そうめんの賞味期限(未開封と開封後)期限切れは1年~2年はOK?
蒸し暑い日本の夏に需要が高まる「そうめん」。
夏バテ気味の時もツルツルと食べられますので、お昼や夕飯の時にも重宝しますよね。
ところで、そうめんの賞味期限はどのくらいかご存知でしょうか?
保存状態にもよりますが、未開封と開封後で異なってきますね。
賞味期限切れのそうめんでも1~2年程度は食べられるという人もいますし、各メーカーの商品によっても変わってくるようです。
乾麺とはいえ「どのくらい長持ちするか?」は、ぜひ知っておきたいところです。
そこで今回は、そうめんの賞味期限を中心に、賞味期限切れ後もどれくらいなら食べられるかというテーマでご紹介します!
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そうめんの賞味期限!未開封と開封後は?
まず、そうめんの賞味期限いついて、未開封と開封後に違いがあるのかを調べてみました。
乾麺の場合だと、総合的に長持ちしやすいイメージがありますよね。
ただ、未開封の場合だと、各メーカーから販売されている商品やブランドによっても賞味期限は変わってくるようです。
なるべく期間内に食べ切るのがベストですが、そうめんはどうしても残ってしまいがちですね。
そうめんの賞味期限!未開封でどのくらい?
基本的に、賞味期限とは未開封の状態で正しく保存した場合、「美味しく食べられる期限」のことをいいます。
未開封ですから、販売されている状態で袋や箱などに表記されているはずです。
メーカーにより変わってきますので、それぞれの販売サイトに表記されている賞味期限をそのまま下記にご紹介します。
- 五色そうめん:約1年半
- 半田そうめん:製造日から約2年
- 三輪そうめん:製造から3年6ヶ月
- いなにわそうめん:製造日より2年
- 神埼そうめん:24ヶ月
- 揖保乃糸:3年6ヶ月
各メーカーで違いがあるのは、そうめんに使われている原材料と製造方法に違いがあるからです。
例えば、半田そうめんの説明では、『2年を過ぎますと、原材料に食用植物油を使っていますのでどうしても麺が硬くなってきます。』となっています。
また、上記の6つのそうめんは乾麺です。
商品によっては、生麺、半生麺というのがあります。
そうなると水分量が異なりますので、未開封であっても賞味期限は短くなります。
ですから、一般的なイメージで判断せず、商品によってどのくらい長持ちするのかを見ておく必要があります。
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そうめんの賞味期限!開封後はどのくらい?
開封後のそうめんの賞味期限については、公式に表示されているものはありません。
先ほどもお伝えしたように、「賞味期限は未開封の状態で正しく保存した場合、美味しく食べられる期限」を意味するからです。
乾麺と言えど、開封後は若干劣化しやすくなるため、商品に表記されている期間より短くなると考えたほうがよさそうです。
ここで、乾麺の保存方法をまとめておきますね。
乾麺タイプのそうめんの保存方法で注意するべきこと
未開封での保存の場合も、そうめんは冷暗所に保存するのがベスト!
注意書きには、「そうめんは湿気を嫌う」という説明があります。
ですから、直射日光の当たらない風通しの良い場所での保存が望ましいのです。
もう1つの注意としては、そうめんはニオイを吸収しやすいのです。
「石鹸や化粧品、灯油などと一緒にしないようにして下さい」と案内されています。
開封後のそうめんについては、タッパーやチャック付きのビニール袋に入れて密閉保存することが推奨されています。
高温多湿を避けるのは、未開封でも開封後でも変わりありません。
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賞味期限切れのそうめんは1年~2年は食べられる?
お中元などで頂いたそうめんは、未開封のまま残ってしまいがちですね。
「知らない内に賞味期限切れになっていた!」ということも珍しくありません。
乾麺の場合、1年~2年経過しても食べられるという人も多いです。
ただし、特に開封後は注意する必要があります。
未開封なら1年~2年は食べられる?
販売元やメーカー側の立場としては、「未開封なら食べられる」と言い切ることはできません。
賞味期限切れのそうめんは1年~2年は問題なく食べられたという人も多いですが、保存状況によっても変わってくるからです。
メーカー側は消費者の安全性にも気を配る必要があるため、安易に回答することはできないのです。
未開封といっても賞味期限切れ後1年~2年も経過しているそうめんは、個人の判断で食べられるか、食べられないかを見極める必要があります。
ユーチューバーの動画に「8年前に賞味期限の切れたそうめんを食べた」というものがありました。
お腹を壊したかどうかはわかりませんが、「食感はゴムみたいだ」という感じのコメントをしています。
これは8年前という極端な例なので、日常生活での参考にはなりませんね。
ネット上のリサーチでは、賞味期限切れのそうめんは「どの段階で味が変わるか?」というのはわかりませんでした。
開封後も1年~2年は食べられる?
開封後のそうめんについても、未開封の賞味期限切れのものと同じ見解です。
食べられるか、食べられないかは消費者が判断しなければなりません。
保存状態に問題がなければ、1年~2年程度は食べられるという人も多いです。
袋などを開けっ放しにしておくと、どんどん劣化してしまうため開封後の保存方法は特に重要です。
1年~2年だけでなく、3年以上も賞味期限が切れているそうめんを食べても、味や食感は変わらなかったというケースもあります。
ただ、食べない方がいい目安だけは知っておきたいですね。
賞味期限切れのそうめんで食べない方がいい目安は?
賞味期限切れのそうめんでも、まったく食べられないわけではありません。
ただ、販売元やメーカー側では、食べない方がいい目安についても注意喚起も促しています。
例えば・・・
- カビが生えている。
- 虫が湧いている。
- 何らかのニオイが移っている。
- 見た目が少し黒っぽく変色している。
- 開封後で湿気っている。
などが挙げられています。
賞味期限切れしているということは、そうめんを購入してから2年~3年以上は経過していることになります。
無理して食べてお腹を壊さないよう注意が必要です。
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茹でたそうめんの賞味期限はどのくらい?
では、すでに茹でたそうめんの賞味期限はどのくらいなのか気になりますよね?
基本的に麺類は茹でてしまうと調理していることになるため、賞味期限というより消費期限に変化します。
いわゆる「安心安全に食べられる期間の目安」です。
ただし、茹でたそうめんの場合は伸びてしまう一方なので、食べ切ってしまうか捨てるかという選択になります。
それは勿体ないと思われる方は、上手な保存法を考える必要があります。
茹でたそうめんの保存法は?冷凍できる?
前述した通り、一度茹でたそうめんは伸びてしまいます。
また、空気に触れることにより劣化の速度も上がります。
それでも「何かよい保存法はないの?」と言われる方は下記を参考にして下さいね。
冷蔵でも冷凍でもラップやジップロックなどを使って密閉しておけば、保存できないことはありません。
- 冷蔵保存:1~2日
- 冷凍保存:2~3週間
冷蔵保存の場合、温かい「にゅうめん」などに利用できますね。
ただし、伸びてしまっていることは仕方がないことです。
また、冷凍したそうめんは、実は上手な解凍方法がありません。
ネット上の口コミを見てみても・・・
- 自然解凍でも熱湯での解凍でも麺がほどけない
- 団子状態になる。
- ちりぢりになる。
- ほどけてもパサパサになっている。
という声が多いです。
したがって、「にゅうめん」などに利用することも難しいようです。
いっそのこと丸めてしまってお菓子作りに利用するなど、何か特別な調理方法を知っている方のみ冷凍保存できると考えておきましょう!
基本的には、茹でたそうめんは食べ切ってしまうか、冷蔵庫で1~2日程度保存できるというのが限界ですね。
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まとめ
- 未開封での賞味期限は、比較的長い「揖保乃糸」や「三輪そうめん」で3年6ヶ月
- 開封後の賞味期限は、商品の表記よりも短くなる
- 賞味期限切れのそうめんは1~2年後も食べられることもある
- 8年も経過したものはゴムのような食感で美味しくない
- 食べない方がいい目安は、変色、カビ、虫などの発生を確認した時
- 茹でたそうめんは冷蔵保存で1~2日以内に食べた方がよい
- 冷凍保存した場合、特別な調理法でしか食べられない
乾麺にされているそうめんは、賞味期限切れでも1年~2年程度は美味しく食べられることも多いです。
ただし、それ以上経過している場合は、無理して食べる必要はないでしょう。
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