」と決めて持ち歩くようにすればよいのではないでしょうか…。
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お守りの持ち方!持ち歩く時に身に着ける場所と家での置き場所は?のまとめ
お守りの持ち方にはある程度の決まりのようなものがありましたね。
最も効果的なのは身に着けて持ち歩くことですが、やむを得ない場合は家での置き場所も用意しておくとよいですね。
神仏のご加護と寺社ごとのご利益を最大限に受けられるよう努めておくと、幸運が巡ってくるかもしれませんね。
決してお守りをぞんざいに扱うことなく、神仏に失礼のないような持ち方を心がけましょう!
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