しめ飾りの処分は神社のどんど焼きで!忘れたらお焚き上げへ!
お正月には欠かすことのできないしめ飾り。
年が始まってからずっと飾っておくわけにはいきませんので、処分しなければいけません。
外したしめ飾りは神社のどんど焼きに持っていくのが理想ですが、年始は忙しい方も多いため、都合がつかない場合も多いでしょう。
忘れてしまった際には、お焚き上げで処分してもらうのがおすすめです。
そこで今回は、しめ飾りの処分は神社のどんど焼きで!忘れたらお焚き上げへ!というテーマで詳しくご紹介します。
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しめ飾りの処分は神社のどんど焼きで!
まず1つ目は、神社や地域で行われているどんど焼きでしめ飾りを処分する方法です。
小正月の1月15日に行われますが、平日に当たる場合には前後の土日に行われることもあります。
どんど焼きとはお焚き上げ行事で、1年間使用して不用となったものに感謝の気持ちを込めて天に返すための儀式です。
しめ飾りだけでなく、お守りやお札、だるまなどを燃やして処分することで年神様を見送ります。
地域によっては「鬼火焚き」や「左義長」と呼ばれることもありますね。
神社で行うのが一般的ですが、田舎で敷地面積の小さい場合には田んぼなどの会場で行うこともあります。
書初めをしめ飾りなどと一緒に燃やして処分することで、書いた豊富などが叶うと言われています。
また、どんど焼きの火に当たってお餅やお団子を食べると、無病息災や五穀豊穣などのご利益があるという言い伝えもあります。
関西などの一部地域を除いて、松の内の1月7日にはしめ飾りを外してしまいますね。
どんど焼きまでの期間は適当に置いておくのではなく、和紙や新聞紙などで丁寧に包んで保管しておきましょう。
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しめ飾りの処分を忘れたらお焚き上げへ!
どんど焼きに行くのを忘れてしまったり、都合によって参加できない場合もありますよね。
その際は、神社で行うお焚き上げでしめ飾りを処分してもらいましょう。
持ち込みOKですので、「古札入れ」や「古御札納所」に納めておきましょう。
場所によって様々ですが、溜まった時や定められた時期がきたらお焚き上げをしてくれます。
お正月を過ぎてしまっても、しめ飾りの処分を1年中受け付けてくれる神社はありますので安心してください。
自宅のある地域でできない場合には、他の地域に持って行くことも可能です。
また、しめ飾りのお焚き上げを依頼する際には、前もって連絡しておくといいでしょう。
「古札入れ」や「古御札納所」に納める以外の手順がある場合もありますので、正しい処分方法を教えてもらうことができます。
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お焚き上げに掛かる費用は?
神社で行うお焚き上げでしめ飾りを処分してもらう際も、基本的には費用はかかりません。
しかし、感謝の気持ちを込めて参拝する時のお賽銭を弾むようにしましょう。
金額に決まりはありませんが、1000円程度が相場となっています。
しめ飾りの他にも1年間お世話になったお守りやお札、だるまなどを処分してもらう場合には購入時の費用と同程度がいいでしょう。
また、神社によっては郵送でお焚き上げしてくれるところもあるそうですので、調べてみてくださいね。
封筒などに丁寧に入れ、表書きは「お焚き上げ希望」と目立つように記載しておきましょう。
一般郵便の中にお金を同封することは、郵便法17条により禁止されています。
お焚き上げの費用を送ることはできませんので、時間のある時に感謝の気持ちを込めてお賽銭に行きましょう。
しめ飾りなどの大きいものですと、郵送代が高くなってしまいます。
なるべくなら神社に直接行き、「古札入れ」や「古御札納所」に納められるといいですね。
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しめ飾りの処分は自宅でもできる?
仕事が忙しくてどんど焼きにも行けず、家の近くにしめ飾りを納めることのできる神社がない場合もありますよね。
どうしても都合がつかない際には、自宅で処分しましょう。
一般的には可燃ゴミとして出すことが可能ですが、縁起物ですのでそのまま袋に入れてしまうのはよくありません。
きちんとした作法を確認し、年神様に感謝をしてから処分したいですね。
しめ飾りを外したら自宅で丁寧に保管しておき、塩や清酒でお清めして手を合わせましょう。
その後は半紙などで包み、他の可燃ゴミとは分けて袋に入れます。
他のお正月飾りもあれば、合わせて処分することも可能です。
地域によって分別の方法が定められていると思いますので、くれぐれもルールは守って処分するようにしましょう。
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しめ飾りの処分は神社のどんど焼きで!のまとめ
お正月の縁起物として多くの家庭で飾られるしめ飾りは、感謝を込めて丁寧に処分しなければいけません。
神社や地域で行われているどんど焼きに持って行き、焼いてもらいましょう。
当日の都合がつかない場合には、後日しめ飾りをお焚き上げしてもらうことも可能です。
その際はお賽銭を弾むなどして、神社への礼儀も忘れないようにしてくださいね。
自宅で可燃ゴミとして出すことも可能ですが、縁起物であることを忘れずにしっかりとお清めしてから処分しましょう。
1年間いい年を過ごせるよう、年始の行事では特にマナーに気をつけたいですね。
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