20代男性に多い若白髪の10大原因!遺伝との関係や主な対策は?
あなたは今、原因不明の若白髪で悩んでいませんか?
もちろん、小さい頃から頭部にチラホラ見え隠れしている子もいますが、特に悩みが深いのが20代男性のようです。
艶々した黒髪だったのに急に増え始めるということも珍しいことではありません。
まだ20代前半なのに、若白髪のせいで異性からの視線が気になることもありますよね…。
「白髪染めを利用すればいいや!」と楽観視したいところですが、しっかりと原因を把握しておくことで適切な対策を行うことができます。
実際、私も同じ悩みを抱えていたことのある男性の1人で、親からの遺伝やストレスの影響かと悩み続けました。
くよくよ悩んでいても解決できるどころか、どんどん精神的ストレスが溜まるばかりで、好転させるきっかけを掴めないという人も多いようです。
そこで、20代男性の若白髪の原因と対策について詳しくご紹介します!
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20代男性の若白髪はメラノサイトの機能異常によるもの!
男性の場合、35~36歳くらいから白髪が徐々に増えてくるという統計があります。
したがって、20代で白髪が目立ってくるというのは「若白髪」といわざるを得ません。
その原因には遺伝やストレスをはじめ、疑われるものがたくさんありますが、まずは髪の色を作るメラノサイトが正常に機能していないことを理解しましょう。
毛根の最も奥にある毛球と呼ばれる部分には、毛細血管から栄養を受け取る毛乳頭があります。
そして、毛乳頭からの指令を受けた毛母細胞は、細胞分裂を繰り返すことで髪の毛を作り出します。
その時、生まれたばかりの髪の毛は白い色をしています。
しかし、毛母細胞の周りには「色素細胞・メラノサイト」が存在しており、このメラノサイトが持つメラニン色素が髪の毛を黒く染めています。
当然、メラニン色素の量が多いほど、髪の毛の色も濃くなります。
20代男性の若白髪は、何らかの原因でメラノサイトが正常に機能していないことが把握できたでしょうか…。
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20代男性に多い若白髪の10大原因とは?
では、なぜ若白髪が増えるのか、その原因を知りたいですよね。
遺伝などが影響している場合は、生まれながらの体質が関与しているため、改善は難しいかもしれません。
しかし、食生活をはじめとする生活スタイルが関与している場合もありますので、心当たりがある方は改善しなければなりません。
ここでは20代という若さで若白髪が増える10大原因を下記にご紹介します。
遺伝によるもの
最も深く関与していると考えられるのが「遺伝」が原因とされる若白髪です。
男性の場合、母方の祖父母の影響を受けやすいという説もありますが、まずは実の父親が20代の頃、同じ悩みを抱えていなかったか確認してみましょう。
「父親も昔、若白髪で悩んでいた」ということであれば、息子も体質が似るのは当然のことです。
ただし、白髪が増えやすい体質が遺伝するだけですので、若い頃の父親と異なる生活スタイルにすれば、改善される可能性も大きいです。
ストレスの関与
20代前半~後半にかけては、ストレスが溜まりやすい環境の変化が大きくなることもあります。
例えば・・・
- 1人暮らしを始めた際の環境の変化
- 就職活動での不安や緊張
- 初めて感じるビジネス上での悩み
- 職場での人間関係
- 若くして重要なポストを任されたプレッシャー
- 恋愛や結婚に関する悩み
などが挙げられます。
特に男性の場合、生涯同じ会社で働くことを理想としている人も多いため、人間関係などのトラブルなどに巻き込まれても簡単に再就職するというわけにもいきませんよね。
これらのストレスは、食生活をはじめとする生活スタイルを乱してしまう危険性も高いです。
すると、交感神経と副交感神経からなる「自律神経」を狂わせてしまいます。
交感神経が異常に高ぶると血管が収縮して、毛乳頭に必要な栄養素が行き届かなくなり、メラノサイトにも異常が及ぶリスクがあります。
20代男性というと気楽に人生を謳歌したい気持ちもありますが、ストレスが原因となって若白髪がどんどん増えたり、男性型脱毛症(AGA)などに繋がることがあります。
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喫煙の影響
「百害あって一利なし」と言われるタバコですが、有害物質は200種類以上、煙に含まれるものはなんと4000種類以上とされています。
特に有名なのが「ニコチン」「タール」「一酸化炭素」の三大有害物質です。
喫煙習慣がある人は、血管が収縮して血行不良を起こし、頭皮や毛根に必要な栄養素が行き渡らなくなります。
当然、メラノサイトの機能異常が起こり、メラニン色素で染まることのない白髪が増えてきても不思議ではありません。
20代男性で若白髪に悩んでいる人は、喫煙が原因である可能性も視野に入れておいて下さい。
飲酒の習慣
20代男性ともなると、大学のコンパや仕事上の付き合いで飲酒することも増えると思います。
アルコールは血管を拡張させる作用があるため、血流が悪くなることで毛根に悪影響することは考えにくいです。
ただし、アルコール代謝の中で発生する「アセトアルデヒド」は非常に毒性が強いことで知られています。
脳に回れば酔ってしまいますし、量によっては代謝できずに酩酊状態になったり、二日酔いの原因になったりします。
適量であればメラノサイトを破壊することもありませんが、飲み過ぎると毛乳頭や毛母細胞にまで悪影響を及ぼすことがあります。
若白髪で悩んでいる人は、アルコールを飲むとそれ以上に毒性が強い物質が体内で生まれていることを理解しましょう。
偏った食生活
「自分の好きなものだけを食べる」など、偏った食生活は若白髪の原因になり得ます。
髪の毛はケラチンというタンパク質でできていますが、ビタミン類、ミネラル類も髪の健康に大きく役立っています。
食事は栄養バランスを重視して、一日三食きっちり摂るように心掛けることが大切ですね。
栄養補助食品(サプリメント)を利用する手もありますが、栄養素の吸収率を考慮すると食事からの摂取が望ましいです。
20代男性で一人暮らしという方は、特に注意しないと髪の毛のトラブルも増えてきますよ。
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無理なダイエット
最近では、若い男性でも美容面に関心が深く、無理なダイエットを実践する方も増えていますね。
こちらも偏った食生活となり、髪の毛の産生や黒く染めることに必要な栄養素が摂れなくなっている可能性が高いです。
メラニン色素を作り出すためには非必須アミノ酸の1つであるチロシンが必要になるため、不足していれば若白髪の原因となってしまいます。
20代男性といえば、まだ代謝がよく痩せやすい年代ですので、食事制限をするより運動を重視したダイエットの方がおすすめです。
眼精疲労の関与
こめかみの周囲にあたる側頭部に若白髪が多いという方は、目や目の奥の痛み、肩こり、背中の痛みなどがないかチェックして下さい。
パソコン作業を仕事にする方や、スマホをよく利用する方に多いといわれています。
睡眠を取っても治らない眼精疲労になると、上半身全体の血流が非常に悪くなり、様々な神経に刺激を与えて痛む箇所が増えてきます。
特にこめかみが痛いという方は血行が悪いだけでなく、周囲の神経にも影響が現れて痛みがどんどん増してきます。
20代という若さでも眼精疲労になる方も増えてきていますので、ゲームを長時間行う男性などは特に注意して下さい。
首、肩回りを中心に血行が悪くなれば、毛包にあるメラノサイトに悪影響を及ぼすことは言うまでもありませんね。
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運動不足による影響
若白髪の人に多いデータとして、「運動不足」が報告されています。
例え、体を動かす仕事をしている人であっても、運動が足りていないことの方が遥かに多いという実態があります。
特にまだまだ若い20代男性ならば、週に数回でも体を動かす習慣を付けると、血行が促進されて必要な栄養素を毛根に届けることができます。
基礎代謝も上がるため、いいことばかりなのです。
当然、毛母細胞を取り囲んでいるメラノサイトの機能異常を防ぐことができるため、若白髪の予防にも繋がります。
また、日常生活に運動を取り入れると、もう1つの原因となっているストレスを解消することもできますよね。
睡眠不足と睡眠の質
若白髪の原因として深く関わっているいわれる「睡眠不足」。
22:00~翌2:00に熟睡していると、傷付いた細胞を修復する成長ホルモンが大量に分泌されます。
お肌のゴールデンタイムといわれますが、体中でも様々な効果が見られます。
加齢によって弱ってしまったメラノサイトを復活させるのは困難ですが、20代という若さの男性であれば決して不可能ではありません。
また、睡眠の質を上げることも、より多くの成長ホルモンを分泌することに繋がります。
夜更かししたい気持ちはわかりますが、早寝早起きが理想ですね。
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不規則な生活習慣
まだ就職されていない若い方に多いのが、昼夜逆転などの不規則な生活習慣です。
20代前半の男性の場合、「ついついゲームをしていたら朝になっていた」ということもありがちですね。
すると、寝るべき時間帯に眠れなくなったりして、自律神経が乱れてしまうばかりですので、若白髪が増えるリスクも高まります。
自律神経が乱れると交感神経の高ぶりにより血管が収縮して、血流が悪くなることが多くなります。
睡眠の質の面でも影響が出ますので、不規則な生活習慣はNGとして下さい。
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20代男性が行うべき若白髪の対策は?
ここでは若白髪の主な対策を下記にまとめておきますね。
- はさみを使って自分で切る
- 理容室や美容室で切ってもらう
- 白髪染めを利用する
- 喫煙や飲酒を控える
- 食生活を中心に生活習慣を見直す
- 決まった時間に寝て決まった時間に起きる
- ストレス解消のため運動する
まず20代という若さで白髪で恥ずかしい思いをしていても、抜かずに根元からはさみで切ることが大切です。
自分では難しいという場合は、家族や理容室などでお願いしてみましょう。
基本的にメラノサイトの機能異常が起こっている限り、何度でも白髪として生えてきます。
また、若白髪を抜いてしまうと、毛包という毛根を包んでいる部分が傷付いて、将来薄毛になるリスクがあることを理解しておきましょう。
さらに、生活習慣を改善すると、メラノサイトが活性化されてメラニン色素が再び分泌される可能性も高いです。
食生活、睡眠、喫煙習慣などを見つめ直すと、改善されるケースも十分あります。
白髪染めを利用する際は、もともと皮膚が弱い人は注意してください。
まとめとしては、自律神経を正常化するような生活スタイルにすることが一番の対策になるでしょう。
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