かかとのガサガサと水虫の見分け方!症状の違いとそれぞれの治し方!
足のかかとにできてしまうガサガサって、女性にとってはとても気になりますよね。
その正体は、硬くなった角質かもしれませんし、もしかしたら白癬菌による水虫かもしれません。
症状にも大きな違いがありませんので、素人では見分けが付きにくいのが難点です。
いずれにしても露出が多くなる季節になると目立ちやすいため、早めに治した方がよいでしょう。
ビーチサンダルのヒールの部分がガサガサだと、恥ずかしい思いをすることにもなりかねません。
また、ひび割れが起こって、強い痛みを感じるのも困りますね。
そこで、今回はかかとのガサガサと水虫の見分け方や、症状の違い、それぞれの治し方について詳しくご紹介します!
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かかとのガサガサと水虫の見分け方
かかとのガサガサをただの乾燥だと思っていたら、実は水虫だったということもありますね。
水虫は「白癬菌(はくせんきん)」というカビが原因で発症する皮膚の病気です。
高温多湿で風通しの悪い場所を好むので、水虫といえば足の指の間を想像する人も多いですね。
しかし、水虫の発生は足の指の間だけにとどまらず、土踏まずや足の外側にもできます。
さらに、足のかかとにできると、ガサガサして乾燥によるものと見分けが付かないことも珍しくありません。
まずは、この2つの見分け方について知っておきましょう。
見た目でわかる?
かかとにできる水虫は、よくある水っぽいものではなく硬いひび割れ状態になります。
ただし、乾燥などで角質が硬くなっている時も、ひび割れしてきますよね。
つまり、見分け方は非常に難しいですが、水虫の場合は白い粉が飛散しているように見えます。
ガサガサの見た目だけではわかりにくく、あまり大きな違いはなさそうです。
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症状の違いでわかる?
見た目ではあまり違いはわかりませんが、症状の違いではどうでしょうか…。
実は、かかとにできた水虫はそれほど痒みがないので、わかりにくい特徴があります。
古くなった角質がガサガサしている時は、角質を除去してからしっかり保湿してあげることで改善していきます。
しかし、水虫の場合は白癬菌が原因なので、いくら保湿をしても症状が改善されることはありません。
むしろ白癬菌は湿気を好むため、悪化することが考えられます。
足の保湿用クリームや保湿用靴下を使用しても、ガサガサが一向に治らない時はかかと水虫の可能性があります。
皮膚科で検査しないとわからないことも!
ガサガサしている部分を削って保湿してみても、結局どちらか分からない…ということも多いと思います。
一番確実な判断方法は、皮膚科で検査をしてもらう事です。
かかとの皮膚を顕微鏡で検査して、白癬菌がいると水虫ということになります。
古い角質が硬くなっているだけだと、他の細菌はいても白癬菌は存在しません。
ずっと保湿を続けても状態が変わらない時は、皮膚科へ行って検査を受けましょう。
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かかとのガサガサが水虫ではなかったら?
かかとのガサガサの正体が古い角質だった時は、当然水虫の薬を使用しても効果がありません。
症状に合っていない薬を使用すると、肌荒れを起こしてしまう危険性があるので注意して下さいね。
顔や手に比べると、かかとの角質層は10倍ぐらいの分厚さがあります。
毎日重心が掛かっているかかとは、外部刺激を一番受ける部分で硬くなりやすくなります。
年齢が若いと新陳代謝も活発で肌のターンオーバーも早いですが、加齢による乾燥が原因でターンオーバーも乱れてくるのでかかとがガサガサしてきます。
それでは、水虫ではなかった時の治し方を見ていきましょう。
治し方はどうする?
硬い角質となっているかかとのガサガサの治し方には、下記のようないくつかの方法があります。
- 保湿クリームで治す
- ピーリングをして肌のターンオーバーを促進してあげる
- 角質そのものを削ってしまう
自分の肌に合った方法で、つるんとした綺麗なかかとにして下さいね。
オススメの市販薬や商品は?
ガサガサしてしまったかかとを綺麗に治すには、保湿効果の高いオイルやクリームなどの市販薬がオススメです。
また、最近ではピーリングや高速回転機具で角質を削る商品も人気です。
・「かかと専用薬用こってり馬油レディ」:看護師ゆかこさんが開発した特選馬油!
特選オイルにシアバター、スクアラン、オリーブオイル、アボカドオイルなど10種類の美容オイルを配合した人気商品。
かかとに塗り込んでいくだけで馬油が肌に浸透して、硬くなってガサガサした角質を柔らかくしてくれます。
・「ましゅまろ素足・スムースフット5点セット」:PICOMONTE
薬液を染み込ませることで、かかとを含めた足裏全体の角質を取ることができます。
痛くないピーリングで、つるつるぷにぷにのましゅまろ素足を実現します。
約1週間程度、皮膚がポロポロ取れてくるので、外出予定に合わせて使用してみて下さいね。
・「ドクターショール・ベルベットスムーズ電動角質リムーバー」:レキッドベンキーザー・ジャパン株式
電動リムーバーで角質を削ることができるので、簡単に手早く角質を除去することができます。
高速回転で滑らかでツルンとした仕上がりが魅力です。
あっという間にかかとのガサガサにサヨナラできます。
角質を除去した後はいつも以上に乾燥しています。
乾燥は肌のターンオーバーを乱すので、また硬い角質ができてしまいます。
角質除去後はガサガサかかとが復活しないよう、ワセリンやクリーム等でしっかりと保湿してあげましょう。
もし水虫だとわかった時の治し方は?
いくら角質ケアをしても、かかとのガサガサした状態が全く変わらない…。
また、皮膚科で検査をしたら、水虫だと判明することもあるでしょう。
水虫の治し方は簡単ですが、持続するのが難しいので完治するまで続けることが大切です。
皮膚科に通院するのがベスト?
かかとの水虫は、指や爪にできる水虫と違ってあまりかゆみがありません。
かゆくないから…と見逃しがちになってしまうので、何をやってもかかとがガサガサの状態であれば、皮膚科でしっかり診てもらうことが重要です。
かかとの水虫は「角質増殖型」といい、慢性型になりやすいのが厄介です。
まれに爪水虫も併発することもあるので、皮膚科に通院するのがベストの治療法といえます。
皮膚科での治療法としては、塗り薬よりも効果の高い飲み薬を処方されることも多いです。
現在服用している薬がある時は、お薬手帳を必ず持参して下さいね。
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市販薬でオススメなのは?
皮膚科に行く時間がなかなか取れない人は、下記の市販薬などを使用してみましょう。
・「メンソレータム エクシブ Wディープクリーム」:ロート製薬
第二類医薬品のかかと水虫専用の治療薬です。
角質層の奥の白癬菌を退治し、尿素による足裏を柔らかくする効果もあるため、かかとのガサガサが気になる人にもオススメです。
塗りやすい固さなので、靴下やストッキングを履く前に塗っても違和感がありません。
・「メンターム ディープナー 10クリーム」:万協製薬株式会社・近江兄弟社
こちらも尿素10%を加えた第二類医薬品のクリームタイプで、1日1回の塗布でOKです。
もともとかかとの角質層は他の部位より硬く、薬効成分が浸透しにくいのが厄介な点です。
ただし、浸透性を高める尿素やサリチル酸を配合しており、深い角質層に浸透して水虫を撃退します。
治療期間はどのくらい?
もしかかとのガサガサの原因が水虫だったとしたら、気になるのは完治するまでの治療期間ですね。
特に女性の場合、「素足でサンダルを履けるまでには完治したい」というのが本音だと思います。
水虫は一度治ったように見えても、白癬菌が潜伏している間はすぐに再発します。
このため、症状が軽くなったからといって、途中で治療をやめてしまう人が多いですね。
かかとの水虫の治療期間は、約4~6ヶ月を必要とします。
毎日薬を塗布することを考えると「長い」と思われがちですが、根気強く治療するしかありません。
ただし、薬を塗っているうちにガサガサした状態は治っていきますので、見た目ではわからないレベルになるのも早いです。
かかとのガサガサは、単なる角質が荒れた状態と水虫が潜伏している状態でわかりにくくなっています。
毎日保湿クリームなどを塗っているのに改善されない場合は、皮膚科で検査してもらうことをオススメします。
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